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家を建てる際に知っておくべき床面積の重要性とその計算方法

注文住宅を建てようと計画した時、ポイントとなる部分、それが『床面積』です。

でも、「床面積って具体的にどの部分を意味するの?」「どう計算するの?」そんな疑問を持つ人も多くいると思います。

 

本記事を読むことで、床面積とはどういったものなのか理解することができ、自分だけの理想の家づくりに可能に。

もし床面積についてよく知らないまま家づくりの計画を始めてしまうと、重要な情報を見落とし、家づくりの計画が思うように進まないかもしれません。

例えるならそれはまるで、レシピを見ずに料理を作ろうとするようなもの。

 

しっかりと意味を理解することで、子どもたちが遊ぶスペースや、趣味を楽しむための部屋の床面積を計算できるようになります。

また、将来的に家を売るときも、『床面積』を理解していれば、より高い価格で物件を売るチャンスも掴めるかも。

記事を最後まで読んで、後悔のない家づくりを始めてみましょう。

 

床面積とは

床面積とは、建物の各階の床の面積を合計したもので、壁や柱などで囲まれた部分の水平投影面積のこと。

似た言葉で『延床面積』や『建築面積』というワードもあり、一体どれがどれを指しているのか分からなくなってしまう人もいると思います。

こちらについては、記事中で順を追ってご説明いたしますね。

 

床面積は、リビングや寝室などの部屋だけでなく、トイレ・お風呂場などの面積も含みます。

これは、家を設計する際にどれだけのスペースが使えるか、つまり生活するための空間がどれだけあるかを知るための基本的な指標の一つ。

床面積が広ければ広いほど、より多くの家具や家電を置くことができ、生活スタイルに合わせた間取りを考えることが可能になります。

 

床面積の定義

 

床面積』は、建物の各階にある床の面積をすべて合計したもの。

リビングや寝室といった生活空間だけでなく、トイレや風呂場、なども含みます。

ただし、基本的には壁や柱の厚みは計算に含まれません。

これは、建築基準法に基づいた定義で、建物の大きさやスペースの広さを把握するために使われるため。

特に、家を建てる際や購入する際には、この床面積によって物件の価値が大きく左右されることがあり、正確に知っておくことで家の価値を知る材料の一つになります。

家づくりの際は、床面積をもとに家族のライフスタイルに合った間取りを計画することができますよ。

 

床面積の重要性

 

『床面積』を理解することで、家の設計や購入、さらには賃貸契約の際にも役立ちます。

床面積は生活するスペースの大きさを示し、部屋の数や大きさ、生活スタイルに合わせたレイアウトを考える際の基準として活用可能。

広い床面積は、たくさんの家具や家電を設置することができ、暮らしやすい快適な生活環境を整えることができるのです。

 

また、物件を購入や売却する際にも、床面積は価格を決める重要な要素となります。

住宅を建てる場合は、床面積を考慮した間取りを計画することで、効率的で快適な生活空間を作りを目指してみましょう。

その他、床面積はリフォームを検討する際にも重要で、特に空間を最大限に活用するためのリフォーム計画を立てるなら知っていて損はないでしょう。

 

 床面積の求め方

床面積の求め方は基本的にはシンプルで、各部屋の長さと幅を掛け合わせることで算出します。

例えば、3メートル×4メートルの部屋の床面積は12平方メートルとなります。

引用元:間取職工所

 

建築基準法では、階段やバルコニー、廊下など特定のスペースは床面積から除外されることが定められています。

したがって、これらのスペースを床面積に含めずに計算することが重要。

これらのルールを理解し、適切に適用することが、家の床面積を正確に把握するために必要となります。

これにより、無駄なスペースをなくした間取りを計画的に立てることができますね。

 

床面積の計算方法

 

床面積の計算方法は、各部屋の長さと幅を掛け合わせ算出。

また、床面積を『坪』で表示することもあり、これを『建坪』と呼びます。

1坪はおおよそ3.3平方メートルに相当しますので、前述の部屋の床面積は“12平方メートル=約3.6坪”と表すことができますね。

 

部屋の形状が複雑であったり、リフォームを考慮する場合などは、部屋をいくつかの矩形に分割し、それぞれの床面積を計算して合計することが正しい床面積を把握するのポイント。

屋根のない屋上やベランダのスペースは床面積に含めず、計算することを忘れずに。

 

 床面積と延べ床面積の違い

『床面積』と『延床面積』は、どちらも建物のスペースを表すための指標ですが、その計算方法と使い方には違いがあります。

 

『床面積』は、各階の床が占める面積の合計です。

生活空間や利用可能なスペースを示す指標として使われ、リビング、寝室、キッチン、トイレ、風呂場などの面積を合計したもの。

ちなみに、ベランダやバルコニーは含まれません。

 

一方、『延床面積』は、各階の壁面から壁面までの面積を全て合計したもので、壁や柱の厚みも含まれます。

さらに細かく説明すると、壁の厚みの真ん中を中心線とみなし、囲んだ面積を『壁芯面積』と表示し、壁の内側のみを表示したものを『内法面積』といいます。

 

こちらについて、更に詳しく知りたい方は下記を参照ください。

同じ建物でも『床面積』と『延べ床面積』は異なる値となり、どちらも理解しておくことで、家の設計や購入、賃貸契約時に役立ちます。

 

