出産準備をして快適なマタニティライフを!事前に準備したいものまとめ
妊娠がわかると、心も体もとても幸せな気持ちになりますよね。
その反面、出産への不安や、妊娠中や出産後にかかるお金などの心配もあると思います。
私も初めての出産の際には、不安や心配がたくさんありました。
不安や心配なく、安心して出産を迎えるためには、事前の出産準備がとても大切です。
「出産準備」と調べると様々な情報が得られます。
私はその情報を参考に準備しましたが、実際に出産してみると、いらないものも結構あったりするんですよね。
そこで、妊娠中に出来る出産準備や、用意しておいて助かった物、意外に使わなかった物など、私が出産をした際の経験も交えてお伝えしたいと思います。
この記事を参考に、安心して出産を迎える準備をして頂ければと思います。
出産準備ってどんなこと?
私もそうでしたが、妊娠が初めての場合、出産準備と言われても、いつどんな問題が起こるのか、何をすればいいのかわからない方も多いと思います。
出産準備とは、あらかじめ起こる可能性のある問題を把握し、妊娠中に準備をしておくことです。
出産準備をしておくことで、出産後に慌てたり焦ったりせず、赤ちゃんのお世話に専念することができます。
また、出産準備は妊娠中の体変化に合わせ、出産に向けての準備をする事でもあります。
妊娠すると体型が変わるため、今までと同じサイズ・形の洋服や下着では体を締め付けてしまったり、かなりの負担がかかってしまいます。
妊娠中は思い通りに動ける時期と動けない時期があり、タイミングを逃してしまうと準備ができず、産後にバタバタと焦ることになります。
赤ちゃんのお世話は休む暇もなければ、時間もありません。
赤ちゃん用品はもちろんですが、実は妊婦さん自身に必要な物も意外とたくさんあります。
産後に焦ることの無いよう、事前にしっかりと準備をしておきましょう。
妊娠初期(0ヶ月から4ヶ月)
妊娠初期は、ホルモンバランスの変化で胸が大きくなったり、体型が変化し始めます。
まだ妊娠している自分に慣れていないために、徐々に変化する体に戸惑うことも多い時期です。
妊娠初期には、次の物が必要になります。
・マタニティーブラジャー 4〜5枚
・マタニティーショーツ 6〜8枚
・妊婦帯(骨盤ベルト、骨盤ガードル、さらし) 1〜2つ
・母子手帳ケース 1冊
・ボディーケア用品
マタニティーブラジャー
妊婦すると、母乳を作り始めるために乳腺が発達し、胸が大きくなります。
そのため、これまでのブラジャーではきつく感じたり、触れるだけで痛みを感じたりします。
そんな妊婦さんのデリケートな胸のため、マタニティーブラジャーというものが販売されています。
マタニティーブラジャーは、ハーフトップブラでワイヤレスのタイプのブラジャーです。
胸をほとんど締めつけず、ソフトなつけ心地のために就寝時や産後の授乳の際にもおすすめです。
乳腺の発達を妨げないように妊娠がわかったら早めに準備して着用しましょう。
マタニティーブラジャーにもいくつか種類があります。
ブラジャーの形によっては、肩を痛めてしまったり、つけ慣れない形のブラジャーだと苦しかったりすることがあります。
また、マタニティーブラジャーは産後の授乳用にも作られているため、産後の授乳時にも利用することも考えて選びましょう。
種類違いで準備しておくと便利かもしれません。
フロントオープンタイプ
スナップをはずすと、左右にカップが開閉されます。
バストが全部出せるタイプです。
ストラップオープンタイプ
肩ひも部分からカップを開閉します。
授乳中もバストをしっかり固定できるタイプです。
クロスオープンタイプ
カップを下にずらすだけで授乳出来るタイプです。
マタニティーショーツ
ローライズのショーツはお腹を冷やしやすく、下腹部を締めつけてしまうので、マタニティーショーツを早めに着用しましょう。
マタニティーショーツは、おへその上まですっぽりとカバーします。
これからお腹が大きくなる事を考えてサイズを選びましょう。
ちなみに、マタニティーショーツは妊娠時の体型を考慮したサイズで書かれているので、基本は普段と同じサイズを選べば問題はありません。
妊婦帯(骨盤ベルト、骨盤ガードル、さらし)
まだまだお腹は大きくなくても、骨盤ケアをすることは妊娠さんにとっても、お腹の中の赤ちゃんにとっても大切な事です。
これから大きくなるお腹を支える骨盤を、早い段階からケアする事で、妊娠中の腰の痛みを少なくすることが出来ます。
また、骨盤が安定していると逆子になりにくく、お産時にママの産道をスムーズに通れるため、短い時間で出産が出来たり、早産のリスクも低くなります。
自分に合った種類の骨盤ケア用品を選んで、早いうちから妊婦帯を活用して、骨盤をしっかり安定させて赤ちゃんを守りましょう。
骨盤のゆがみは妊娠や出産にとって大きなリスクとなる可能性があります。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
骨盤のゆがみは危険!妊娠中の腰痛は出産時リスクのサインかも?
