1. TOP
  2. 【2017年度版】新築時に受けられる減税制度まとめ(H29年度)

【2017年度版】新築時に受けられる減税制度まとめ(H29年度)

住宅ローン減税という言葉を聞いたことがありますか?

比較的有名な減税制度で、新築をすると、年末時の住宅ローンの残債の1%分が、10年間所得税と住民税から引かれる制度です。

しかし、減税と言われながらも、こちらから確定申告(修正申告)をして払い過ぎた税金を受け取るというシステムになっていて、手続きをしければ受け取ることができません。

年間40万円を控除額の上限とし、10年間で総額最大400万円の返金を受けられます。

400万円あれば、色んな事ができちゃいますよね!

 

これから新築をしようと思っている方はもちろん、もう新築をした方も、完成から10年以内であれば申告をして返金を受けられますので、是非ともこの記事を参考に、今年から返金を受け取ってください。

住宅ローン減税の他にも、いくつかの減税制度をご紹介しますので、条件をクリアしていれば、全て受け取っちゃいましょう。

 

減税以外にも、新築時には補助金制度も充実しています。

受け取らないのは本当にもったいないので、そちらも合わせて受け取ってくださいね。

新築の補助金についてはこちらにまとめました。

【2017年度版】新築時にもらえる補助金制度まとめ(H29年度)

 

新築時に受けられる減税

yusei845_syoudanget_tp_v

新築時に受けられる減税制度は、実は7種類もあります。

新築を建てたら勝手に減税されてくれればいいのですが、残念ながら自分で申告をしなくては受け取ることができません。

制度はあっても、受け取れなければ意味がないですよね。

実際、かなりの方が損をしているのが現状です。

 

7つそれぞれをチェックし、あなたが受け取ることができる減税制度が無いか、確認してみましょう。

もしあれば、忘れずに受け取るようにしてください。

 

住宅ローン減税

減税制度の中で、唯一知られていると言ってもいいのが住宅ローン減税です。

しかしこの制度も、その名前からか、徴収される税金が減ると思っている方が非常に多いのですが、実はそこに大きな落とし穴があります。

実はこの減税制度は、過払いの税金としてお金が返ってくる仕組みになっています。

そのため、年末に確定申告(修正申告)をしなくては受け取ることができません。

 

確定申告をして住宅ローン減税を受け取る方法をこちらにまとめました。

参考にして頂ければと思います。

住宅ローン減税(控除)を受ける方法徹底解説!家を買ったら確定申告

 

 

控除される金額は以下の通りです。

%e7%84%a1%e9%a1%8c

(出典:国土交通省 すまい給付金

 

1.最大控除額(40万円/年)

2.控除率(年末時の住宅ローン残債の1%)

3.所得税+住民税(所得税上限無し、住民税上限13.65万円/年)

1~3のうち、最も低い金額がその年の控除額となります。

 

分かりやすいように、簡単なシミュレーションをしてみます。

 

【設定条件】

年収:675万円(課税所得344万円)

住宅ローン借入:4250万円(金利2%)

 

この条件の場合、控除額は以下のようになります。

%e7%84%a1%e9%a1%8c

(出典:国土交通省 すまい給付金

 

これは長期優良住宅や低炭素住宅以外の住宅をモデルとしています。

赤で囲まれているのが、その年の限度額・残高の1%・所得税+住民税の3つの中で一番低い金額で、その金額が控除の対象になります。

 

このケースの場合、10年間の総額で376万円の控除を受けられます。

ここまで大きな控除で無いにしても、一般的な住宅であれば最低でも100万円は受け取ることができますので、忘れずに申請するようにしましょう。

 

控除を受ける条件は、10年以上の住宅ローンを借入していること、自己居住の50m^2(平方メートル)以上の住宅であることの2点のみです。

新築をする方の、9割以上が対象になる減税制度なので、絶対に覚えておくことをおすすめします。

 

さらに詳しくはこちらをご参照ください。

住宅ローン減税(控除)を受ける方法徹底解説!家を買ったら確定申告

 

投資型減税

先ほどご説明した住宅ローン減税は、その名の通り住宅ローン(10年以上)を借入することが条件になります。

そのため、自己資金のみで住宅を取得される場合、住宅ローン減税の対象になりません。

そこで、耐久性やエネルギー性に優れた住宅を自己資金のみで取得する方を対象とした減税制度があり、これを投資型減税と言います。

 

控除対象になる条件と、控除額は以下の通りとなります。

%e7%84%a1%e9%a1%8c

(出典:国土交通省 住まい給付金

 

控除対象となる住宅は、消費税が8%に引き上げされた現在では、長期優良住宅及び低炭素住宅の認定を受けた住宅です。

 

