1. TOP
  2. 新築
  3. 中庭のある家の間取りやメリット・デメリット、おすすめアイデア5選を紹介 

中庭のある家の間取りやメリット・デメリット、おすすめアイデア5選を紹介 

新築
 

おうち時間が増えたことで、プライバシーと開放感の両方をあわせ持つ「中庭のある家」が注目されています 。

「我が家も中庭を取り入れたい」「何をどうすればいいのかわからない」そんなご家庭が多いのではないでしょうか。

プライベートで中庭を見かける機会がなく、疑問ばかりが浮上するのが実情です。

そこでこの記事では、中庭のある家でのびのび暮らしたい!という人のために、中庭のメリットデメリット、後悔しやすいポイントを解説します。

良い点ばかり目を向けるのではなく、デメリットも把握した上で検討しましょう!

中庭のある家の間取りとは?

そもそも中庭とは、建物や塀に囲まれた屋根のない空間のことを指します。

最近では、『パティオ』や『コートハウス』と呼ばれることもあり、耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。

そんな中庭のある家は、大きく3つの間取りに分けられます。

敷地の広さや、中庭でどう過ごしたいかによって最適な間取りを選ぶようにしましょう。

   

コの字型

コの字型は、建物の中央が凹んでいる間取りです。

室内の3方向から中庭に出入りができ、比較的プライバシーを確保しやすい間取りといえます。

中庭をはさんで部屋を左右に振り分けることで、家族間のプライベートも守りやすくなるのが利点です。

 

ロの字型

ロの字型は、建物の中心に中庭のある間取りです。

外からは見えない完全プライベート空間にできるのが最大のメリット。

ただし、建物の形が複雑になるぶん建築費用は上がってしまいます。

ある程度広い土地を確保できる場合におすすめの間取りと覚えておきましょう。

 

Lの字型

Lの字型は、建物がアルファベットのL字になっている間取りです。

周辺環境の影響を受けやすくはなりますが、敷地を効率よく活かして中庭をつくることができます。

L字タイプは、狭小住宅にもおすすめの間取りです。    

 

 

中庭のある家のメリット

中庭のある家は、住宅が密集しているエリアでも、開放的でのびのびした暮らしが楽しめます。

中庭のある家の具体的なメリットをみていきましょう。

 

採光・風通しの良さ

中庭のある家の魅力は、なんといってもたっぷりの採光と風通しの良さです。

一般的に日差しが届きにくい北側の部屋でも、中庭を設けることで、明るい開放感のあるスペースになります。

また、中庭に面したすべての窓を開け放てば、風が通り抜ける気持ちの良い住まいにすることが可能です。

 

外からの目が届かない

壁や塀で囲まれている中庭は、外からの視線が入りません。

そのため、家族のプライバシーをしっかりと守ることができます。

お子さまがプール遊びをしたり、トランポリンで運動不足を解消したりと、他人の目を気にすることなく豊かな時間を過ごせるでしょう。

リビングにカーテンがいらない暮らしは、とても開放的で居心地が良いものですよ。

 

防犯面に優れている

中庭のある家は、防犯面においても優れています。

中庭側に大きなテラス窓をレイアウトできるため、道路側には人が侵入しにくい小窓のみを設置したり、窓をなくしたりすることも可能です。

夏の寝苦しい夜は、窓を開けたまま安心して眠れるのもうれしいメリットですね!

また、洗濯物を中庭に干せば家族構成や生活パターンが分かりにくくなり、空き巣侵入の抑止力にもなるでしょう。

 

家の中でも自然を感じられる

中庭のある家は、自然を感じながら暮らすことができます。

四季折々の花を楽しむ庭づくりをしたり、夜はパジャマで星を眺めたりと、ゆったりした癒しの時間を過ごせるでしょう。

都市部でも、家の中にいながら自然を満喫できるのは中庭の大きなメリットといえます。

 

家族がいい距離感で過ごせる

中庭のある家は、間取りに外部空間を挟むため、家族とのあいだに適度な距離感が生まれます。

生活リズムの異なる二世帯住宅や、テレワークで集中したい時間帯があるというご家庭にもピッタリ。

ちょうどいい距離感を保つことで、お互いに穏やかな時間を過ごせるでしょう。

 