母子手帳ケース 1冊
色々なお店やキャラクターのイラストが付いた母子手帳ケースが販売されています。
妊婦健診は、書類や領収書、エコー写真、検査結果など、毎回たくさんの書類を渡されます。
大切に保管しておきたい物だったり、毎回の健診で必要な物だったりします。
そこで、母子手帳ケースにまとめて保管しておくと、次回の健診で忘れてしまったり、書類がバラバラになることもなくなるためにおすすめです。
病院やクリニックに妊婦健診に行く際に、母子手帳ケースごと持って行けば荷物もまとまってとても便利です。
ボディーケア用品
人それぞれ妊娠症状が違いますが、妊娠中にニキビや肌荒れがひどくなったり、全身が乾燥して痒くなってしまう妊婦さんがいます。
これらはホルモンバランスの乱れによるもので、妊娠中期以降に落ち着いてくる妊婦さんがほとんどです。
しかし、中には産後の卒乳まで続いてしまう妊婦さんもいます。
ある程度は入念なボディーケアで症状を抑えることができますので、しっかりとボディケアをすることが大切です。
妊娠中の肌トラブルはホルモンバランスの変化が原因で起こるもので、病気や異常ではありません。
気にし過ぎてストレスを感じるとお腹の赤ちゃんにも良くないので、あまり気にし過ぎないようにしましょう。
どうしても気になる場合は、妊娠中に使用できる薬は限られていますので、市販の薬を利用したりせず、医師に相談してください。
肌トラブルの他にも、妊娠線対策にもボディーケアは有効です。
妊娠によってお腹や胸が大きくなったり、人によっては体重増加で太ももやお尻が大きくなり、皮膚が急激に伸びてしまいます。
その結果、皮膚が耐えきれずに断裂して線状の痕が現れてしまいます。
妊娠中にできる線状の痕は妊娠線と呼ばれ、一度出来てしまうと長く残ってしまいます。
ボディークリームを塗って優しく馴染ませるようにマッサージをして、皮膚が急激に伸びる負担を和らげてあげましょう。
完全に予防することは難しいですが、ボディークリームを塗る事で皮膚が乾燥しないように気をつけると、断裂を浅くし、痕が残りにくくなります。
産後に妊娠線は徐々に薄くなりますが、ボディーケアをするとより早く目立たなくなります。
妊娠中期(5ヶ月〜7ヶ月)
この時期から流産のリスクも低くなります。
子宮内に胎盤が出来上がり、赤ちゃんの成長する環境が安定していくこの時期は安定期とも呼ばれ、妊婦さんの体調も落ち着いてきます。。
そのため、妊娠中期に赤ちゃん用品を出来るだけ揃えておくのがおすすめです。
赤ちゃん用品の準備
赤ちゃん用品の準備は、揃えるものが多くて大変です。
しかし、産まれてくる赤ちゃんを想像しながらの買い物は楽しみでもありますよね。
買い忘れがないように、しっかりと準備をして残りの妊婦生活をのんびり楽しく過ごしましょう。
くれぐれも重たい物や大きいもの、たくさん買い物に行かなくてはならない場合は、旦那さんなど頼れる人と一緒に行きましょう。
配送やネットショッピングを利用するのもおすすめです。
安定期とはいえ、無理をしないようにしてください。
以下に用意しておきたい赤ちゃん用品をまとめましたので、チェックリストを作り、買い忘れの無いようにして頂ければと思います。
- 短肌着 3枚〜5枚
- 長肌着 2枚〜4枚
- コンビ肌着 2枚〜3枚
- ミトン 1枚〜2枚
- ソックス 3枚〜4枚