控除対象となるのは、性能強化に必要な追加費用のうちの10%です。

最大控除対象額は650万円で、その10%の65万円が最大控除額になります。

 

性能強化に必要な追加費用はどの構造でも一律43,800円/m^2(平方メートル)と定められています。

%e7%84%a1%e9%a1%8c

(出典:国土交通省 住まい給付金

 

投資型減税も住宅ローン減税と同じで、所得税から控除されますが、確定申告(修正申告)によって、過払い分の税金として帰ってくるので、忘れずに申告する必要があります。

 

もし、控除額が所得税以上で1年で控除しきれない場合、翌年の所得税から残金が控除されるようになっているので、所得税をあまり支払っていない方も安心してください。

住宅ローンを利用しないで家を建てられる方は、必ず覚えておいてください。

 

さらに詳しく知りたい方は、こちらを参照ください。

国土交通省 住まい給付金

 

登録免許税に関する減税

こちらはこれまでの減税と違って特別な行動は必要なく、自動的に軽減される制度なので、今建てれば特する制度だと覚えてください。

新築をすると、建物や土地の所有権があなたにあることを公的に証明するために、所有権移転登記と所有権保存登記をしなくてはなりません。

さらに、住宅ローンを借りる場合、土地と建物を担保にお金を借りることになりますので、担保にいれますという意思表示をするため、抵当権も設定しなければなりません。

この制度では、所有権の保存・移転登記や、抵当権の設定登記に係る登録免許税を、平成29年3月31日までに取得した住宅については軽減するというものです。

 

軽減された後、それぞれの登記にかけられる税率は以下の通りになります。

%e7%84%a1%e9%a1%8c

(出典:財務省HP

(注1)長期優良住宅・認定低炭素住宅の新築等に係る登録免許税の税率は、平成30年3月31日までの措置として、0.1%(戸建ての長期優良住宅の移転登記については0.2%)に軽減。

(注2)買取再販住宅の取得に係る登録免許税の税率は、平成30年3月31日までの措置として、0.1%に軽減。

 

表の通り、新築の場合は50m^2(平方メートル)以上で、自己居住用の住宅であることが控除の対象になります。

この軽減措置が取られるのは、平成30年3月31日までです。

 

不動産取得税の減税

売買や贈与で不動産を取得する、または新築や増築をすると、その不動産や建物に対し、都道府県から徴収される税金を不動産取得税と言います。

納税通知書を通して、金融機関で支払うのですが、詳しい説明はこの場では省略させて頂きます。

 

不動産取得税について詳しく知りたい方は、こちらを参照ください。

三井不動産リアルティ 不動産取得税

 

金額についてはその都道府県によって違いますが、軽減措置をとらない場合、数十万円になることもあります。

しかし、軽減措置を受けると、ゼロから数万円程度になります。

軽減措置を受けるために、特別な申告などは必要としませんが、対象となる条件があります。

 

控除を受けるための要件は、床面積が50m^2(平方メートル)から240m^2(平方メートル)以下の自己居住用の住宅であること。

土地の控除も、控除対象の住宅が土地の上に乗っていることが条件になりますので、床面積さえクリアしていれば、建物も土地も控除を受けることができます。

 

不動産取得税が控除されるのは、平成30年3月31日までです。

 

固定資産税の減税

固定資産税とは、市町村が個人や法人の持つ固定資産に対して課税する地方税です。

土地や住宅は固定の資産とみなされますので、土地や建物を取得すると固定資産税を払わなければなりません。

一般に、長期優良住宅・免震住宅・バリアフリー住宅などに対して、固定資産税が減免されます。

減免の対象や、その額は市町村によって違いますので、新築などを取得する際は、固定資産税の減免について建築会社に確認するといいでしょう。

 

ちなみに、実は固定資産税は適正に徴収されているかどうか見直すことができます。

毎年徴収される固定資産税に対し、少し高すぎるんじゃないかと思ったら、一度自治体から送られてくる課税明細書を確認してみましょう。

確認する項目は、土地の面積・建物の面積・土地の地目が「宅地」になっているかの3点です。

 

土地の面積や建物の面積が間違っている場合、過大に評価されていることもありますので、正しく申告しなおすことで、固定資産税を引き下げることができます。

 

次に、土地の地目についてですが、「宅地」に対してかけられる税金は優遇されるので、その他の地目よりも固定資産税が安くなります。

建物の敷地となっていれば「宅地」に変更することができますので、土地の地目が宅地以外であれば地目変更登記申請をして変更しましょう。

 

所有者本人が申請する場合は数千円で済みますが、かなりの手間になるので代理人に依頼することができます。

代理人として業務を行えるのは、土地家屋調査士の資格を持っている人です。

大体費用は5万円程度で、これからずっと徴収される税金が優遇されますので、すぐに元は取れるでしょう。

代理人に依頼してでも、すぐに変更することをおすすめします。

 

