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プロが教えるインテリアカラーの3つのポイントと参考にしたい4つのテイスト

新築一戸建ての購入が決まった!

新しいマンションに引っ越すことになった!

など、新生活が始まる時は誰でもワクワクしますよね!

 

でも、新居のプランを決めていくにしたがって、

  • 床や壁の色ってどうやって決めればいいの?
  • カーテンの色はどうしよう
  • せっかくならおしゃれなインテリアにしたい!
  • でもどうやって決めればいいのか分からない…

このようにインテリアについて悩まれる方も多いのではないでしょうか。

せっかくの新居ですので、インテリアもできることなら失敗したくないですよね。

 

イメージ通りのインテリアにコーディネートするためには、インテリアやカラーについての正しい知識が必要です。

知識がないまま適当に決めてしまって後悔した・・・

なんてことにならないために、この記事ではインテリアカラーの基本ルールとカラーコーディネートのコツを、インテリアコーディネーターがお教えします。

素敵なインテリアの新居で、気持ちの良い新生活をスタートさせましょう!

 

インテリアのカラー失敗例

カラーコーディネートの失敗で多いのは、次の3つ。

  1. サンプルを見て決めたのにイメージした色と違う
  2. 元々持っていた家具と合わない
  3. 好きな色を選んだけどなんだか落ち着かない

 

中でも、面積の大半を占める床や壁の色は、部屋の印象を左右する大切な箇所なので、カラーコーディネートには注意が必要です。

しかし、施工後に色を変更するとなるとお金も時間もかかるため、あきらめるしかなかった・・・という方も少なくありません。

床や壁の色は、ただ好きな色を選ぶのではなく、カラーコーディネートのポイントを抑えて選ぶことが大切です。

 

カラーコーディネートのポイント

思い通りのインテリアにするために必要なのは、カラーコーディネートについての正しい知識です。

せっかくの新居で失敗しないためにも、まずは基本となる3つのカラーについてのルールとコツを覚えてください。

 

ベースカラー

ベースカラーとは、床・壁・天井など、インテリアの中でも大きな面積を占めるカラーのことです。

白やグレーなどのモノトーンや、ブラウン系など、落ち着いた色にすることが多いです。

 

ベースカラーで失敗してしまう主な原因は、使用する面積の大きさにあります。

実は、色は大面積で使用すると分散されて淡く見えるという特徴をもっています。

そのため「サンプルで選んだ色と違って見える」という失敗がよく起こってしまいます。

 

ベースカラーを決定する際に大切なことは、モデルルームやショールームなどで現物を確認することです。

実際にあなたが使用しようと思っている場面と同じくらいの広さに使われている色を、ご自身の目で確かめてください。

時間が無くてどうしても足を運ぶことができないという場合は、サンプルよりもワントーン濃い目のものを選ぶと良いでしょう。

 

アソートカラー

アソートカラーとは、カーテンやラグマット、家具、ソファなど、中面積を占めるカラーのことです。

木目調のものや、柄の入ったファブリック(繊維、織物製品)なども人気があります。

 

現在使用している家具をそのまま新居でも使う場合、新しく購入した家具やファブリックと合わず、アソートカラーがチグハグな印象になってしまうことがあります。

アソートカラーをスッキリまとめるコツは、現在お持ちの家具を基準にして、同系色・同素材のもので合わせることです。

色を2つ程度にまとめると、統一感が出ておしゃれな雰囲気になります。

 

アクセントカラー

アクセントカラーとは、クッションや絵画、食器など、小面積のカラーのことです。

ベースカラーとアソートカラーに使われていない、鮮やかな色を挿し色として使うことで、インテリア全体を引き締める効果があります。

しかし、小さなインテリアグッズは個性が反映されやすく、部屋のあちこちで使われます。

そのため、アクセントカラーを意識せず好きな小物を選んでいくと、全体的にごちゃごちゃした印象になってしまいます。

 

アクセントカラーを決めるコツは、ポイントになる色をひとつに絞ることです。

例えば、赤をアクセントカラーにした場合、クッションカバー・絵画・花をそれぞれ赤にすることで全体的なバランスが取れ、洗練されたインテリアになります。

 

好きなテイストにコーディネート

3つの基本カラーについてポイントを抑えたら、おしゃれなインテリアをイメージして、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーを決めていきましょう。

といっても、実際にイメージを形にしていくのは難しいものですよね。

そこで、代表的なインテリアテイストと、カラーコーディネートの例をご紹介します。

 

イメージに近いテイスト、好きな雰囲気、お手持ちの家具などと照らし合わせて、参考にしていただければと思います。

 

シンプルなモダンテイスト

シンプルで、近代的な雰囲気のモダンテイスト。

モノトーンの配色と、ガラスや金属などの硬質素材を組み合わせたインテリアです。

 

ベースカラー:白、黒、グレー

アソートカラー:白、黒、グレー、シルバー

アクセントカラー:赤、紫

 

都会的なかっこいいインテリアにしたい!という方におススメです。

 

温かみのあるナチュラルテイスト

温かみのある、明るい雰囲気のナチュラルテイスト。

ブラウンやグリーンなど、自然を感じられる配色と、木目調やファブリックなどの優しい素材を組み合わせたインテリアです。

 

ベースカラー:白、ベージュ、ブラウン

アソートカラー:ベージュ、ブラウン、

アクセントカラー:グリーン、青、赤、オレンジ、黄色

 

カフェのような、ほっとできるインテリアにしたい!という方におススメです。

 

重厚感のあるクラシックテイスト

重厚感のある、大人な雰囲気が漂うクラシックテイスト。

落ち着いたダークブラウンの配色と、濃い色の木の素材を組み合わせたインテリアです。

 

ベースカラー:ベージュ、ブラウン、ダークブラウン

アソートカラー:ダークブラウン

アクセントカラー:赤、紫、ゴールド

 

格式高いヨーロッパのホテルのようなインテリアにしたい!という方におススメです。

 

リゾート感あふれるアジアンテイスト

南の島のリゾートような、開放的な雰囲気のアジアンテイスト。

白とダークブラウンの配色に、ラタンやガラス素材などを組み合わせた涼しげなインテリアです。

 

ベースカラー:白、ベージュ、ダークブラウン

アソートカラー:白、ベージュ、ダークブラウン

アクセントカラー:グリーン、赤、紫、青、水色

 

バリのリゾートのような、ラグジュアリーなインテリアにしたい!という方におススメです。

 

まとめ

いかがでしたか?

インテリアのカラーコーディネートは、

  • ベースカラーは大面積で確認し、サンプルより濃い目を選ぶ
  • アソートカラーは同系色・同素材でまとめる
  • アクセントカラーはひとつに絞る

 

これらの3つのポイントを押さえるだけで、オシャレ上級者のカラーコーディネートにぐっと近づきます。

 

さらにまとまりのあるおしゃれなインテリアにするためには、イメージするテイストに合ったカラーを選ぶことも重要です。

何よりも、インテリアコーディネートは、楽しみながら決めていくことが大切です。

新居での生活を思い描きながら、ワクワクする気持ちを大切に、素敵なインテリアを考えてみてくださいね!

 

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この記事を参考に、素敵な生活が送れることを願っています。

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ライター紹介 ライター一覧

喜多田 弓子

喜多田 弓子

元クロス職人のインテリアコーディネーター。
趣味は掃除と整理整頓♪ストレス解消は食べて寝る♪

素敵なインテリアは心のオアシスです。
内装の専門知識と経験を生かして、日々の暮らしに彩りを添えるような、わくわくする空間づくりの記事をお届けします!



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