1. TOP
  2. 不動産
  3. 魅力的な物件は高く売れる!不動産売却におけるホームステージングの効果

魅力的な物件は高く売れる!不動産売却におけるホームステージングの効果

「ホームステージング」という言葉を聞いたことはありますか?

ホームステージングは、不動産売却時にモデルルームのような演出で買い手の印象をアップさせ、不動産を早く高く売却するというサービスです。

  • ホームステージングの効果を知りたい
  • 費用はどのくらいかかる?
  • ホームステージングが必要なのはどんな人?
  • 自分でホームステージングをやってみたい
  • 不動産をなるべく早く高く売りたい

あなたの大切な不動産を少しでも高く売却するためのホームステージングは、中古住宅の売買において近年注目されている売却手法です。

この記事では、ホームステージングの効果や費用、自分で行う場合のポイントなどについてお伝えします。

記事を参考にして、不動産売却に役立てて頂ければと思います。

 

ホームステージングとは?

ホームステージングとは、不動産売却においてインテリアコーディネートなどで家を魅力的に演出し、スムーズに売却するためのサービスです。

中古不動産の売買が盛んなアメリカで約50年前に始まった売却手法で、近年、中古住宅の購入比率が増えている日本でも、ホームステージングが注目されています。

不動産が売れるのは買い手の心が動いたときです。

モデルルームのように物件の魅力を最大限に引き出すことで、買い手の心に響く魅力的な物件として販売することができます。

 

ホームステージングの効果

家を売るためには、買い手のアンテナに引っかかる魅力がなければなりません。

おしゃれにインテリアコーディネートされた物件は、買い手に強い印象を与えますので、内覧希望者が増えたり早期の売却が可能になります。

ホームステージングをすると、具体的には次の5つの効果があります。

  1. 売却価格が6%アップ
  2. 販売期間が1/3に短縮
  3. 部屋の広さをイメージしやすい
  4. 最初の6秒で良い印象を与える
  5. 「売れる家」になる

一つずつ詳しく説明していきます。

 

売却価格が6%アップ

ホームステージングをした物件の売却価格は、何もしない場合に比べて6%アップするというデータがあります。(※アメリカ コールドウェル銀行調査)

例えば、3000万円の家を3180万円で売却することができれば、160万円のプラスになります。

ホームステージングにかける費用の平均は20万円程なので、費用をかけてもそれ以上の効果があると言えます。

 

販売期間が1/3に短縮

不動産の売却期間は、販売開始から3~6ヵ月が一般的です。

6ヵ月以上売れないと「売れ残り」というイメージがついてしまうため、買い手に敬遠されてさらに売れなくなるという悪循環に陥ってしまいます。

そのため、不動産売却では販売開始から売却までのスピードが重要になります。

ホームステージングをした物件の販売期間は平均40日で、何もしない場合と比較して1/3というデータがあります。(※一般社団法人日本ホームステージング協会調査)

これは「素敵!」「ここに住みたい!」と買い手の心が強く動くことによって、購入の決断が早くなるためです。

 

部屋の広さをイメージしやすい

売却したい家が空き家の場合、家具がないとガランとした印象になり、写真だけではどのくらいの広さなのかイメージしにくくなる、というデメリットがあります。

ホームステージングで家具を置くことによって、家具の高さや幅などから全体的な広さをイメージしやすくなります。

また、内覧時には、実際にソファに座った目線でどのような景色が見えるのか?などを確認したり、手持ちの家具と照らし合わせて想像してみるなど、買い手が購入後の暮らしをイメージしながら具体的に検討することができるようになります。

 

最初の6秒で良い印象を与える

人間が、物事を判断するときは最初の6秒で決まると言われています。

例えば、おしゃれなお店に入った時、パッと見た瞬間に「素敵!おしゃれなお店!」と感じるのではないでしょうか?材質や設備などを隅々までチェックしてから「ここはおしゃれなお店だ」と判断することはありませんよね。

不動産も同じで、「素敵!ここに住みたい!」と思うか「イマイチだからやめておこう・・・」と思うかは、たった6秒で決まっています。

ホームステージングは、モデルルームのようなおしゃれな空間にコーディネートすることで、買い手の判断基準である第一印象で勝負することができます。

築年数や立地なども大切な条件ですが、買い手が新生活を楽しんでいる自分をワクワクしながらイメージできるかどうかがカギになります。

 

「売れる家」になる

ホームステージングは、ホームステージャーの資格を持った売却のプロが行います。

長く住んでいると、家具の配置や色使いなど、見慣れてしまったために気にならないことが多くあります。

ホームステージングでは「売れる家」にするために、プロの目線で売却のノウハウを生かしたインテリアコーディネートをします。

また、買い手が「この部屋だとこんなレイアウトの仕方もあるんだ!」など、新しい発見をする機会として、ホームステージングが良いアピールにもなります。

 

