【不動産売却】良い仲介業者と悪い仲介業者を見分ける4つのポイント
不動産売却で誰もが悩んでしまうのが、どの仲介業者を選べばいいのか?ということですよね。
- 仲介業者の選び方がわからない
- 不動産会社ならどこでもいいの?
- 悪徳業者に騙されて売却に失敗したくない
このように考えている方も多いのではないでしょうか?
仲介業者選びは不動産売却において最も重要な部分です。
業者選びを間違えてしまうと、騙されて損をしたり、なかなか売れずに結局安い金額で売るしかなくなってしまいます。
良い業者と仲介契約を結ぶことができれば、売却は成功したといっても過言ではありません。
そこでこの記事では、良い仲介業者と悪い仲介業者を見分ける4つのポイントをお伝えします。
記事を読んで業者選びの参考にして頂ければ幸いです。
不動産売却に失敗する原因
不動産売却に失敗してしまう主な原因は、仲介業者を選ぶポイントを知らなかったということ。
業者の中には、残念ながら自社の利益だけを考える悪徳業者も存在します。
そんな業者に強引な営業をされ、断りきれずに契約をしてしまった・・・と後悔している方も多いです。
仲介業者を見分けるポイント
良い仲介業者と悪い仲介業者を見分けるポイントは以下の4つです。
- 宅地建物取引業者の免許
- 行政処分の履歴
- 不動産の売却は得意か?
- 営業担当者の人柄と力量
それぞれ詳しく説明します。
1.宅地建物取引業者の免許
まず確認したいのが、宅地建物取引業者の免許の有無です。
業者として不動産取引をおこなうためには、宅地建物取引業者の免許が必要になります。
いくら営業マンが経験豊富でも、免許が有効期限切れのまま違法に営業している不動産会社は、絶対に避けなければなりません。
免許を取得すると【宅地建物取引業者票】が交付され、免許番号や有効期間が記載されていますので、不動産会社の事務所や、会社のホームページでチェックしてください。
免許の管轄は、業者の規模によってちがいます。
- 都道府県知事…事務所が1つの都道府県内にのみある
- 国土交通大臣…事務所が2つ以上の都道府県にまたがっている
国土交通省のホームページで、免許の有無や免許番号が確認できます。
【建設業者・宅建業者等企業情報検索システム】
http://etsuran.mlit.go.jp/TAKKEN/
2.行政処分の履歴
過去に行政処分を受けている会社は、法律を守る意識が低いことのあらわれでもあります。
会社の利益を優先させるために違法行為を行うケースもあるので、こちらもチェックしてください。
行政処分履歴と違反内容の詳細は、以下の国土交通省ホームページで検索することができます。
【国土交通省ネガティブ情報等検索システム】
http://www.mlit.go.jp/nega-inf/cgi-bin/searchmenu.cgi?jigyoubunya=takuti
【都道府県知事が行った監督処分情報】
http://www.mlit.go.jp/nega-inf/takken/index.html
3.不動産の売却は得意か?
知らない人も多いのですが、実は売却が苦手な不動産会社もあります。
たとえば、ホームページに賃貸物件の情報が多く掲載されている会社は、賃貸取引を得意としています。
そのような不動産会社に売却を依頼しても、売却活動に不慣れなので売れ残ってしまう可能性が高いです。
反対に、中古住宅のチラシが頻繁にポストに入っているような会社は、不動産売却に強いといえます。
特に地域密着型の不動産会社は、そのエリアの不動産情報を網羅しているので、エリア内での販売力がずば抜けて高い可能性があります。
他にもマンションが得意、一戸建てが得意など、得意な不動産の種類も会社によって異なります。

4.担当者の人柄と力量
不動産売却で、最終的に大切なのは営業担当者の人柄です。
常識的な気遣いや誠実さが感じられるか、一方的ではなく親身になって話を聞いてくれるかなど、人柄をチェックしてください。
不動産売却は分からないことだらけのうえ、時間をかけて担当者と何度もやりとりをします。
連絡をしてもなかなか繋がらない、質問に対して的確な返答が得られないなど、対応にストレスを感じるようならあなたにとって良い不動産売却にはなりません。
また、担当者の知識と経験の豊富さも売却成功のカギになります。
宅地建物取引士の資格を持っていれば、ローンや税金、利用できる制度などの知識も持ち合わせているので、なお安心です。
経験値を判断するためには、次のような質問をしてみてください。
- この物件は、どのようなプランで売却するのが最善ですか?
- 水回りのリフォームをした場合、価格はいくら上乗せになりますか?
これらの質問は、ある程度の経験を積んでいないと即答が難しい質問です。
納得のできる的確な回答がその場でスラスラ出るようなら、経験豊富な営業マンと判断することができます。

まとめ
いかがでしたか?
良い仲介業者と悪い仲介業者を見分けるポイントは、次の4つです。
- 宅地建物取引業者の免許
- 行政処分の履歴
- 不動産の売却は得意か?
- 営業担当者の人柄と力量
また、良い仲介業者を選ぶためにはなるべく多くの業者を比較することです。
とはいえ、仲介業者は数え切れないほどあるので選ぶのが大変ですよね。
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