贈与税の非課税措置

住宅取得用に贈与されたお金は、一定の要件を満たせば非課税になります。

 

以下、国税庁のホームページからの引用です。

平成27年1月1日から平成31年6月30日までの間に、父母や祖父母などの直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた受贈者が、贈与を受けた年の翌年3月15日までにその住宅取得等資金を自己の居住の用に供する家屋の新築若しくは取得又はその増改築等の対価に充てて新築若しくは取得又は増改築等をし、その家屋を同日までに自己の居住の用に供したとき又は同日後遅滞なく自己の居住の用に供することが確実であると見込まれるときには、住宅取得等資金のうち一定金額について贈与税が非課税となります。

 

とてもややこしいので、簡単にまとめます。

「父母や祖父母からもらったお金で家を新築・取得・増築して、その家に住めば、もらったお金のうち一定金額までは贈与税がかかりませんよ」

という制度です。

 

非課税対象になる条件は以下の4つです。

・贈与者が日本に住所を持っていること

・贈与を受けた時に直系卑属(子や孫)であること

・贈与を受けた年の1月1日時点で20歳以上であること

・贈与を受けた年の合計所得が2,000万円以下であること

 

非課税となる限度額は以下の通りです。

%e7%84%a1%e9%a1%8c

ここで言う、良質な住宅とは、省エネに優れた、または耐震・免震に優れた家のことです。

 

非課税措置を受けるためには、贈与を受けた年の翌年2月1日から3月15日までの間に、非課税の特例の適用を受ける旨を記載した贈与税の申告書に計算明細書、戸籍の謄本、登記事項証明書、新築や取得の契約書の写しなど一定の書類を添付して、納税地の所轄税務署に提出しなければなりません。

 

より詳しくはこちらを参照ください。

国税庁ホームページ

 

大きな金額になるので、住宅取得時にご両親や祖父母に援助してもらったときは、絶対に忘れないように申告してください。

 

まとめ

いかがでしたか?

国税庁や都道府県のホームページに、減税について記載はされているものの、言い回しが難しく、なかなか読む気になれないかと思います。

しかし、中には申告をしないと受けられない制度もあるので、知らないと数十万円から数百万円損することになります。

あなたが受けることのできる減税制度を知り、かしこい家づくりをしましょう。

 

この記事を参考に、あなたにお金を受け取って頂ければ幸いです。

 

減税以外にも、住宅取得時には補助金制度も充実しています。

こちらも減税措置同様、申告しなければもらえないものも多くあります。

もしかしたら100万円以上受け取れるかもしれませんので、これから家を取得する人も、すでに取得した人も、一度は確認されることをおすすめします。

【2017年度版】新築時にもらえる補助金制度まとめ(H29年度)

 

 

もう減税についての知識もばっちり!

あとは、失敗しない家づくりをするだけですね!

人の失敗談はあなたにとって素晴らしい情報になりますので、同じ轍を踏まないためにも、こちらの体験談を是非一度お読みください。

 

【悲報】新築一戸建てを買って死ぬほど後悔したある飲み会での話

 

 

 

\ SNSでシェアしよう! /

住宅総合メディア おうちの悩み.comの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

住宅総合メディア おうちの悩み.comの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

嵯峨根 和正

嵯峨根 和正

京都府舞鶴市 株式会社ドレメ 取締役
ライフプラスハウス事業部代表

「新築を通じてお客様と共にワクワクする未来を創造し、住まいを必要とする全ての人に貢献する」というミッションのもと、今よりも豊かな生活を手に入れる家づくりをご提案させて頂いております。

ライフプラスハウスのHPは、右下のオレンジの家のマークからどうぞ。

お問い合わせには100%お返事致しますので、何か記事に対するご質問や、おうちに関するお悩みごとや不安、疑問などがありましたらお気軽にご連絡下さい。

この人が書いた記事  記事一覧

  • 【住宅ローン審査基準攻略】「通らない」と言われても諦めないで!

  • 【ダニの恐怖体験談】ダニと我が家の100日戦争

  • ダニアレルギーの症状は?ダニは刺されるだけが怖さじゃない

  • 容積率と建蔽率って知ってる?知らなきゃ怖い土地購入のお話

関連記事

  • 【カビ掃除】カビを除去した後は防カビ対策を!

  • 注文住宅とは?注文住宅のメリットとデメリット

  • 家を建てる前に必ず知っておきたい家づくりに必要な費用まとめ

  • 団信(団体信用生命保険)とは?【賢い住宅ローン】

  • 【住宅ローン審査基準攻略】「通らない」と言われても諦めないで!

  • 最強モテ部屋テクニック5選!あの子を誘えるインテリア術