 

中庭のある家で後悔したエピソード

中庭のある家をつくったけど後悔している…という人は少なくありません。

そこで、中庭にまつわる後悔エピソードを紹介します。

中庭づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

           

土地が狭く理想の中庭が実現できなかった

「せっかく土地を買ったけど、敷地が狭く思いどおりの中庭がつくれなかった…」という後悔はかなり多いです。

人気のエリアは地価が高いため、広い土地を手に入れることが難しいケースもあります。

建ぺい率や容積率など、あらかじめクリアしておかなければならない問題もあるでしょう。

必要な居住スペースを確保したうえで理想の広さの中庭をつくれるかどうか、住宅会社や建築士とよく相談しておくことが大切です。

もし、庭を眺めることが目的なのであれば、高級旅館のように小さな坪庭をつくっても素敵ですね!

 

虫・湿気に悩まされる

中庭は屋根のない外部空間のため、自然と共存することが前提です。

とくにロの字型住宅は、雨の日に水たまりができると、湿気がこもりやすくなります。

水たまりがいつまでも蒸発しないと、蚊が発生しやすくなるので「虫が寄ってくるから中庭に出たくない…」と後悔することになってしまうでしょう。

中庭をつくるときは、排水設備をしっかり整備し、湿気対策をしておく必要があります。

虫が寄ってきにくいハーブ系の植物を育てるのもおすすめですよ。

 

手入れに時間がかかってしまう

「子育てや仕事が忙しくて、中庭のお手入れが大変…」というのも中庭の後悔あるあるです。

中庭でガーデニングをする場合、植栽だけでなく雑草もぐんぐん生えてきます。

生命力の強い雑草はこまめに抜かないと伸び放題になってしまうため、庭のお手入れに時間がかかるもの。

お手入れに時間をかけないためには、『手入れが簡単なシンボルツリーを1本だけ植える』『床仕上げを人工芝・タイル・ウッドデッキ・コンクリートにする』などの工夫をし、なるべく手間のかからない中庭を目指すとよいでしょう。

 

 

中庭のある家のデメリット

中庭のある家にはデメリットや注意点もあり、納得したうえで上手に取り入れることが大切です。

どのようなデメリットがあるのかみていきましょう。

 

建築・リフォーム費用が高くなる

中庭のある家は、凹凸のない一般的な家に比べて建築コストがかかります。

  • 建物の形が複雑
  • 外壁、窓が多い
  • 給排水設備、外構、照明が必要
  • 施工の手間がかかる

上記の理由で、全体の建築費用が上がってしまうのは覚悟しておきましょう。

建築会社によって費用は大きく変わるため、同じプランで複数の会社に見積りを出してもらい、建築費を比較してみることをおすすめします。

 

居住スペースが狭くなる

中庭があると、室内の居住スペースがどうしても狭くなってしまいます。

コの字型の中庭の場合、向かいの部屋へ行くためにぐるりと回り込まなければならず、生活動線が不便になることも…。

中庭のせいで狭く不便な家になってしまうことがないように、必要な広さと部屋数をあらかじめ想定しておきましょう。

 

窓が多く断熱性能が落ちやすい

中庭があると窓や外壁が増えるため、家全体の断熱性能が低くなってしまいます。

一般的に室内の熱は、窓やドアなどの開口部から約5割、外壁から約3割が逃げていきます。

冬寒く、夏暑い家になってしまうのは避けたいですよね。

一年を通して快適に過ごすためには、

  • 窓ガラスを二重、三重にする
  • 樹脂サッシにする
  • 断熱材を厚くする

など、断熱対策が必須になるでしょう。

 

 

注文住宅におすすめの中庭のある家アイデア5選

注文住宅で中庭をつくるときは、間取りやデザインが自由なだけに、どうしたらいいか悩んでしまうものです。

そこで、注文住宅におすすめの中庭アイデアを5つ紹介します。

中庭での過ごし方をイメージしながら参考にしてみてください!

