不動産売却に失敗した一家の末路・・・【M家を襲った悲劇】
バサバサに乱れた髪。目の下には大きなクマ。充血したうつろな目。
「家なんか売るんじゃなかった・・・」
不動産売却に失敗したMさん(42歳 主婦)は、すっかり荒れ果てた部屋でつぶやいた・・・
これは、不動産売却に失敗して不幸のドン底に落ちてしまったM家を襲った悲劇の話。
“家を売る”というのは、人生のうちに何度も経験するものではありません。
家族の思い出が詰まった“大切な家を売る”というのは、とても大きな決断ですよね!
だからこそ、失敗すれば金銭的にも精神的にも取り返しのつかない大きなダメージを受けることになってしまいます。
- M家に一体何があったのか?
- 失敗の原因は何なのか?
- 成功のカギはどこにあるのか?
これから家を売ろうとしているあなたが、危険な一歩を踏み出さないように、M家を襲った悲劇の全貌と不幸にならないための方法をお教えします。
幸せな新生活に期待を膨らませるM家
―1年前―
私は41歳の専業主婦。趣味は、料理とインテリアの写真をSNSにアップすること。
大好きな夫(43歳)可愛い娘(12歳)元気いっぱいの息子(8歳)の4人で幸せに暮らしている。
新築で購入した2LDKの分譲マンションが手狭になってきたので、夫と相談して「マンションを売って一戸建てを買う」ことになった。
~新居探し~
新築の一戸建てをいくつか内覧して、とてもお洒落な外観の素敵な家が見つかった。
内装も凝っていて、お風呂もキッチンも広くておしゃれ!
一目で気に入り「こんなところで暮らせたら幸せだろうなあ!」とワクワクした。
娘も「私この部屋がいい!」と、日当たりの良い2階の一室がとても気に入った様子。
小学生の息子もお姉ちゃんの真似をして「じゃあ僕はここ!」と笑顔で言う。
夫まで「よーし。ここはパパの書斎にしよう!」なんてはしゃいじゃって。
そういう私も「こんな広い庭で家庭菜園して、おしゃれなキッチンでお料理できたら素敵だろうなぁ・・」とひそかに思っていたから、満場一致で
その家を買うことになった。
マンションのローンは残っていたけれど、すぐに売れると思っていた私たちは、ダブルローンを組んで3ヶ月後に引っ越すことを決めた。
心はすでに新生活への期待でいっぱい!
「カーテンはどんな色にしよう?」「家具も新しくしたいなぁ」「友達を呼んでホームパーティなんて楽しいかも!」
ワクワクする気持ちを抑えきれず、新生活への夢は膨らむばかりだった。
早く売りたくて最初に連絡した不動産会社に任せた
頭の中は新居のことでいっぱい!
早くマンションを売りたくて、さっそくインターネットで目についた不動産会社に電話したところ、すぐに自宅に来て査定をしてくれた。
査定額はなんと3,000万円!
「こんなに高く売れるんだ!」と嬉しくなり、営業マンに言われるままその場で仲介契約を結んだ。
家を売るのは初めてだし細かいことはよく分からないけど、担当者も良い人そうだし全部任せようという気持ちだった。
「リフォームをすればもっと高く売れますよ!」と言われ、200万円かけてリフォームをして3,300万円で売り出すことになった。
あれ?売れない・・・
-3ヶ月後-
内覧の希望がないまま、とうとう引っ越しの日になってしまった。
担当者から「今のままでは売れないので値下げしましょう!」と提案され、200万円の値下げをしてもう一度売り出すことに。
しかし、購入希望者はまったく現れず、だんだんと焦りの気持ちが大きくなっていった。
担当者に聞いても「検討中の方がいるのでしばらくお待ちください」の一点張りで、買主が見つからない状況は変わらなかった。
M家を襲った悲劇
マンションと新居のダブルローンを組み、二重のローン返済を続けていくM家。
マンションが売れるまでは、固定資産税や修繕積立金も支払い続ける必要がある。
家がなかなか売れない中、月15万円以上の支払いで生活はみるみる苦しくなっていった・・・
夢の新生活とはほど遠い暮らしに心身ともに疲れ果てた私は
「もう売れれば何でもいいや・・」
と投げやりな気持ちに。
不動産会社に言われるがまま何度も値引きを繰り返した結果、売り出しから一年後にようやく1,900万円で売却することになった。
600万円も高く売った幸せなW家
売却してから2週間後のある日、同じマンションに住んでいたWさん(39歳主婦)にバッタリ会った。
「実はうちもこの前マンションを売ったんだ!」とWさん。
私は仲間が見つかったような気がして嬉しくなり「家ってなかなか売れないし、何度も値引きしなきゃいけないし、本当に大変だよね!」と言った。
しかし、Wさんからは意外な返事が。
「うちは2ヶ月で買主が決まって、2,500万円で売れたよ!」
え!?そんな・・・!
