悪徳業者に要注意!リフォーム会社の失敗しない選び方
大切に住んできた、愛着のあるお家。
これからも末長く住んでいくためには、メンテナンスやリフォームが必要不可欠になってきます。
しかし、リフォーム業界には悪徳業者が潜んでいることも有名です。
悪徳なリフォーム会社を選んでしまうと、仕上がりに見合わない高額な費用を請求されたり、必要のない施工をされたり、ひどい場合は振込後、音信不通になることも・・・そんな風にならないよう、しっかりと業者を選びましょう。
- どうやってリフォーム会社を探せばいいの?
- 今より使いやすい家にしたい
- リフォームで失敗したくない
- 悪徳リフォーム会社に頼みたくない
ハウスメーカー、地元の工務店、塗装業者、サイディング業者など、様々なリフォーム業者があるので迷ってしまうと思いますが、リフォームに失敗しないためには優良業者を見極めることが一番大切です。
悪徳業者を選ばない!注意するポイント
残念ながら、悪質なリフォーム業者が存在します。
以下のような手口には注意が必要です。
契約を急かしてくる
「今月中に契約してもらえれば、〇割引にできます!」
などと、大きな金額を値引きしたり、契約を急かしてくる業者には気を付けましょう。
不自然と感じるほどの過剰なサービスは悪徳商法の手口である可能性が非常に高いです。
「モニターになって〇〇を使ってみませんか」「無料で〇〇ができます」という誘い文句にも注意が必要です。
不安を煽ってくる
無料点検にやってきた業者に「床下がボロボロになっている」「地震がきたら屋根が落ちる」「早くやらないと大変なことになる」
と不安を煽り、契約や支払いをすぐに勧めてくるケースがあります。
説明がそれらしいものであったとしても絶対にすぐに契約せず、別の業者にも点検を依頼してください。
複数社の点検の結果を受けて判断し、必要だと感じた部分のみ行うようにしてください。
すぐに着工しようとする
施主の要望をじっくりと聴かず、すぐに工事を始めようとする業者は要注意です。
「もう着工したのでクーリングオフは効かない」などと脅してくるケースがあります。
消費者契約法により、強引な勧誘は取り消すことができますので冷静に対処してください。
訪問販売業者
先述した契約を急かしてくる業者、不安を煽ってくる業者は、無料点検と称して訪問販売でやってくるケースが多いです。
リフォームを考えている場合は、自分から行動を起こして見つけた業者にお願いする方が悪徳業者に出会う確率は低くなります。
見積書の項目がわかりにくい
「リフォーム費用一式 〇〇〇,〇〇〇円」のように、詳細がわからない見積書は要注意です。
割引額や見積書の価格だけで判断しないように気を付けてください。
材料費や作業工程、希望の条件に見合った内容が提示されているかをチェックしてください。
根拠のない金額のまま契約することのないようにしましょう。
安すぎる(高すぎる)金額
工事費用が安ければ安いほど嬉しく感じてしまいますが、工事費用は材料代や足場代、職人さんの人件費など、あまり大きく削ることのできないものがほとんどです。
大幅に値引くということは、本来必要な工程を省いたり、経験の浅いアルバイトを使ったり、どこかで調整をしなければなりません。
ひどい場合は、見積書と違う材料を使用するなど、悪質極まりない業者もいます。
安さのしわ寄せがどこにあるのかを見極め、怪しい部分はしっかりと確認することが大切です。
反対に、相場がわかりにくい業界なのを良いことに、相場より高い金額を提示している業者もあるので注意が必要です。
アフターサービスが答えられない
保証期間やアフターサービスについても、説明を受けましょう。
新築と同様のフォローではなくても、ちゃんとしたメーカーのパーツには保証期間があります。
説明がない、または尋ねても答えられないような業者は信頼性に問題がありそうです。
トラブルが発生した時の対応について、必ずチェックしましょう。
リフォーム業者の種類は?
リフォーム業者にも色々なタイプがあります。
リフォーム専門業者
その名の通り、リフォームを専門的に扱っている業者です。
小さな業者から全国展開の業者まで幅広く存在します。
前身が工務店やインテリア業者と、それぞれの得意分野を持っているケースが多いです。
リフォームを専門に手がけており、リフォームの施工経験が豊富なうえ、手頃な価格でリフォームができると人気です。
ハウスメーカー
アフターサービスの一環として、リフォームを請け負う子会社や提携業者を紹介してくれます。
今使っているキッチンを施工したハウスメーカーであれば、現状をよく知った間柄で信頼できそうです。
新しい顧客の受け入れをしているハウスメーカーもあります。
住宅設備メーカー
キッチンや水回りの設備のリフォームを考えているのであれば、LIXILやタカラスタンダード・TOTOなどの住宅設備メーカーで施工まで受付してくれる会社も多くあります。
ショールームに足を運べば、実物を見ながら相談することでより詳細にイメージがしやすくなります。
メーカーと提携しているリフォーム業者であれば安心感がありますよね。
各メーカーの特色や使い勝手の良さ・価格を吟味してください。
ホームセンター・家電量販店
最近ではホームセンターや家電量販店、家具メーカーでも多くがリフォームを取り扱っています。
商品はその店のものと限定されますが、比較的価格を抑えることが可能です。
たくさんリフォームしたい箇所があり、色々なメーカーの設備を追加していきたい場合は不便かもしれません。
設計事務所
建築家やデザイナーに相談して、大規模なリフォームを行いたいという方にお勧めです。
使う材料やデザインや使い勝手にもこだわって、世界に一つだけの空間を作るのも素敵ですよね。
失敗したくない!リフォーム業者選び
リフォーム業者と名乗る場合、電気やガスの工事以外で特に資格などを必要としません。
悪徳業者でなくとも、業者の技量によって仕上がりが違います。
業者選びに失敗すると…
「安いと思って注文したのに、後から予算以上の請求をされた」
「イメージしていたものと全く違う仕上がりだった」
など、散々な結果を招くことになります。
そうならないためにはどのように業者を選べば良いのでしょうか?
