家相を取り入れようとしたときにぶつかる壁といえば、玄関の位置をどこにするか?ではないでしょうか。
鬼門はやっぱり避けるべき?道路が北側にあるんだけどどうしよう?
悩めば悩むほど迷宮入りしまいますよね…。
家相において、玄関はすべてのエネルギーの入り口となる最重要ポイントです。
良い方位に玄関をもうけるだけで運気がアップするなら、取り入れて損はないと思います!
- 運気の良い家にして幸せになりたい!
- できあがった間取り図に納得がいかない
- 家族の運気を下げたくない
この記事では、玄関の方位ごとの吉凶と注意点をお伝えします。
幸せがおとずれる家づくりの参考にしていただければと思います!
良い家相は玄関から
家相において玄関は、良い運気も悪い運気もすべてが入ってくる重要な場所です。
玄関さえある程度のレベルになっていれば、悪い気が入りにくくなり、家全体の運気が下がるのを防ぐことができます。
一般に、住宅の間取り図を作成するときは玄関の位置から決めていきます。
あとから玄関を変更するとなると、他の間取りもすべて変わってしまいます。
家相を取り入れるのであれば、候補にしたい玄関の方位、絶対に避けたい玄関の方位をはっきりさせておくことが大切です。
【家相】玄関の方位ごとの吉凶
では、家相において玄関はどの方位にもうけるのがいいのでしょうか?
ざっくり言うと、
- 鬼門(北東)
- 裏鬼門(南西)
- 西
この3方位を避ければ吉となります。
それぞれの方位ごとにくわしく説明します。
北の玄関【吉】
北は「落ち着き」の方角です。
北に玄関があると、家族関係や夫婦の仲が安定するといわれています。
マンションでも北玄関はよくありますよね!
ただし、一日を通して日が当たらない方位なので、断熱性の高い玄関ドアを選び、明るめの照明を取り入れてください。
ちなみに、北側に道路がある場合「北の玄関はイヤだから」と、無理に南に玄関をもってこようとする方がいらっしゃいます。
ですが、敷地が南北に長い場合はおすすめしません。
南を玄関にすると、日当たりの良い南リビングの面積が狭くなってしまいますよね。
日照的にいうと、これはもったいないです。
そもそも北側が道路であれば、反対側の南は静かで落ち着いたリビングになるので、とても良い間取りといえます。
分かりにくい位置に玄関があったり、となりの家に隣接した玄関は、かえって生活しにくい家になってしまうかもしれません。
北東の玄関【鬼門/大凶】
北東の玄関は、鬼門となり大凶方位です。
「変化」の激しい方角なので、ここに玄関があると悪い運気をどんどん招いてしまいます。
鬼門に玄関がくる場合は、いつもピカピカの状態にし、凶の力を弱めておくことが大切です。
ヒイラギなどトゲのある観葉植物や、盛り塩を置くのもおすすめですよ!
また、鬼門の範囲の1/3以内に玄関がおさまるようにすると、凶の作用が弱まります。
東の玄関【吉】
東は「発展」の方角です。
東に玄関があると、人間関係が豊かになります。
また主人・長男が仕事で成功しやすく、にぎやかな家庭を築けるなど、家相ではとても良い方位ですね!
陽の力が強い方角なので、ブルー系のインテリアと相性が良いですよ♪
南東の玄関【巽(たつみ)/大吉】
南東の玄関は、8方位中もっとも大吉相です!
南東は「信用」の方角といわれており、社会的信用を得やすくなります。
活力が湧き元気に働けるので、商売をしている方、子育て世帯にもおすすめの方位です!
南の玄関【吉】
南は「社交的」な方角です。
南に玄関があると、社会的成功やプライベートの充実などを得られます。
日当たりがよく殺菌効果もあるので、家族の健康にも配慮できるとても良い方位ですね!
南西の玄関【裏鬼門/大凶】
南西の玄関は、裏鬼門なので大凶方位です。
「忍耐」の方角といわれており、努力が報われず心も体も疲れてしまうかもしれません。
また女性の健康に影響を与える方位なので、常にきれいを保つことも大切です。
ここに玄関がくる場合は、裏鬼門の範囲の1/3以下に玄関がおさまるようにすると、凶の力が弱まります。
西の玄関【凶】
西は「お金」の方角とされ、凶方位です。
西に玄関があると、体裁や見栄にばかりこだわり堅実な生活が送れなくなります。
さらに、散らかっていたり汚いままにしておくのもよくありません。
きれいにし、高級感のあるインテリアを取り入れることで金運ダウンが防げます。
西の玄関には、張りをもうけると運気がアップしますよ!
北西の玄関【吉】
北西は「主人」の方角です。
北西に玄関があると、ご主人の仕事運が上がります。
力強いパワーを持った方位ですので、自営業をされている方も北西の玄関は大吉です!
金色のアイテムを玄関に飾ることで、さらに運気がアップしますよ♪
【家相】こんな玄関は避けるべし!
