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地下室のある家のメリットデメリットは?費用相場と活用方法を解説

「地下室のある家が欲しい!」

「海外ドラマにでてくるようなおしゃれな地下室にしたい」

家づくりをはじめようとした時、地下室のある家に魅力を感じる人がいます。

 

限りある土地を最大限に活用するのであれば、地下室を設けてみてはいかがでしょうか。

ただ実際に地下室を作るとなっても、部屋の間取りは?費用はいくらくらいかかるのか?など分からないことがたくさんあります。

この記事では、地下室のメリットデメリットを理解し、活用方法や費用相場について解説しました。

地下室作りのポイントを抑えて、地下室のある暮らしをはじめてみませんか。

 

地下室のある家とは?

地下室とは、家の地下にある部屋のこと。

 

例えば、趣味の空間や収納スペース、ホームシアターなど、家族のニーズに合わせてさまざまな用途に利用することができます。

 

地下室のある家を建てる際は、一般的な戸建てとは違い、家づくりの施工段階で専門的な知識や技術が必要になります。

地盤や防水対策、換気システムなど、地下室を快適に使うための工夫が重要になってくるのです。

そのため、地下室の建設経験が豊富な建築会社や専門家と一緒に家づくりの計画をたてることが重要。

 

地下室のある家を建てるには、土地選びから始まり、建設に関する許可や法規制の確認も必要です。

 

その他にも、地下室は家の価値を高める要素のひとつで、将来的に家を売却する際に、地下室があることで魅力的な物件として売り出すことができます。

地下室のある家のポイントを抑えることで、家族に合った最適な家を目指しましょう。

 

地下室の種類

引用元:SUUMO(地下室種類説明図)

地下室は家の間取りや敷地の条件によって、大きく分けて3つの種類があります。

家族のニーズに合った地下室のタイプを検討してみましょう。

 

全地下タイプ

 

完全地下室とも言われ、 敷地全体に広がる地下室のこと。

家の全階層が地下になり、大きなスペースが必要な場合に適しています。

 

例えば、トレーニングジムのような場所をとる筋トレマシーンも、広いスペースがあれば置くことも可能です。

 

半地下タイプ

 

半地下室とも言われ、地下室が一部分だけで、他の部分が地上にあるタイプのこと。

全地下タイプと比べると、敷地の高低差を活用して、自然光を室内に取り入れることができます。

 

例えば、書斎やオフィスなど集中したい時などにおすすめのタイプ。

地下にあるので防音性が高く集中して作業するには、ピッタリの場所でしょう。

 

ドライエリアタイプ

 

ウォークアウト地下室とも言われ、敷地の傾斜地に建てられる地下室で、一部分が地上に露出しているのが特徴。

家の後ろ側から地下室に直接出入りできるため、訪れた友人や家族を迎えるゲストルームとしても活用できます。

 

その他、地上と地下室を直接結ぶ出入口があるためパントリーや倉庫としても便利で使いやすいでしょう。

 

地下室のある家のメリットとデメリット

地下室に種類があることが分かったら、実際に建てた時のメリットデメリットも詳しく見てみましょう。

家族のニーズに合っているのか、見極めることが重要です。

 

地下室のメリット

地下室の魅力は下記のような点があげられます。

  • 多機能空間
  • 室温が一定
  • 安全性
  • 騒音減

地下室は趣味の部屋、家庭用ジム、ホームシアターなど、家族のニーズに合わせて自由に使えるスペースとして活用できます。

 

また、地上から離れているため、騒音や外の気温の影響を受けにくく、静かで快適な空間を提供できる魅力もありますね。

防災シェルターや窓が限られていることで外部からの侵入が難しく安全性が高いです。

地下室は家の価値を向上させる要素として考慮され、将来的に家を売却する際に魅力的な物件として売り出すこともできますよ。

 

地下室のデメリット

地下室を設けることで起こってしまうマイナス点は以下。

  • 費用が高い
  • 結露や湿気が溜まる
  • 災害時に注意が必要
  • 土地選びに条件がある

地下室を設けるためには、基礎工事や防水対策、換気システムなどの追加的な費用がかかります。

そのため、一般的な地下室のない戸建てよりも建築費が高いだけでなく、施工の時間も長くなるでしょう。

 

また、地下室は水の侵入や湿気の影響を受けやすいため、適切な防水対策が不可欠です。

対策が不十分だと、水漏れやカビの発生が心配されます。

大雨で浸水する土地を選んでしまうと、地下室に流れ込んでくる可能性も考えられるので、災害面でもしっかりとした対策方法を専門家に相談しましょう。

 

