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ダサい家には住みたくない!ダサい家の外観と内装の特徴をまるっと解説

注文住宅を建てるなら「“ダサい”と思われる家にはしたくない」と思う人が多いのではないでしょうか。

限られた予算の中でも、せっかくなら「おしゃれだね!」と羨ましがられる家を建てたいものです。

そこで本記事では、ダサい家の特徴について解説しました。

家づくりの前に『ダサいポイント』を知っておくことで、間取りや外観選びなど計画の時に役立ちますよ。

理想的で自慢したくなるような家を手に入れましょう。

 

安っぽい?ダサい家の特徴は?

安っぽく見える家の特徴は、いくつかあります。

1つ目は、建材の質感が劣っていること。

 

例えば、安価なビニールクロスや合板の使用は、肌触りが安っぽく見える原因に。

また、窓のフレームやドアノブといった部分に手を抜くと、全体の印象が大きく下がり安っぽい印象を与えてしまいます。

 

2つ目は、デザイン面。

無理にトレンドを追うと逆に時代遅れに見える可能性があります。

大胆なカーブや不必要な装飾、不自然な形状は避けた方が良いでしょう。

また、全体のプロポーションがバランスを欠いていると、それもまたダサさを引き立てるので注意しましょう。

 

3つ目は、配色です。

一見派手で目を引く色合いや、過去の流行色をそのまま使うと、古臭く見える可能性があります。

特に、内装の色合いは時間とともに飽きてしまうことがあるため、定番カラーの白やグレーなど落ち着いた色を選ぶのもおすすめです。

 

これらを意識することで、安っぽくダサい家を避け、自分の好みやライフスタイルに合った家を手に入れることが叶います。

 

四角い家はダサい?

 

『四角い家がダサい』と一概に言い切ることはできません。

実際、家のデザインはその形状だけで決まるものではないからです。

四角い家でも、建築家が設計した美しいプロポーション、適切な素材選び、色合いや内装の調和、そして家全体のデザインの一貫性があれば、非常にスタイリッシュでモダンな印象を与えることができます。

 

一方で、四角い形状が『ダサい』と感じられる場合も。

それは一般的な四角いボックス型の家が多く見られ、新鮮さや個性を欠いて見えるからです。

 

例えば、同じ形状の家が軒を連ねていると、全体の統一感はありますが新鮮さや個性面では物足りなさを感じると思います。

しかし、これはあくまで個々の設計やデザインによるもので、四角い形状自体がダサさの原因とは言えません。

 

反対に、奇抜な形状がおしゃれとも言い切れないので難しいですよね。

大切なのは、自分のライフスタイルや好みに合った家を見つけること。

四角い家でも、それを上手くデザインしたものなら、素敵な家になるはずですよ。

 

最近の家はダサい?

 

『最近の家がダサい』と感じるかどうかは、その人の価値観や好みに大きく影響します。

流行の技法や人気のカラーなどが反映されている最近の家は、一部の人々には新鮮で斬新に見えるかもしれません。

 

しかし、これらの流行が一過性であると感じる人も多く、年月が経つと流行が変わり時代遅れに感じる可能性も。

新築を建てる場合は、その時々の流行だけに目を向けず、長い目で飽きのこないシンプルな家が好まれる傾向は高いですね。

 

ローコストだとダサい家になる?

ローコストの家が必ずしも『ダサい』とは言い切れません。

ダサさの基準となるのは、材料の質感、デザイン、色使いなどです。

 

例えば、安価なビニールクロスや合板、そして安物の金具を多用すると、見た目や触感が安っぽく感じられる原因に。

また、無理に流行を追いすぎるデザインや、バランスの悪いプロポーションも見栄えが悪くなります。

それだけでなく、派手すぎる色使いや一昔前に流行った配色も、ダサさを感じさせる要素になり得るのです。

 

ただし、ローコストでも、上質な素材選び、バランスの良いデザイン、落ち着いた色を選ぶことで、決してダサくならない家を手に入れることができます。

予算内で最大限の価値を引き出すためには、設計や材料選びに時間をかけることが重要です。

そのため、さまざまなハウスメーカーを訪問し、相性の良いデザイナーや担当者を見つけることも大切。

 