ホームステージングの費用と期間

ホームステージングには、どのくらいの費用やレンタル期間が必要なのかまとめました。

 

ホームステージングの費用

ホームステージングにかかる費用は、対象範囲や業者によって異なりますが相場は5~20万円前後です。

  • 小物のみ 5万円前後
  • 家具のみ 10万円前後
  • 部屋丸ごと 20万円前後

オプションで、テラスにアウトドア家具を置いたり、写真撮影、不用品の処分をするなど、業者によって様々なサービスがあります。

また、不動産会社と専属で媒介契約をし一定の条件を満たしていれば、無料でホームステージングができる大手の仲介業者もあります。

媒介契約の種類については、こちらの記事を参考にしてください。

【関連記事】

【不動産売却】専属・専任・一般?媒介契約の違いと注意点

 

ホームステージングの期間

ホームステージングのレンタル期間は1~3ヵ月が多くなっています。

希望の期間内に売れなかった場合は、レンタルを延長するか、買取保証のある不動産会社なら買取に変更するなど、あらかじめ希望の売却プランを相談しておけばスムーズです。

また、居住中の場合はホームステージャーによる片づけや家具のレイアウト変更、アドバイスなどを行います。

 

ホームステージングをした方がいい人

ホームステージングは義務ではありませんが、早く高く売るために効果的な売却方法です。

では、ホームステージングをした方がいいのは、どのような場合でしょうか?

  1. 立地など不動産の条件が悪い
  2. 空き家を売却する
  3. 最初の3ヵ月間で売れなかった
  4. とにかく早く売りたい

このような方は、ホームステージングすることをおすすめします。

 

立地など不動産の条件が悪い

一般的に売れにくい条件の不動産を売却する場合は、ホームステージングでイメージアップすることで売れやすくなります。

買い手の最終的な判断は、その家で暮らしている自分をイメージできるかどうか?です。

「立地は少し不便だけど、隠れ家みたいで落ち着ける家」など、生活する上での良いイメージがあれば、候補になる可能性が高くなります。

 

空き家を売却する

買い替えなどで新居の購入を先行した場合は、空き家を売却することになります。

家具などが置かれていない物件は、何件も内覧している買い手の印象に残りにくく、余程の特徴がないと比較検討の段階で候補から外れやすくなってしまいます。

ホームステージングをすることによって、「おしゃれな家」という印象を残し買い手の心をつかむことができます。

また、買い替えによって新居と空き家の維持費の支払いがダブルになるのを避けるために、早く売却するためのホームステージングは有効です。

 

最初の3ヵ月間で売れなかった

不動産売却では、仲介業者が間に入って売却活動を行いますが、一つの不動産会社との契約は3ヵ月間です。

ホームステージングをしなくても、最初の3ヵ月で買い手が見つかることもありますので、まずは内覧希望者数や買い手の反応などの様子を見るのも良いと思います。

もし3ヵ月で売れなかった場合は、4ヵ月目以降にホームステージングを導入すれば、期間と費用のバランスも良いと言えます。

 

とにかく早く売りたい

不動産をできるだけ早く売りたい場合は、ホームステージングで部屋を魅力的にして、買い手が「ここに住みたい!」と強く思うような印象を持ってもらうことが大切です。

ホームステージングは、マイナスを0にするのではなく、0をプラスにする効果がありますので、早く売るためにの積極的なアピールとして有効です。

 

ホームステージングを自分でやってみる

ホームステージングをしたいけれど、費用が気になる・・・という方は、自分で小物を飾ったりすることで、部屋の印象を変えることができます。

ホームステージングをする際のポイントまとめました。

  1. 不用品は処分する
  2. 生活感を排除する
  3. 色に統一感を持たせる
  4. 玄関とリビングに力を入れる
  5. 内覧時は照明を全て点ける

一つずつ説明します。

 

不用品は処分する

居住中にホームステージングをする場合、まずは不用品を処分することが第一です。

  • 1年間で一度も使わなかったモノ
  • 3年間で一度も使わなかった季節用品

これらは、この先も使うことはありませんので、思い切って処分することをおすすめします。

また、思い入れがあって捨てられないモノや、必要最低限の家具以外は、売却期間中に荷物を一時保管できるコンテナ倉庫などを利用して、室内をスッキリさせてください。

 

生活感を排除する

ホームステージングは、生活感を排除して洗練された空間にすることが重要になります。

普段使う生活用品や書類などは、出しっぱなしにしていることも多いかもしれませんが、第三者から見ると生活感溢れる雑多な印象になってしまいます。

スッキリ見せるために、しまえるものは全てしまい、テーブルと床の上には演出するための小物以外は何も置かない状態にしてください。

 