地下室のある家は好きな土地に建てられるわけではなく、設置できるかどうかは、敷地の地盤や地形によって異なります。

適切な条件が揃っていない場合、地下室の設置が難しいことがあることも知っておきましょう。

 

地下室の活用方法

地下室の活用事例をまとめました。

快適な住まいを作る参考になれば嬉しいです。

 

地下室にリビングを設けた場合

 

地下室にリビングを設置すると、独特な雰囲気と静かな大人の空間を演出することができます。

地下にあることで外の喧騒から切り離され、静かな空間では、音楽や映画鑑賞などのリラックスタイムをより快適に過ごせますよ。

 

ただし、地下室にリビングを設ける場合は、適切な換気システムと防水対策が重要。

これにより、地下室が湿気やカビの発生を防ぎ、健康な環境を維持できます。

 

また、地下リビングでは自然光が少ないため、明るさの工夫が必要です。

 

例えば、照明や壁紙・家具を明るめの色にすることで、閉鎖的な雰囲気が緩和され、明るく開放的な空間を演出することができます。

地下室にリビングを設置することで、家族だけの居心地の良い空間を演出できそうですね。

 

地下室を駐車スペースとして活用した場合

 

地下室を駐車スペースとして利用した場合、敷地の有効活用や車の保護に役立ちます。

特に、限られた土地の狭小住宅の場合や、複数台の駐車スペースが必要な家庭にとっては、居住空間が広がるため、地下駐車場は便利です。

 

地下室を駐車スペースにする際は、車の出入りがスムーズに行えるよう、アプローチやスロープを設けましょう。

また、防水対策や換気システムも忘れずに。

これにより、地下室が湿気や排気ガスをしっかりと排出することで快適な駐車環境が確保できますよ。

 

地下駐車場は設置することで、自宅の外観をすっきりみせるメリットもあります。

車を自然災害や盗難からも守ることができ、家と車の両方にメリットがあるといえるでしょう。

 

地下室を書斎やシアタールームとして活用した場合

 

地下室を書斎やシアタールームにした場合、静かで落ち着いたプライベートな空間を作り出すことができます。

周囲の騒音から遮断された地下室は、読書や映画鑑賞に集中できる環境ですね。

 

地下室の種類によっては、自然光が届きにくいため、照明が重要です。

 

例えば、書斎では目に優しい照明を設置し、シアタールームでは映画鑑賞に適した暗い環境を作ってみましょう。

地下室を書斎やシアタールームに活用することで、まるで映画館や図書館にいるようなリラックスできる特別な空間を演出することができますよ。

 

ただし、地下室で快適に過ごすためには、適切な防水対策と換気システムが重要。

これにより、湿気やカビの発生を防ぎ、健康的な空間を維持できます。

 

地下室を音楽やスポーツルームとして活用した場合

 

地下室は、趣味やリラクゼーションのための独自の空間を作るのに最適な場所。

地下室を音楽ルームにする場合、適切な防音対策が重要です。

周囲から遮断された静かな環境は、他の部屋よりも防音性は高いですが、より設備を整えることでピアノやドラムなどの楽器の音漏れを気にせず存分に楽しむことができます。

設備のない部屋での楽器演奏は、家族や近隣住民への騒音被害に繋がる可能性がありますが、地下室に音楽ルームを設けることで悩みは解消されるでしょう。

 

その他、スポーツを楽しむトレーニングルームもおすすめ。

大きな筋トレマシーンやボールを使うスポーツは広いスペースが必要です。

全地下タイプを選べば、まとまったスペースを確保できますよ。

十分な換気システムと床材にこだわることで快適な空間を維持することが可能になります。

 

一軒家で地下室付きの家を建てる費用について

地下室のある家を建てる場合、一般的な戸建てを建てるよりも費用は高額になりがち。

施工には、専門的な作業が追加されるだけでなく、防水や換気設備を設置する必要があるためです。

どの種類の地下室を設けるかや、用途によって費用は変動しますが、目安を知ることで家づくり計画の参考にしてくださいね。

 

地下室の価格相場

 

下記の表は、10坪の地下室を設けた場合に、想定される作業内容と費用相場をまとめています。

引用元:SUUMO(地下室の費用表)

 