ローコストの家でもおしゃれな雰囲気に見せるには、見える部分の質感やデザイン、色使いにこだわりましょう。

内装なら、キッチンやリビング、他にもエントランスやエクステリアなど、目立つ部分への投資が効果的です。

特にエントランスは家の顔であり、ドアや照明にこだわることでおしゃれな印象付けることが可能。

窓をアクセントとして設置することで、ダサさを無くすことができるでしょう。

 

ダサい家の外観

ダサい家の外観は、どのような特徴があるのでしょうか?

詳しく見てみましょう。

 

特徴その1、外壁が安っぽい

 

ダサい家の外観の特徴として『外壁が安っぽい』ことが挙げられます。

主な原因は、素材そのものの質感です。

 

例えば、低品質のサイディングや塗装があまく剥げている状態では、安っぽく見えてしまいます。

また、色ムラや汚れが目立つ場合も同様です。

 

その他、安価な素材を使いながらも、それをカバーしようとする不自然な模様や装飾も安っぽくなる原因の一つ。

素材や塗装をごまかすために、たくさん装飾をつけるのはおすすめできません。

また、手間をかけずに施工された跡が見受けられると、全体として安っぽさが際立つでしょう。

 

特徴その2、窓の配置バランスが悪い

 

窓の配置が悪いと感じる家の特徴は、窓の大きさや形状、配置がバラバラで一貫性がない外観です。

 

例えば、一方の窓は大きくて正方形、もう一方は小さくて長方形といった具体的な配置は、視覚的な混乱を招きます。

 

また、窓が全くない壁や、逆に窓が過剰に多い壁も、バランスが悪く見える可能性も。

窓は自然光を取り入れるだけでなく、建物の顔とも言える重要な部分。

そのため、位置や大きさ、数がランダムであったり、部屋の機能に合っていない場合、家全体のデザインが崩れ、ダサさを感じさせることに繋がります。

 

特徴その3、屋根やデザインがダサい

 

『屋根やデザインが悪い』と感じる家の特徴は、まず屋根が不自然に傾斜をつけすぎていたり、逆に全く傾斜がない家です。

 

例えば、過剰に急な傾斜は見る人によっては圧迫感を与え、全く傾斜がない平屋根は雨水の排水など機能的な問題を引き起こす可能性も考えられます。

 

また、デザインの観点では、全体のバランスが取れていない家はダサさを感じさせやすいでしょう。

 

例えば、建物全体が四角すぎたり、逆に無理にカーブを取り入れすぎて全体の調和が乱れていたりすると、視覚的に不快な印象を与えます。

これらは、全体的なデザインのセンスが求められるのでデザイナーによく相談し、希望するかたちがあるのであれば、なるべくモデルとなる家を伝え、イメージを共有するようにしましょう。

そうすることで、変わり種の屋根やデザインも『ダサい』から『おしゃれ』に変えることができます。

 

ダサい家の内装

外観だけでなく、内装も家づくりには大事な要素。

お客さんが訪問した際に、「ダサい」と思われる家は避けたいですね。

この章では、ダサくなりやすい特徴を解説しました。

詳しく見てみましょう。

 

特徴その1、単調な間取り

 

単調な間取りは、その空間が退屈であり、生活に華やぎや機能性を欠く可能性があります。

 

例えば、全ての部屋が四角で、大きさや形状に変化がない家は、一見すると何の特徴もない、つまり単調な印象を与えますよね。

まるで牢屋のような間取りは、単調でおしゃれとは言えないでしょう。

 

また、全ての部屋が同じ方向を向いていたり、プライバシーの確保や自然光の取り入れ方に配慮がない間取りも、生活の質を低下させる要素となります。

これらの問題は、単に部屋の形状や大きさだけでなく、家全体のレイアウトや動線についても考える必要があるといえるでしょう。

 

特徴その2、建材が安っぽい

 

『建材が安っぽい』と感じる家の特徴は、まず素材そのものの質感があります。

 

