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工務店とハウスメーカーどっちがいいの?違いを比較してみた

そろそろ新築一戸建てのマイホームが欲しいなぁ・・・

新築マイホームを考えた時、全員が必ずぶつかる壁があります。

それは、会社選びです。

 

家づくりに失敗しないためには、会社(業者)選択を間違わないことが絶対条件です。

 

これは当たり前のことで、あなたもよくご存知ですよね。

ローコスト、自然素材、ZEH、高級、省エネなど、会社によって得意としている家は様々です。

このような得意とすることの他にも、ハウスメーカーか工務店かで悩んでいる方もとても多いと思います。

 

ハウスメーカー VS 工務店

 

住宅会社選びにおける永遠のテーマですが、そもそもハウスメーカーと工務店って何が違うのでしょうか?

お恥ずかしながら、建築業界にいる私も正直よくわかっていませんでした。

そこで、この記事ではハウスメーカーと工務店の違いを様々な観点から比較してみました。

 

新築一戸建ては大きな買い物です。

この記事を参考にそれぞれの良さを知り、あなたにあった会社を選んで頂ければと思います。

 

ハウスメーカーとは

 

ハウスメーカーとは、世間一般にも広く使われる言葉ですが、ハウスメーカーという言葉に正式な定義はありません。

従来は【積水ハウス・セキスイハイム(積水化学工業)・大和ハウス・パナホーム・ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)・ミサワホーム・住友林業・三井ホーム】の大手住宅メーカー8社を指す言葉として使われてきました。

最近では大手8社の他にも、一条工務店やタマホームなどの新興住宅メーカーもハウスメーカーと呼ばれることもあり、日本全国で広く展開する住宅会社に対して使われる呼び名として浸透しているように思います。

 

ハウスメーカーの人気ランキングはこちら。

おすすめハウスメーカーランキング2018!今人気の会社はここだ!

 

工務店とは

こちらも明確な定義はありません。

主に戸建(こだて)住宅を請け負う建築専門の建設業者の中で、地場産業として根付いている業者を伝統的に工務店と呼んでいる場合が多いです。

 

工務店は、個人やメーカー等から戸建住宅を請け負い、鳶(とび)・大工・左官・板金・電気・水道などの”職人”の手配や管理、その他工事全体の監督をします。

同じ工務店でも、業務体系に違いがあり、その体系によってタイプわけがされています。

 

『全国優良工務店100選』(全国優良住宅協議会監修、日本建築出版社、2011年)では工務店のタイプわけを行っている。これによると従来型の棟梁型店、社内に建築士を抱えデザインで他社との差別化を図っている店、外部の建築家の設計による施工だけを行う店、ハウスメーカーの下請けや、特定工法のフランチャイズ業務が中心の店、特定の建材・設備などを使った住宅を商品化・シリーズ化して販売型の店、自社土地購入で建売住宅や売建住宅販売を展開する店などがみられるという。(参照:wikipedia

 

ハウスメーカーと工務店の違い

では、いったいハウスメーカーと工務店は何が違うのか。

どちらも定義付けがされていないので、境界線はあいまいになってしまうのですが、一般的な認識として大きく以下の2点が違います。

 

事業展開規模の違い

全国的に展開している会社をハウスメーカー、地場産業として主に地元に特化して業務を行っている会社を工務店としていることが多いようです。

しかし、一条工務店をはじめとし、○○工務店という名前で全国展開している会社も最近は出てきていますので、事業展開規模での線引きはこれからどんどん難しくなっていくと思われます。

 

業務体系の違い

ハウスメーカーは全国規模で展開するために、家づくりを規格化し、商品として家を売っています。

プラモデルのように、『家』という商品を、マニュアルに従って組み立てていると考えてもらえるとわかりやすいかと思います。

 

それに対して工務店は、ある程度の決まりはあるものの、間取りや外観などをお客様と決めて行く形態をとっていることが多いです。

 

ハウスメーカーは『家を売る』、工務店は『家をつくる』というイメージでしょうか。

 

ハウスメーカーと工務店を6つの視点から比較してみた

 

ここまでハウスメーカーと工務店の違いについて説明してきましたが、あなたが知りたいのはどっちで建てるべきなのかということだと思います。

その疑問にお応えするため、私なりのプロの見解も加えつつ、【価格・技術力・品質・工期・要望・ローン】の6つの視点からそれぞれ比較してみました。

 

ROUND1. 価格

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まずはやはり、最も悩まれる方の多い価格からいきます。

ハウスメーカーも工務店もピンからキリまで価格があるので、簡単には比べられないものではありますが、平均的に見るとやはり工務店が安いです。

 