たった2ヵ月でうちより600万円も高く売れたなんて!
W家は、家を売ったお金で新車を買ったり家族でハワイ旅行に行ったりと、とても幸せな生活を送っていた。
同じマンションの同じ間取りなのにどうして!?
失敗の原因は何だったのか?
家庭崩壊してしまったM家と、豊かで幸せな暮らしを手に入れたW家。
同じマンションなのに、売却価格に600万円も差が出た理由は一体どこにあったのでしょうか?
Wさんがマンションを売ったときの行動を分析しました。
自分のマンションの相場を調べた
Wさんは、まずマンションの相場を徹底的に調べました。
Wさんの話によると、売却したマンションの相場は2,500万円前後。
3,000万円以上で売るのは、そもそも難しかったことが判明しました。
高すぎる価格では買い手がつかずに売れ残り、結果的には損をしてしまうことを知っていたのです。
Wさんは、相場より高すぎる査定額を提示した不動産会社には、その根拠を確認しました。
- どうしてその価格なのか?
- その査定額で売るためにどのような売却プランがあるのか?
このようなことを徹底的に聞き、納得した上で売り出し価格を決めたそうです。
複数の不動産会社を比較した
きちんと相場を把握したWさんは、次に複数社の不動産会社を比較しました。
不動産会社には、賃貸の取引が得意な会社、一戸建の売却が得意な会社、マンションの売却が得意な会社など、それぞれ得意分野が異なります。
また、エリア外になると一気に販売力が落ちてしまうため、会社選びを間違えるとまったく売れないこともあります。
Wさんは、マンションがあるエリアでの販売実績が豊富な、マンション売却に強い不動産会社を探しました。
根気よく探した結果、そのマンションの別の部屋を売却したことがある不動産会社が見つかり、媒介契約を結ぶことができました。
悪徳業者を排除した
Wさんは、リスクを回避するために悪徳業者についても調べました。
そして「囲い込み」という違法な取引をする不動産会社がいることを知りました。
囲い込みとは、売主と買主の両方から仲介手数料を受け取るために、他の不動産会社でせっかく見つかった買い手を排除し、自社の顧客に無理矢理
安く売って取引を収めようとする行為です。
仲介手数料欲しさに“安く叩き売る”という、売主にとっては売却の機会損失だけでなく不当な値引きによる損害など、そのダメージは計り知れません。
不動産の売却は、何千万円という大きなお金が動く取引です。
“不動産”という専門的分野であるが故に「よく分からないから・・」と、すべて不動産会社任せにしてしまうのは危険です。
Wさんは、不動産会社の言いなりにならないように、囲い込みの知識や悪徳業者の手口、騙されないための方法を徹底的に調べました。
わざと高い査定額を提示し、その場で契約を結ぼうとする悪徳業者を排除したのです。
実は、Mさんが依頼した不動産会社こそ、囲い込みをする悪徳業者だったのです。
Mさんのマンションが一年以上も売れず、最終的に安く叩き売られてしまったのは、不動産会社による囲い込みが原因でした。
しかも、200万円もかけたリフォームは無駄になり、W家と比べて800万円も損してしまいました。
Mさんは、適正な相場を知らずに高い査定金額に飛び付き、不動産会社を比較することなく契約してしまったことを後悔しました。
成功のカギは良い不動産会社との出会い!
不動産会社は一つではありません。
会社選びを間違えてしまうと、M家のように悪徳業者のカモにされてしまいます。
不動産売却を成功させるには、良い不動産会社と仲介契約を結ぶこと。
「でも不動産会社ってたくさんあるし、比較する会社をピックアップするだけでも大変・・・」
そんな方におすすめなのが、インターネットの一括査定サイトです。
1分ほどの入力で、あなたにおすすめの不動産会社をカンタンに絞り込むことができます!
“大切な家を売る”と決断したあなたに、とことん寄り添ってくれる良い不動産会社を見つけてください
あなたに合った不動産会社を選んで売却を成功させる!
不動産売却に失敗をしないためには、複数の不動産会社を比較することが重要です。
- 無駄な時間をかけたくない
- 営業されると断りにくい
- お金はかけたくない
- まだいつ売るか決めていない
- M家のような失敗はしたくない
このように悩んでいる方は、デメリットのない一括査定サイトは絶対におすすめできます!
【LIFFUL HOME’S】の一括査定サイトは登録業者数が1,700社以上。
厳選された優良不動産会社の中から、あなたの家の売却が得意な不動産会社を、最大6社見つけることができます。
もちろん、無料でできてノーリスクなので、ぜひ利用してみてください。
この記事を読んだあなたが、不動産売却に成功し、幸せな新生活を送れることを心から願っています!
【M家の悲劇とW家の幸せ】
あなたはどちらを選びますか?
もっとたくさんの不動産会社を比べてみたい、一括査定についてもう少し詳しく知りたいという方は、こちらの記事をお読みください。