例えば、安価な合板やプラスチック製の仕上げ材料は、一見して低品質な印象を与え、触感が悪かったり、見た目が安く見えたり、時間が経つと劣化しやすいです。

 

また、材料の組み合わせが適切でない場合も、安っぽい印象を与えます。

 

例えば、木材とメタル、ガラスと石など、異なる素材はバランスが悪いと全体の印象が下げる恐れも。

適切な素材選びと組み合わせは、空間を引き立てる重要な要素です。

インテリアコーディネーターなど専門家の意見を取り入れつつ、力を入れるところと抜くところの匙加減を相談してみましょう。

 

特徴その3、統一感がない

 

色使い、素材感、スタイルなどが部屋ごとにまちまちで、全体として一貫性がない内装はダサくみえやすいです。

 

例えば、一部屋は落ち着いたナチュラルな色調と素材で、隣の部屋はポップなカラフルな色とプラスチック素材で仕上げられていると、家全体として混沌とした印象を与えかねません。

 

また、家具や装飾品のバランスも大切。

モダンな家具が置かれた部屋とアンティークな家具の部屋が混在していると、全体としての統一感がなく、バラバラな印象になります。

最初に全体のデザインテーマを決め、それに基づいて内装を進めることで解消できますよ。

 

ダサい部屋の特徴

『ダサい家』の特徴は以下。

  • 生活感がある
  • 色みが多くバラバラ
  • 素材や家具など装飾がバラバラ

 

例えば、部屋におもちゃが散らかっていたり、脱いだ服がそのまま置かれていたりすると生活感が満載で、落ち着きのない印象を与えます。

 

また、色が多いと、空間全体が混乱し、視覚的な統一感が欠けることに。

素材や家具のテーマがバラバラだと、部屋全体のまとまりに欠けますよね。

これらはすべて、空間が『ダサい』と感じられる要因となります。

 

人を呼べないダサいリビング

 

人を呼ぶのを躊躇してしまうリビングの特徴は以下。

  • 不潔
  • 収納を布で隠している
  • 整理整頓ができていない

布で収納を隠すことは、整理整頓ができていない状況を一時的に覆い隠すためであり、これにより部屋全体が散らかっている印象が強まります。

整理整頓ができていない部屋は、物が散乱し、掃除機をかけるにも一苦労になるますよね。

特にリビングは、お客さんが集まる場所であり、人を招くのにあたって不潔はダサさ関係なく良い状態とはいえません。

結果として、これらの特徴が重なると、リビングの居心地は悪く、人を呼ぶのに適さない空間になってしまいます。

 

ダサい家にしないために気をつけること

『ダサい家』にしないためには、以下の3つの要素に注意することが重要です。

  • 理想を詰め込みすぎない
  • 使い勝手を確認
  • 全体のバランス

理想を詰め込みすぎると、見た目だけに目が向き、使い勝手の悪い家になる可能性があるからです。

美しいだけでなく、機能性など日々の生活で便利に使える家具や設備を選ぶことが重要。

長く住む家だからこそ、全体のバランスを考慮し、色、素材、配置といった暮らしやすさに着目しましょう。

そうすることで、快適で美しく、そしてダサくない家を作り上げることが可能となりますよ。

 

まとめ

 

ダサい家について、さまざまな角度で紹介してきました。

外観は見た目の印象を左右し、内装は見た目だけでなく機能性も重要視する必要があります。

一概に『ダサい』といっても個々の感性により捉え方は変わるので、他者の目を気にしすぎることはおすすめしません。

それよりも、誰と暮らし、どのようなライフスタイルにしたいかを明確にし、長く愛される家づくりが理想的ですね。

今後も家づくりについて一緒に学んでいきましょう。

 

 

くれぐれも、マイホーム作りは慎重に…

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和田光代

和田光代

建築マニアなライター。
一眼レフ片手に旅行するのが趣味。

世代を超えて愛され続ける家とは?をテーマに
建築について勉強中です。

一戸建て、マンション、アパート、団地などへの7回の引っ越し経験から、
居心地の良い家づくりを提案します♪

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