ハウスメーカーの出発点は、『家を規格化して手間を省き、大量に注文して材料費を安くし、住宅のコストダウンを図ろう』というところなので、工事にかかかる費用だけを見ると、圧倒的にハウスメーカーの方が安いです。

しかし、最終的に工務店が安くなるのは、ハウスメーカーと呼ばれる大手住宅会社は、広告宣伝費に多額の費用を投入しており、その費用が建築費に上乗せされているからです。

 

例えば、建物本体価格3000万円家があったとします。

ハウスメーカーと工務店それぞれで価格の内訳を見てみましょう。

 

【ハウスメーカーの場合】

工事原価(材料費、職人手間費、経費) 1500万円

会社の利益 1000万円

広告宣伝費 500万円

 

【工務店の場合】

工事原価(材料費、職人手間費、経費) 2000~2250万円

会社利益 750~1000万円

 

だいたいですが、こんな感じです。

ハウスメーカーで建てる場合、利益と広告宣伝費が価格の50%程度含まれていると言われています。

 

ハウスメーカーや工務店の費用を比較する際、よく「坪単価」を参考にする人を見かけますが、実は坪単価は参考にならないのをご存知でしょうか?

あまり坪単価を意識していると、会社選びで大失敗をしてしまう可能性が高いので、こちらの記事を参考に坪単価の仕組みを理解して頂ければと思います。

新築一戸建ての建築費を坪単価で見てはいけない理由

 

ROUND2. 技術力

 

ハウスメーカーの場合、受注まではハウスメーカーの営業が行い、契約後の施工に関してはそのエリアの工務店に丸投げする方法をとっています。

ハウスメーカーとして技術力を評価するというよりは、下請けの工務店の技術力の評価になってしまうため、そもそもハウスメーカーの技術力を測ることができません。

同様に、一口に工務店と言っても、技術力もピンからキリまであるのが正直なところです。

ハウスメーカー(下請けは○○工務店) VS ○○工務店

ということであれば比べることができるのですが、ハウスメーカーと工務店という大きなくくりでは判断できません。

 

・・・と、これで終わりではせっかくこの記事を読んで頂いているあなたに失礼なので、参考までに現場視点での私の意見を言わせてもらいます。

一つのエリアで10年・20年と営業を続けている工務店や、着工棟数がコンスタントに多い工務店は、技術力が高い水準であることが多いです。

 

地場でやっていくならば、『口コミ』が命です。

悪い噂はすぐに流れてお客様がいなくなってしまいます。

ですので、地場であ長い間存続できている会社は、技術力は低くないと考えられます。

 

ハウスメーカーに関しては、申し訳ないのですが本当にピンキリですし、その時に手の空いている、安い価格で請け負ってくれる工務店が選ばれることがほとんどですので、評価のしようがありません。

ハウスメーカーで家を建てるなら、契約前に「どの工務店が施工しますか?」と質問してみることをオススメします。

 

ROUND3. 品質

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品質に関しては、大手ハウスメーカーの支給する部材に関しては、まず間違いが無いと思います。

ハウスメーカーの中には、自社オリジナル製品を出しているところもあり、例えば積水ハウスであれば、オリジナルの窓、建具(室内ドアなど)、ネジや細かな部品まで、自社オリジナルで出しています。

積水の名前を背負った商品ですから、積水のブランドを背負うにふさわしい品質であることは間違いないです。

 

工務店の場合、材料の質に注意が必要な場合があります。

特にローコストを売りにしている工務店には注意してください。

ローコスト住宅の中には、品質を下げることでローコストを実現している会社もあり、そういった会社の場合は品質がかなり悪いことがあります。

 

しかし、ハウスメーカーの多くはお客様と打ち合わせをしていない下請け会社が施工をします。

工務店の場合、自社で接客をして自社で施工するケースが多いので、お客様の声や想いは現場に届きやく、お客様目線で言えば品質の高い家と言えるかもしれません。

 

もちろん質の高い工務店もありますが、平均的に見るという意味では、部材の品質に関してはハウスメーカーに軍配が、家の施工という観点から見た品質では工務店に軍配が上がるように思えます。

 

ROUND4. 工期

 

工期に関しては、一部の例外を除いて圧倒的にハウスメーカーが早いのではないかと思います。

ハウスメーカーの場合、自社工場である程度できあがったものを現場に運び、それらを組み立てれば家ができあがります。

工場で組み立てられるのは大きな強みで、工務店にはできないことです。

現場で加工する工程がいらないため、工期はどんどん短縮されています。

工期について詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。

注文住宅で家を建てる流れと入居までの期間は?【新築家づくり入門】

 

