まるで私だけのお城!U型キッチンのメリットデメリットとおすすめメーカー
主婦にとってキッチンはお城のようなもの。
おしゃれな調理器具に囲まれて、家族のためにお料理をつくったり、時には考えごとをしたり・・・
そんな大切な空間だからこそ、居心地の良いキッチンにしたいですよね!
U型キッチンは、広くて家事動線が理想的なお料理好きの方にピッタリのレイアウトです。
ここでは、U型キッチンのメリットデメリットをお伝えします。
あなただけのお城のような、素敵なキッチンづくりの参考にしてください!
U型キッチンとは
U型キッチン(コの字型キッチン)とは、3方向をシンク、コンロ、作業カウンターで囲まれたキッチンのことです。
カウンターに囲まれた空間がまるで飛行機の操縦席をイメージさせることから「コックピットキッチン」とも呼ばれています。
シンクやコンロの位置は自由に決められるので、あなた好みの使いやすい動線や、ライフスタイルに合わせられるのがうれしいですね!
一番人気のレイアウトは、シンクとコンロを90度に配置した「L型キッチン+作業カウンター」のタイプ。
スムーズな作業動線で調理がしやすく、お料理の専門家などにも好まれているスタイルです。
U型キッチンのメリット
本格派の方におすすめのU型キッチンですが、まずはメリットを見ていきましょう。
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キッチンでの作業は、主にシンク・コンロ・冷蔵庫の3ヵ所を行き来することになりますが、この3つをつなぐ動線をワークトライアングルといいます。
それぞれの最適な移動距離は120~200cm前後、トライアングルが正三角形に近いほど使いやすいとされています。
U型キッチンは、このワークトライアングルが理想的なんです。
はじめから作業効率を考えてつくられているので、キッチンに立つ時間が長い方ほど使いやすさを実感できると思います。
そしてとにかく広いので、下ごしらえを一気にできる、調理器具を使いやすいように並べて本格的な料理を集中してつくれるなど、たくさんのメリットがあります。
小さいイスを置いて、火加減をみながらひと休みしたり、本を読んだり・・・なんて使い方もできますよ♪
カウンター3つ分のたっぷりな収納も魅力ですね!吊り戸棚をつければさらに収納を増やすことができ、食器棚も必要なくなるかもしれません。
オープンキッチンの場合、広いカウンターを併設することもできるので、バーのような素敵なくつろぎ空間もつくれますよ♪おしゃれなキッチンで会話を楽しめば、家族の絆も深まりそうですね!
ダイニングカウンター代わりとして使うときは、直接お料理を出せるので配膳もラクです。
キッチンで過ごす時間が長いお料理好きの方にとって、U型キッチンはまさに理想的なキッチンといえます!
U型キッチンのデメリット
では、U型キッチンのデメリットについても見ていきましょう。
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大きなU型キッチンには、6畳ほどのスペースが必要です。狭いスペースに無理矢理押し込めた状態にすると窮屈な雰囲気になってしまいますので、ゆとりをもったプランニングが合うでしょう。
カウンターに3方向を囲まれているため、塞がれた空間のように感じる方もいらっしゃいます。
また出入り口が1つということで、家族の出入りが多い時間帯は、多少不便を感じることがあるかもしれません。
L型キッチンもそうなのですが、2つのコーナー部分がデッドスペースになりがちです。ただ各メーカーいろいろと便利な収納器具がそろっており、コーナー用の収納グッズも市販されているので、工夫次第で解決できそうですね。
使い勝手としては文句なしのU型キッチンですが、高価で場所もとるので「そんなに凝った料理はつくらないかも・・・」という方にとっては、ムダに大きなキッチンになってしまうかもしれません。
U型キッチンは1人向き
広々としていてお料理に集中しやすいU型キッチンですが、複数人で使うのには不向きで、どちらかというと1人向けのレイアウトです。
複数人で調理することが多いご家庭であれば、カウンターのまわりをどちら側からも通れる、アイランドキッチンやⅡ型キッチンなどがおすすめです。
おすすめメーカー別 特徴と価格帯
インパクトのある本格的なU型キッチンは、インテリアになじみやすいデザイン性の高いものや、機能的なキッチンにすることでさらに使いやすくなります。
おすすめメーカーを3つご紹介するので、あなたの好みと照らし合わせて参考にしてください♪
トクラス
(出典:トクラス Berry)
トクラスといえば、人造大理石のワークトップが有名です。
トクラスのシステムキッチンの特徴は以下のとおりです。
- 上質な人造大理石が人気
- 114色の豊富なカラーバリエーション
- シンクの位置まで1mm単位で決められる
トクラスのシステムキッチンの種類を価格帯別に分けてみました。
シリーズ | 価格帯 |
ドルチェエックス | 210~350万円 |
ベリー | 128~361万円 |
Bb | 63~213万円 |
トクラスは、日本で初めて「人造大理石」のワークトップを発売した、こだわりのある職人肌のメーカーです。
シームレスでお手入れしやすい人造大理石のワークトップは、一貫した完全自社製造で高品質。キズもつきにくく長く使えるので安心ですね!