  

白いタイルを敷き詰める

白いタイルを敷き詰めた中庭のある明るい家(出典:高砂建設 建築実例)

【中庭×白タイル】は相性抜群です。

白いタイルが光を反射して、室内をより明るく照らしてくれます。

洗練されたおしゃれな雰囲気の中庭にしたい人におすすめです。

 

二階建てテラスで開放的にする

中庭から、二階のテラスへ上がれる階段をつくるプランもおすすめです。

二階建てのタテの空間を活かすことで、より開放的な中庭になるでしょう。

二階テラスからも室内に出入りできるようにすれば、さらに使い勝手が良くなりますよ。

広さを活かしたラグジュアリーな中庭をつくりたい人におすすめです。

 

お手入れ楽チンなコンクリート

駐車場とつながっているコンクリート仕上げの中庭(出典:crie style 建築実例)

中庭のお手入れを楽にしたい!という人は、コンクリート仕上げがおすすめです。

  • 水はけが良い
  • 湿気がたまりにくい
  • 虫がわきにくい
  • フラットな床面で作業がしやすい

など、メリットが多く実用的な中庭になります。

ガレージと中庭をコンクリートでひと続きにつなげれば、男前な【ガレージハウス×中庭のある家】が叶いますよ。

 

ウッドデッキでプラベートガーデン

ガーデンセットのあるウッドデッキの中庭(出典:ソラマド埼玉 建築実例)

中庭の定番といえばウッドデッキ。

木は熱伝導率が低いので、夏の日差しの下でも熱くなりすぎず快適に過ごせるでしょう。

ウッドデッキと部屋の床の高さをそろえたり、フローリングの色を統一したりすると、つながりのある広々とした空間に感じられますよ。

家族が集まるアウトドアリビングでBBQをしたり、犬を遊ばせたり、のんびり読書をしたりなど、くつろぎの【プライベートガーデン】になること間違いなしです。

 

省スペースは玄関ポーチに中庭

玄関から中庭へつながっている広い玄関ポーチ(出典:KLASIC 建築実例)

玄関ポーチ兼中庭は、狭小住宅におすすめの省スペースアイデアです。

玄関ポーチは、一般的に1帖くらいの小さなスペースですが、思いきって中庭とつなげてしまうことで玄関ポーチを広くできる効果があります。

その他にも、

  • 室内の間取りに影響しにくい
  • 中庭が玄関ポーチの絶妙なアクセントになる
  • 玄関から直接中庭に抜けられて便利

など、メリットも多いプランです。

ガーデンテーブルとチェアを置いて”魅せる中庭”にすれば、リゾート感あふれるおしゃれな雰囲気になりますよ!

 

 

まとめ

中庭のある家は建物や塀で囲まれたプライベート空間です。

明るく開放的な家になる反面、家の中に自然を取り入れるという特性上、断熱対策や定期的なメンテナンスが欠かせません。

メリットとデメリットを踏まえたうえで、ご家族にとって居心地の良い素敵な中庭をつくってくださいね!

 

 

\ SNSでシェアしよう! /

おうちの悩み.comの注目記事を受け取ろう

中庭のある家の間取りやメリット・デメリット、おすすめアイデア5選を紹介

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

おうちの悩み.comの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

嵯峨根 拓未

嵯峨根 拓未

所有資格:宅地建物取引士

初めての不動産購入や売却はわからないことだらけだと思います。
宅建士の立場から、不動産に関する正しい知識と情報をお伝えします!



→ライフプラスハウスのHPはコチラ

→ライフプラスハウスのTwitterはコチラ

→おうちの悩み.comのTwitterはコチラ

→代表 嵯峨根のTwitterはコチラ

→代表 嵯峨根のInstagramはコチラ

→代表 嵯峨根のInstagramはコチラ

こちらの記事も一緒に読まれています

  • 建坪とは?建坪を深堀し延床面積・坪単価・建築面積などの知識を広げよう!

  • 『和室』の基礎知識|名称から必要性、おしゃれな和室づくりのポイントとは

  • マイホームを買って大後悔!失敗事例10連発と失敗しないためのポイント

  • ローコストで平屋を建てるメリットは?注文住宅の間取り例やコツを紹介

  • ウォークインクローゼットとは?クローゼットとの違い、間取りや種類など

  • 【2021年最新】消費税の軽減税率制度はいつまで?期間やハテナを解決