ROUND5. 要望を叶えられるか

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要望に関して言えば、確実に工務店の方が融通が利きます。

ハウスメーカーの家は全国どこでも施工できるように規格化された商品であり、お客様の要望を細かに取り入れられる仕組みになっていません。

反対に、工務店は規格化されていないことが多く、お客様の要望を聞きながら進めていきますので、工務店の方が要望が通りやすいケースは多いと言えるでしょう。

 

規格化されている会社の場合、「標準装備」が充実していることも多いと思います。

一般に、標準装備が充実していることはとてもいいことだと思われていますが、実はそんなことはありません。

「標準装備」という言葉には、大きな落とし穴が潜んでいます。

もし、標準装備が充実している会社が良い会社だと思われているなら、とても危険です。

標準装備の落とし穴については、こちらの記事を参考にしてください。

新築住宅の標準装備という罠!装備の充実は悪いことかも?

 

ROUND6. 住宅ローンの通りやすさ

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地場で長く続いている工務店であれば、長く付き合っている銀行があり、銀行の信用もある程度あるはずです。

逆に、ハウスメーカーは担当もよく変わりますし、施工業者も変わるなど、人が入れ替わってしまうシステムになっているので、なかなか信用を得るのが難しいと思います。

地方の銀行のローンの通りやすさでいえば、工務店が強いでしょう。

 

しかし、最近では都市銀行うや地方銀行、ネット銀行など、住宅ローン借入先を選べるようになってきました。

そのため、地方銀行と強く繋がっているのが逆にデメリットになることも考えられます。

あなたが思っているよりも簡単に、住宅ローンは通せる時代です。

詳しくはこちらをお読みください。

住宅ローン審査基準を解説!通らないと言われた審査を通す方法教えます

 

結局どっちがいいかわからない・・・

工務店とハウスメーカーの比較を見てみたものの、結局どっちがいいのかわからないという方も多いと思います。

この記事内でもすでにお伝えしましたが、最近ではハウスメーカーと工務店の線引きは曖昧になってきています。

ハウスメーカーの強みを持つ工務店や、工務店の強みを持つハウスメーカーも出てきました。

結局、どの会社を選べばいいのかわからない方も多いと思います。

 

どちらがいいかわからないという方は、一度プロに相談してみてはいかがでしょうか?

建築会社選びで迷っているあなたに最適な、住宅情報サイト最大手の「SUUMO」が提供する、「ハウスメーカー・工務店選び講座」があります。

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全国に80以上ある店舗か、お忙しい方は自宅で講座を受けることができるのも嬉しい点です。

あなたがもし、最適な建築会社と出会いたいとお考えなら、是非一度利用してみてください。

 

まとめ

ハウスメーカーも工務店も、どちらにも良いところがあり、苦手なところもあります。

それぞれのメリットとデメリットを比較し、あなたの要望を叶えられる方を選んでください。

 

例えば、ブランドに価値を感じる方はハウスメーカーがいいと思います。

反対に、ブランドにはまったく興味が無く、安くて良い家を建てたいと思うのであれば工務店です。

 

家づくりにおいて、会社選びはとても大切です。

会社選びを間違えると、どんなにあなたに知識があっても、どんなにあなたがしっかりと計画を立てても、家づくりは失敗してしまうでしょう。

この記事を参考にメリットとデメリットをしっかりと把握し、あなたに合った会社を見つけて頂ければ幸いです。

 

最後に、会社選びに失敗して新築一戸建ての購入に大失敗したひろしと、大成功した先輩の話をご紹介します。

いい会社に出会うための方法がわかりますので、次はこちらの記事をお読みください。

 

【悲報】新築一戸建てのマイホーム購入に失敗。死ぬほど後悔した話

 

 

ライター紹介 ライター一覧

嵯峨根 和正

嵯峨根 和正

京都府舞鶴市
おうちの悩み.com 編集長
株式会社ライフプラスハウス 代表取締役社長
株式会社ドレメ 取締役

「新築を通じてお客様と共にワクワクする未来を創造し、住まいを必要とする全ての人に貢献する」というミッションのもと、今よりも豊かな生活を手に入れる家づくりをご提案させて頂いております。

京都府舞鶴市に本社を置き、綾部市、福知山市、宮津市など京都の北部を中心に、全国で施工させて頂いております。

私の建てる家に興味を持って頂けた方や、相談をしたいと思って頂けた方は、下記のリンクよりライフプラスハウスのHPへ飛ぶことができます。

お問い合わせには100%お返事致しますので、何か記事に対するご質問や、おうちに関するお悩みごとや不安、疑問などがありましたらお気軽にご連絡下さい。


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