周囲でリフォームした人に聞いてみる
まずは、情報収集です。
身近にリフォームを行った人がいる場合は詳しい話を聞いてみましょう!
やはり、身近な人の生の声が一番参考になります。
どこの業者でリフォームを行ったのかをリサーチし、仕上がりや対応などの感想を聞いてみてください。
その業者が良さそうであれば紹介をお願いしてみましょう。
ただし、人によって満足度は異なることを忘れずに。
全てを鵜呑みにするのではなく、連絡を取り合ったり、見積もりにきてもらった際に自分の目で業者の対応の確認も行ってくださいね!
チラシ・広告をチェックする
新聞の折り込みやポスティングのチラシなども情報源となります。
チラシ広告を入れている業者は近隣の業者であることも多いので、近くで魅力的な業者を見つけることができる可能性があります。
しかし、安い!と思って依頼したけれどチラシに掲載されていたのは材料費のみなどというパターンがあります。
作業工賃が別にかかって高くついたという残念なケースもあるので、トータルの価格がいくらになるのかは事前に確認してください。
インターネットで検索する
お手軽で手間なく無料で探す方法として、インターネットで検索する方法があります。
特に、リフォーム会社に一括で見積もりができるサービスを利用するのがおすすめです。
こちらについては次で詳しく説明します。
絶対に見積りは複数の業者から
この時点では必ず、複数の業者に見積もりをとってください。
何社かの提案を聞くことで相場感が掴めるうえ、業者の対応や見積もり項目の細かさなどをチェックすることができ、悪徳業者への依頼の確率が下がります。
まずはインターネット検索
信頼できるリフォーム業者を見つけるために一番お手軽なのは、複数の業者に一括で見積もりができるサイトを利用することです。
特におすすめのサイトは、利用者の満足度・使いやすさ・安心度が1位のタウンライフリフォームです。
メリットは以下の点です。
- 完全無料でオンライン一括見積もりの依頼が可能
- 全国300以上の業者(大手リフォーム会社含む)が登録している
- 無料で「成功するリフォーム7つの法則」という冊子がもらえる
- 見積もり依頼時に写真を添付できる
- 実際にリフォームを行ったら1,000円のクオカードをプレゼントしてもらえる
まずは訪問してもらう業者の候補を絞るために、気になる業者へ一括見積もりを依頼しましょう。
その見積もりや提案を見た上で、2〜3社へ絞り、実際に現場を見た上で正確な見積もりをもらいます。
複数の見積書をもらうことを「相見積り(あいみつもり)」と言います。
相見積もりをとる場合は、以下のことに気を付けてください。
他者へも見積り依頼していることを伝える
事前に相見積もりであることを伝えておくのが良いと言われています。
「念のため他の業者にも見積もりをお願いしていて、確実にお願いできるわけではない」ときちんと伝えておきましょう。
優良業者であればそれでも快く引き受けてくれるはずです。
また、「A社は〇万円と言っている」など他社の名前や金額は伝えないでください。
それを聞いた業者は、価格勝負させられていると受け取ります。
価格を追い求めすぎて、信頼関係を失くすようなことは避けてください。
回答期限を決め、同じ条件の見積りを依頼する
相見積もりを依頼する場合は、希望のリフォームの形を伝え、同じ条件で見積りを依頼しましょう。
予算とスケジュールについても、明確に知らせておくことで比較しやすくなります。
そういった要望に対して、親切・丁寧に対応してくれる業者を選ぶための判断材料となります。
見積もりを依頼した業者には、しっかりと回答する
複数社に相見積もりを取り、そのうちの1社に決め、他の業者を断る場合も連絡は必要です。
断りにくいからといって「まだ迷っている」などと曖昧な表現でうやむやにしないように気をつけてください。
「検討したのですが、折り合いがつかないので、今回は申し訳ありません。」
「ご足労をおかけしたのにごめんなさい。また機会があれば相談させてください。」
担当の方が足を運び、プランを考え、見積もりを出してくれたことを忘れず、感謝の気持ちを持って回答することが大切です。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”sagane1.jpg” name=”嵯峨根”]
その後も、提案を重ねてくる業者もあるかもしれませんが、見積=契約ではありません。
あまりにもしつこく続けてくる場合には、消費者センター(状況によっては警察)に相談して解決してください。
[/speech_bubble]
まとめ
今回は、悪質なリフォーム会社を見極めるためのポイントをご紹介しました。
- 契約を急かしてくる
- 不安を煽ってくる
- すぐに着工しようとする
- 訪問販売業者
- 見積書の項目がわかりにくい
- 安すぎる(高すぎる)金額
- アフターサービスが答えられない
これらに当てはまる業者には依頼しないように気をつけてください。
リフォームの成功の秘訣は業者選びと言っても過言ではありません。
素敵なリフォーム会社を見つける最大のコツは複数の業者に見積もりを依頼することです。
時間・費用・手間のコストパフォーマンスを考えると、リフォーム会社一括検索サイトが便利です。
ぜひこの記事を参考に、信頼できる業者を見つけてください。
あなたのリフォームが成功することを祈っています。