色に統一感を持たせる

どんなに素敵な小物でも、統一感がないとごちゃごちゃした印象になってしまいます。

家具やカーテンなどの色を基調にして、クッションカバー、絵画、造花などの小物で色を統一させると、スッキリした印象にすることができます。

また、第三者の目線に近づけるために、部屋の写真を撮りパッと見の印象を確認するのもおすすめです。

インテリアコーディネートについては、こちらの記事を参考にしてください。

【関連記事】

インテリアコーディネーターが教えるインテリアを超オシャレに見せるポイント

プロが教えるリビングインテリア!4つのポイントを抑えておしゃれな空間に

プロが教えるインテリアカラーの3つのポイントと参考にしたい4つのテイスト

 

玄関とリビングに力を入れる

玄関は第一印象を決める重要な部分なので、丁寧に掃除をして、靴は全てしまい、下駄箱の換気をして臭いがこもらないようにしてください。

リビングは、内覧時の滞在時間が一番長くなる部屋です。

家族が集まってリラックスするリビング空間を良い印象にするために、片付けや小物の配置などに特に力を入れてください。

また、人間は無意識に匂いで好き嫌いを判断すると言われています。

慣れると臭いを感じなくなってしまいますので、自分でチェックするのは難しいかもしれませんが、消臭剤を置いたり芳香スプレーで香りを演出したりして「嫌な臭い」がしないようにしてください。

 

内覧時は照明を全て点ける

薄暗い部屋と明るい部屋では、印象が良いのは明るい部屋です。

内覧時には、玄関、トイレ、浴室、キッチン、階段など全ての部屋の電気を付けて明るい空間にしてください。

また、十分な採光を確保するために、ブラインドの角度を調節したり、窓周りにあるモノをどかしたりするなど、家全体が明るくなるように意識してください。

 

まとめ

いかがでしたか?

ホームステージングには、以下のような効果があります。

  • 売却価格が6%アップ
  • 販売期間が1/3に短縮
  • 部屋の広さがイメージしやすい
  • 最初の6秒で良い印象を与える
  • 「売れる家」になる

また、ホームステージングの相場は5~20万円前後で、レンタル期間は1~3ヵ月が一般的です。

 

ホームステージングをした方がいいのは、以下のような場合です。

  • 立地など不動産の条件が悪い
  • 空き家を売却する
  • 最初の3ヵ月間で売れなかった
  • とにかく早く売りたい

 

自分でホームステージングをする際のポイントは、次の通りです。

  • 不用品は処分する
  • 生活感を排除する
  • 色に統一感を持たせる
  • 玄関とリビングに力を入れる
  • 内覧時は照明を全て点ける

売却価格や予算、期間などを考慮して、上手にホームステージングを利用してみてください。

 

また、あなたの家にホームステージングは必要か?ホームステージングをした場合はどのくらい価格がアップするのか?などは、査定をした仲介業者に相談をするのがベストです。

良い仲介業者を探すためには一括査定サイトを利用して、複数の業者を比較するのがおすすめです。

以下の記事を参考に、是非チェックしてみてください。

プロが勧める不動産売却一括査定サイト5選!メリットとデメリットも解説

 

その他、売却をスムーズに行う方法としてハウスクリーニングがあります。

ホームステージングは、部屋の魅力を最大限に引き出して価値を上げるために行いますが、ハウスクリーニングは設備などの汚れを落として清潔にし、価値を落とさないために行います。

ハウスクリーニングの詳しい内容については、こちらの記事を参考にしてください。

不動産売却でハウスクリーニングはするべき?相場と4つのメリット

 

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。

 

【関連記事】

不動産売却に必要な諸費用まとめ!不動産を売る手数料はどのくらい?

【不動産売却】良い仲介業者と悪い仲介業者を見分ける4つのポイント

マンション売却を成功させるためのコツを徹底解説!

 

ライター紹介 ライター一覧

おうちの悩み.com 編集部

おうちの悩み.com 編集部

【おうちの悩み.com】所属の一級建築士、一級施工管理技士、宅地建物取引士、木造耐震診断士、適合証明技術者、インテリアコーディネーター、住宅ローンアドバイザー、大工、塗装業者、主婦からなる情報発信チーム。
常に新しく、正しいおうちに関する悩み解決情報を提供していきます。

この記事も一緒に読まれています

  • 北海道で不動産売却するなら知っておきたい不動産会社ランキング

  • 不動産売却後の確定申告は必要?確定申告の手続きの流れと方法

  • 福岡で不動産売却するなら知っておきたい不動産会社ランキング

  • 兵庫で不動産売却するなら知っておきたい不動産会社ランキング

  • 愛知で不動産売却するなら知っておきたい不動産会社ランキング

  • 【不動産売却】良い仲介業者と悪い仲介業者を見分ける4つのポイント