家相というと間取りにとらわれがちですが、住む人や家の形によっても運気が変わります。
玄関で気をつけたいポイントは3つです。
- 家族の生まれ年を避ける
- 正中線・四隅線を避ける
- 欠けをつくらない
これらに注意することで、家相の精度がさらに高まります。
それぞれくわしく説明します。
家族の生まれ年方位にある玄関
生まれ年の方位(十二支)は、その人にとっての鬼門となります。
そのため、その方位に玄関、トイレやキッチンなどの水回りはもうけないほうがいいとされています。
※家相では、1/1(正月)~2/3(節分)生まれの方は前年の干支となるのでご注意ください。
たとえば、良い玄関の方位といわれている南東。
辰(たつ)年・巳(へび)年生まれの人にとっては、南東に玄関があると個人的な凶相となってしまいます。
家族が多いときは、家族の中心となる主人・主婦の十二支を優先させてください。
正中線・四隅線にかかっている玄関
玄関が、正中線や四隅線上にある場合も凶となります。
正中線・四隅線には強力なエネルギーが流れているので、このラインに玄関ドアがかかると凶相となります。
その場合は、玄関の位置を少しずらすことで回避してください。
欠けのある玄関
家相では、建物の一部がへこんでいることを「欠け」といいます。
玄関に欠けがあると凶相となります。
そこで次の3点を意識してください。
1.たたきを広くしすぎない
玄関のたたき(くつを脱ぎ履きする部分)は、タイルやコンクリートでできています。
冷気がこもりやすく、厳密にいうと床ではないので、もともと欠けの要素をもっていることになります。
玄関に張りをもうけられるのが一番いいのですが、ポーチと屋根がさらに張り出すことになり、狭小地ではなかなか難しいかもしれません。
その場合は、たたきを小さく・ホールを広くするのがおすすめです。
床ではない面積を極力小さくすることで、凶の作用が弱まります。
2.ゲタ箱は床の上に設置
玄関のゲタ箱は、室内床の上に設置してください。
最近は、たたき部分に天井から扉を取りつけて、ベビーカーなどを直接しまえるシューズクローゼットもあります。
しかし、たたきが広くなるとそのぶん凶の作用が強くなってしまうので、家相を重視するのであれば避けたほうがいいでしょう。
3.アルコーブ玄関はNG
一階にくぼみをつくったアルコーブの玄関はガッツリ「欠け」となります。
敷地のスペースの有効活用でよく使われるのですが、家相では凶となるので避けてください。
また建物の一部が欠けていると、重心がずれてバランスが悪くなり耐震性も低くなります。
【家相】こんな玄関が吉を呼ぶ!
玄関の位置が決まって余裕があれば、以下も取り入れてみてください。
- 張りをつくる
- 門扉・アプローチをもうける
- 玄関の正面を壁にする
これらを意識すると、最高の運気になります!
玄関に張りをつくる
玄関に「張り」があると吉相となります。
もっとも重視したい方位に張りをもうけることで、さらに良い家相になりますよ!
【方位別】
- 北の張り:健康運、家族運
- 東の張り:仕事運、対人
- 南東の張り:信用、良縁
- 南の張り:社交的、才能
- 西の張り:金運
- 北西の張り:商売、権力
ただし、以下の場合は凶となるのでご注意ください。
- 鬼門の張り
- 裏鬼門の張り
- 3つ以上の張り
門扉・アプローチをもうける
最近は門扉のない家も多いのですが、家相を意識するならぜひとも門扉をもうけてください。
運気のエネルギーはS字を描くように流れているので、門扉から玄関ドアまでは一直線にせずゆるやかなカーブにするのがポイントです。
アプローチを充実させると、家の格も上がりますよ!
玄関の正面を壁にする
玄関から入った気は、良い状態のまま家中にいきわたらせることが大切です。
【NGの玄関】
- 玄関を入ってすぐトイレ
- 玄関を入ってすぐ階段
- 玄関の正面に窓
玄関の正面を壁にすることで、家に入ってきた良いエネルギーが家中にいきわたり、運気の良い家になります♪
まとめ
いかがでしたか?
家相を取り入れるとき、悪い方位は避けるに越したことはありません。
ただ、道路の位置などによって最適な玄関の方位が変わってくるので、ガチガチに固めてしまうとどこにも玄関をつくれなくなってしまいます。
ドラえもんの「どこでもドア」があったらなぁ…と思ってしまいますよね笑
ですので家相は、以下の優先順位をつけて取り入れることをおすすめします!
- 鬼門を避ける
- 家族の十二支方位、正中線・四隅線、欠けを避ける
- 吉の方位に張りをもうける
暮らしやすさを考えて、バランス良く取り入れられるのが一番いいですね!
また「悪いことが起こる…」と考えると、本当に悪い運を呼び寄せてしまうので、プラスに考えることも大切です♪
この記事を参考に、運気の良い家で幸せに暮らせることを願っています!!
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