 不算入スペースとは

不算入スペースとは、建築基準法上、床面積の計算に含まれない特定の部分のことを指します。

一般的な住宅では、床面積には居室やキッチン、浴室、トイレなどの生活空間が含まれますが、その一方で『不算入スペース』は床面積に含まれません。

 

その代表例としては、バルコニー、階段、廊下などがあります。

これらは、生活の一部として重要な機能を果たすものの、床面積の算出からは除外されるのです。

どのようなものが該当するのか事例をあげながら詳しく見てみましょう。

 

バルコニー

 

バルコニーは、通常、床面積の計算から除外されるスペースとして扱われます。

これは、バルコニー部分が主要な居住スペースとは考えられず、また屋外に面しているため。

しかし、バルコニーは洗濯物を干す場所や、プライベートな趣味の空間としても活用でき、生活において重要な役割を果たすスペースです。

 

階段

 

階段は、一般的に床面積の計算には含まれない『不算入スペース』の一つ。

これは、階段が主要な居住スペースとしては利用されず、移動を支える通路としての機能を果たすためです。

しかし、階段の設計や位置は、家の利便性や安全性に大きな影響を及ぼします。

階段はフロア間の移動を可能にする重要な要素であるため、物件を選ぶ際にはその配置やデザインにも気を配ってみましょう。

 

廊下

 

廊下もまた、床面積の計算からは通常除外されるスペースの一つです。

階段と同様、廊下が主要な居住スペースとして使用されず、部屋間の移動を支援する通路として機能するため。

廊下の広さや形状は、家づくりにおいて大きな影響を及ぼします。

適した場所や広さがないと、住宅内の動線が悪く、結果として暮らしにくい家になってしまう恐れが。

家族のライフスタイルを考慮し、計画を立ててみましょう。

 

床面積と建築面積との関連性

『床面積』と『建築面積』は、共に建物の大きさを示す指標ですが、その計算方法と意味合いに違いがあります。

 

床面積は、各階の居住スペースの面積を合計したもの。

リビング、寝室、キッチンなど、生活を行うための室内空間の大きさを表しています。

 

これに対して、建築面積は、建物が地上に占める面積のことを指します。

両者の関連性としては、建築面積が大きければ、床面積も大きくなる傾向にありますが、必ずしも一致するわけではありません。

 

例えば、同じ建築面積でも、壁の厚さや通路の広さにより床面積は変わることがあります。

また、地域の建築基準法によっては、建築面積に制限が設けられている場合もあるので、事前に調べるようにしましょう。

ハウスメーカーの他、市役所の都市計画課で伺うことができますよ。

 

床面積に関係する建築基準法

建築基準法は建物を建てる際の規制やガイドラインを提供するもの。

床面積はその中でも重要な要素の一つ。

なぜなら、土地の広さと形状、そしてその土地に建てられる建物の大きさ(建坪)は、建築基準法によって制限されるからです。

 

例えば、建築基準法では建ぺい率という概念が定められています。

これは土地のうち何パーセントを建物が占めてよいかを示す指標で、その数値を超えて建物を建てることはできません。

このため、土地の広さに対して建物の床面積がどれだけあるか、つまり建坪がどの程度かを計算することが重要です。

 

また、法令により、バルコニーや階段、廊下など特定のスペースは床面積に含まれないことも定められています。

 

これらの法律に基づき、自分の土地の広さや形状に適した建物の大きさや設計を計画しなくてはいけません。

理想の家を建てるためにも、また、法律を遵守するためにも、床面積に関わるこれらの規制や基準を理解することはとっても重要ですね。

 

床面積と容積対象

容積対象とは、建築基準法で定められた『容積率』を計算する際に含まれる床面積のことを指します。

容積率とは、土地の面積に対する建築可能な延べ床面積の比率を示し、都市の整備計画や地域の景観保全などを目的として設けられたもの。

以下の方法で算出されます。

容積率=延床面積÷敷地面積×100

 

容積対象は、玄関ポーチやロフト、階段など一部のスペース対象には含まれません。

ただし、全て含まれないと言ったのもではなく条件があります。

例えば、バルコニーやベランダは、外壁からの距離が2mを超える部分は算入対象です。

容積対象を理解することで、建築設計の段階で設計の自由度を最大限に生かす幅が変わります。

また、法規制に適合するための重要なポイントにもなるのです。

しっかりと区別し、同じ敷地面積であってもより効率的に、また適法に建物を設計することが叶うようになりますよ。

 

まとめ

 

床面積は、家を建てる際やリフォームを行う際に重要なキーワードです。

正確な計算方法を理解することで理想的な住宅設計が可能となります。

不算入スペースを知ることで、無駄なく敷地を最大限に活用できるヒントにもなるでしょう。

建築基準法でも必要不可欠なキーワードの“床面積”。

専門家に相談しながら家づくりの計画を練る際、専門用語を理解していれば、より自分の理想を伝えやすくなり、理想の家づくりが叶いますよ。

これからも一緒に学んでいきましょう。

 

 

くれぐれも、マイホーム作りは慎重に…

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和田光代

和田光代

建築マニアなライター。
一眼レフ片手に旅行するのが趣味。

世代を超えて愛され続ける家とは?をテーマに
建築について勉強中です。

一戸建て、マンション、アパート、団地などへの7回の引っ越し経験から、
居心地の良い家づくりを提案します♪

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