- ガーゼ 10枚〜12枚
- アフガン 1枚〜2枚
- カバーオール2枚〜3枚(冬生まれ)
- ベビー布団(防水シーツ、キルトパッド、タオルケット、毛布)
- ベビーベッド
- ベッドパット
- ベビーモニター
- 搾乳器
- 母乳フリーザーパック
- 哺乳瓶
- 消毒器
- ベビーバス
- 湯温計
- ベビー石鹸
- ベビーローション
- 綿棒
- 入浴布
- 湯上がりタオル
- 紙おむつ
- おしりふき
- 体温計
- 爪切りばさみ
- 温湿度計
- チャイルドシート
ママの準備
妊娠中期になると母乳が出始めたり、洋服やパジャマがきつくなったりします。
体型にあった楽な服装をしましょう。
以下の3つが必要になります。
- 母乳パッド
- マタニティーパジャマ(3枚〜4枚)
- マタニティーウェアー
入院準備
準備するものが沢山あって、後回しにしてしまいがちですが、ママの入院準備も早めに始めましょう。
入院期間は、産後良好の場合、初産で平均6日間、経産で平均5日間になる病院やクリニックが多いです。
いつ入院になってもいいように、早めに準備をし、旦那さんや家族に入院準備バッグの場所や持ってきて欲しいものを伝えておきましょう。
以下に入院準備に必要なものをまとめました。
- 前開きパジャマ(3枚)
- 薄手のガウンやカーディガン
- マタニティー下着(5枚〜6枚)
- 産褥ショーツ(3枚〜4枚)
- 産褥ナプキン
- 清浄綿
- 母乳パッド
- 靴下
- 骨盤ケア用品
- 洗面用具
- 歯ブラシセット
入院中にあったら便利な持ち物リスト
必須ではないですが、あったら便利なもののリストも作りました。
- 使い捨てカイロ(陣痛を和らげてくれます)
- 冷えピタ(陣痛時や産後の胸が張って苦しいときに胸に貼ると楽になります)
- 汗ふきシート
- ペットボトルストロー
- 弾性ストッキング
- 保湿用品(リップクリーム、ボディークリーム、ハンドクリーム)
赤ちゃん用品も、ママの入院準備グッズも、病院やクリニックがある程度準備していてくれる場合もあります。
事前に確認しておきましょう。
おむつや粉ミルクは病院でもらったメーカーの物を、退院後に引き続き使う妊婦さんがほとんどです。
また、病院やクリニックによっては産褥ショーツや産褥ナプキンなどを病院で購入する事も出来るので、確認しておくといざというときに焦らなくてすみます。
妊娠後期(8ヶ月以降)
妊娠後期は、お腹が大きくなる為に動く事が大変になります。
無理をしすぎて転んでしまったり、骨盤に負担をかけすぎて早産になってしまう可能性もあります。
この時期までに出産準備を終わらせておくようにしましょう。
必要なものの最終チェックをして、出産に備えてください。
出産準備もばっちり!気持ちも体もママ一直線!
いかがでしたか?
出産への準備を進めていくうちに、徐々に心も体もママになっていきます。
赤ちゃん用品は見ているだけで楽しかったり、嬉しくてついつい長居してしまうものです。
妊婦さんの体調のいい日に、ゆっくり選んで準備をしましょう。
必要なものを買い揃えることも大切ですが、あなたが健康で、ストレスなく過ごすことが一番の出産準備です。
ご自身の体調に気を遣い、毎日を過ごすことがとても大切です。
この記事を参考に、妊娠や出産の不安をやわらげ、快適なマタニティライフに繋がれば幸いです。