ダントツのカラーバリエーションから選べる扉や、シンクやコンロの位置を1mm単位で調整できるフリーオーダーもあり、あなた好みの理想のキッチンにできます♪
“人造大理石のワークトップ”ならトクラスがおすすめです。
Panasonic(パナソニック)
(出典:Panasonic L-class)
パナソニックは、電器メーカーならではの家電を使いやすくする機能が充実しています!
パナソニックのシステムキッチンの特徴は以下のとおりです。
- 特大のコンロで作業効率アップ
- 深型食洗機がある
- 10年間お掃除不要なフードファン
パナソニックのシステムキッチンの種類を価格帯別に分けてみました。
シリーズ | 価格帯 |
L-class | 129万円~231万円 |
リフォムス | 114万円~204万円 |
ラクシーナ | 110~195万円 |
リビングステーションV-style | 90〜143万円 |
同時進行でたくさんのお料理をつくることが多いU型キッチンでは、作業効率の良さが重要になってきますが、4つの鍋を並べられる「マルチワイドIH」はかなり便利でおすすめです!
4つはいらないかな・・・という方には、コンロが3つ横並びになった「トリプルワイドコンロ」も使いやすくておすすめです。
ほかにも深型食洗器や、10年間お掃除が不要な「ほっとくリーンフード」きれいが続く「ラクするーシンク」などうれしい機能がたくさんあります。
パナソニックは、暮らしを楽にする“高機能なキッチン”といえます!
CUCINA(クチーナ)
(出典:クチーナ)
クチーナは、完全フルオーダーメイドの高級キッチンメーカーです。
クチーナのキッチンの特徴は以下のとおりです。
- カスタマイズフリーで理想のキッチンがつくれる
- 木目素材がおしゃれで高級感がある
- 施工まで自社でおこなっている
クチーナのキッチンの種類を価格帯別に分けてみました。
シリーズ | 価格帯 |
CUCINA | 200万円~ |
クリテリオ | 123万円~ |
クチーナはもともとは家具職人のメーカーで、リビングの主役にもなれる美しい木目の高級感あふれるキッチンが特徴です。
オーダーメイドなのでお値段は張りますが、ゼロからつくれる唯一無二のキッチンはやっぱり素敵ですよね!まるであなただけのお城のようなキッチンが完成します♪
価格を抑えたい方は、セカンドラインの「クリテリオ」(セミオーダー)もおすすめです。
“世界にひとつだけのキッチン”をつくるなら、クチーナがおすすめです♪
まとめ
いかがでしたか?
- 本格的なお料理やお菓子づくりが大好き!
- キッチンに居る時間が長い
U型キッチンのメリット
- ワークトライアングルが理想的
- 作業スペースがとにかく広い
- お料理に集中しやすい
- 大容量の収納力が魅力
- バーカウンターのような仕上がりも楽しめる
U型キッチンのデメリット
- 広いスペースが必要
- 孤立した空間に感じる
- 出入口が1つしかない
- コーナー部分がデッドスペースになる
- 費用がかかる
長く、毎日使うキッチンは満足のいくものを選びたいですよね!
ゆったりとして使いやすいU型キッチンは、お料理好きのあなたの暮らしをきっと豊かにしてくれるはずです♪
あなたが素敵な新生活を送れることを祈っています!
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