戸建ての本体価格にプラスして、地下室を設けることで約800~1,000万円の増額が予想されます。

また、ドライエリアタイプの地下室を採用すると、窓を設置することになり、さらに増額になる可能性も。

地下室を設けるよりも、地上に一部屋追加する方が安くなる可能性もあるので、用途や費用を考慮してプランを立てるのがおすすめです。

 

価格については、専門家としっかり話し合いさまざまなパターンを見比べて、決定するようにしてくださいね。

 

地下室の作り方と注意すべきこと

実際に地下室を作るのであれば、どのようなことに気をつけるべきでしょうか。

この章では、3つの項目にわけて解説しました。

 

土地選び

 

地下室のある家を建てる際には、以下の注意点を考慮して土地選びを行いましょう。

  • 土地の水位
  • 地盤強度
  • 地形

これらの注意点を考慮し、気に入る土地を探す必要があります。

 

地下室を設置するためには、地盤が十分に強固であることが重要。

地盤調査を行い、適切な基礎工事が可能か確認することで、地震に強い家づくりが叶います。

 

また、地下水位が高い場所では、地下室の防水対策が難しい場合があることを知っておきましょう。

水位調査を実施し、適切な防水対策が可能か検討する必要があります。

気に入った土地が見つかっても地形による制約があり地下室を作れない場合があります。

地下室を作るのであれば、傾斜地や急な段差がない土地を探してみましょう。

 

設備選び

 

地下室のある家を建てる場合は、設備をしっかり充実させることで快適な空間を維持することができます。

 

例えば、湿気や水分が溜まりやすい地下は、防水対策が必須です。

湿気が溜まることで発生しやすいカビは、室内環境を悪くしてしまいます。

防水性の高い建材を使用するなど対策を行いましょう。

 

また、地下室は地上階よりも風通りが悪いので、換気設備が必要です。

機械換気やダクトを設置し、新鮮な空気を循環させることで、湿気やカビ防止にもつながりますよ。

 

その他、自然光が届きにくい地下室では、照明設備も重要。

明るく快適な空間を作るため、壁紙や家具を明るめにしたり、照明器具を多めに設置したり対策を立てましょう。

特にリビングなど人の集まる場所を地下室にする場合は、滞在時間も長くなるので快適な空間作りは重要ですね。

 

避難経路の確保

 

地下室のある家では、緊急時に迅速に避難できるように避難経路の確保が大切。

地下室から直接外部に出られる非常口を設けることで、火災や地震などの緊急事態に備えましょう。

 

また、避難経路は常に確認し、家族全員がそのルートを把握していることが重要です。

避難経路には障害物がないようにし、非常口は簡単に開けられるようにしておきましょう。

地下室だけに関わらず、定期的に避難訓練を行うことで避難がスムーズに行えるようになりますよ。

地下室の避難経路確保について十分に配慮し、安全な住まいを実現しましょう。

 

地下室のある戸建て住宅を建てたい!ハウスメーカー選び

 

地下室のある注文住宅を建てる際、実績のあるハウスメーカーや専門家を選ぶことが重要です。

各会社のホームページのチェックや新築相談会などに参加し直接問い合わせてみましょう。

その際、地下室の設計や防水対策についての知識が豊富な担当者がいるか確認してください。

また、デザイン面でも、自分の要望に応じた柔軟な対応ができるハウスメーカーを探す必要があります。

 

1社で決めるのではなく、必ず数社に相談し相性の良い担当者と出会うことが、理想の家づくりの近道となりますよ。

 

まとめ

地下室のある家のメリットは以下。

  • 多機能空間
  • 室温が一定
  • 安全性
  • 騒音減

一般的な戸建てよりも施工作業や設備が必要となるため、価格は高くなりがちです。

また、土地の規制も確認する必要があり、簡単に地下室を作ることができないかもしれません。

しかし、地下室だからこその静かな空間は、地上では叶えにくい部分でもあります。

 

地下室を設ける理由を家族で話し合い、明確な意図をもって計画的に進めることで理想の家を手に入れることができますよ。

これからも快適な家づくりを手に入れるために、学んでいきましょう。

 

 

くれぐれも、マイホーム作りは慎重に…

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和田光代

和田光代

建築マニアなライター。
一眼レフ片手に旅行するのが趣味。

世代を超えて愛され続ける家とは?をテーマに
建築について勉強中です。

一戸建て、マンション、アパート、団地などへの7回の引っ越し経験から、
居心地の良い家づくりを提案します♪

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