マイホームを買って大後悔!失敗事例10連発と失敗しないためのポイント
マイホームの購入は、一世一代の大きなお買い物です。
だからこそ、絶対に後悔したくないですよね。
しかし、マイホームを購入した人の半数以上は”後悔している”と感じています。
そこで、この記事ではマイホーム購入の失敗例、後悔しないためのポイントをまとめました。
素敵なマイホームづくりの参考にしてください!
マイホームを買った2人に1人が後悔している
「家は3回建てないと満足いくものができない」などと言われており、実際に注文住宅で家を建てた人のうち、2人に1人は後悔したと感じているというデータもあります。
マイホームを買った人が後悔している主な理由は3つです。
- 間取りの失敗
- 立地の失敗
- お金の失敗
家を買って後悔しないためには、一体どうすればいいのでしょうか?
マイホームなんて買わなければ良かった~後悔の声 10連発~
マイホームの購入に失敗しないために、家を買った人が後悔している失敗事例をポイントを解説します。
【マイホーム失敗例1】リビングが狭かった
図面では広く見えた17畳のLDK。
新調したテーブルやソファ、テレビボードを置いたら、窮屈になってしまいました…。
もっと広いリビングにすれば良かったと後悔しています。
◎失敗しないポイント
部屋はモノが入るとイメージより確実に狭くなります。
また家具には高さがあるので、圧迫感も出ます。
『どんな家具を置くのか』『今の家よりどのくらい広くしたいか』をあらかじめ想定して、間取りを考えることが大切です。
【マイホーム失敗例2】吹き抜けが寒かった
住宅展示場のおしゃれな吹き抜けにあこがれ、リビングを吹き抜けにしました。
開放的なのはいいけど、冬は足元が冷えてとにかく寒い…。
朝はエアコンもなかなか効かないし、結果的に電気代がかさんでしまいました。
◎失敗しないポイント
暖かい空気は上にこもり、冷たい空気は下にたまるという性質があります。
吹き抜けを採用するときは、
- 断熱性を高くする
- シーリングファンを取りつける
- 床暖房を取り入れる
などの計画も必要になります。
【マイホーム失敗例3】トイレとリビングが近すぎた
専業主婦で普段はリビングにいることが多いので、廊下に出なくてもいい位置にトイレをつくりました。
ただ来客時や食事中は、音やニオイが気になって落ち着きません。
リビングから離れた位置にトイレをつくればよかったと後悔しています。
◎失敗しないポイント
トイレがリビングに隣接していると、お互いに気を使ってしまいます。
お客様も呼びにくくなってしまうので、トイレはLDKから離れた間取りにするのがおすすめです。
【マイホーム失敗例4】階段の位置が悪かった
玄関を入ってすぐの場所に階段をつくりました。
子どもが帰宅しても2階の部屋に直行してしまうので、コミュニケーションが減ってしまいました。
もっと家族が顔を合わせやすい間取りにすれば良かったです。
◎失敗しないポイント
コミュニケーションとプライバシー、どちらを重視するかはご家庭によって異なると思います。
あらかじめ、営業マンや設計士さんに伝えておくと間取り作成もスムーズです。
コミュニケーションを重視するのであれば、出かけるときと帰ってきたときには必ず家族の顔を見られるように、リビング階段などを検討してみてください。
【マイホーム失敗例5】日当たりが悪くなった
郊外にマイホームを建てましたが、隣の空き地に3階建ての家が建ち、日当たりが悪くなってしまいました。
お隣さんの視線も気になるので目隠しのフェンスを付けることになり、余計な出費もかかりました。
すぐ隣に家が建つことなんて考えていなかったので、これからの生活を考えると憂鬱です。
◎失敗しないポイント
敷地の周りに空き地、畑、駐車場があると、将来マンションなどが建つ可能性もあるので要注意です。
時間帯によって日当たりは変わるため、朝・昼・夕と時間をずらして事前にリサーチしておくことも大切です。
【マイホーム失敗例6】バスの本数が少なかった
土地選びで難航していましたが、子どもの入学に間に合わせたかったので思いきって購入しました。
いざ住んでみると、バスに乗らないとどこにも行けないのが不便でたまりません。
本数が少ないので、いつも混んでて座れないし…。
バス路線についてもきちんと調べておけばよかったと後悔しています。
◎失敗しないポイント
車を持っていると意外と見落としてしまうのが、バス路線や時刻表。
交通が不便だと生活の負担が大きくなってしまうので、徒歩・バス・電車、すべての移動手段を想定しておくことが大切です。
【マイホーム失敗例7】通勤時間が増えた
予算のかね合いで郊外にマイホームを建てたのですが、通勤時間が往復3時間と長くなりいつも疲れがとれません。
帰宅時間も遅く、平日は子どもと顔を合わせることもできず…。
こんなことなら無理して家を買わずに、都心でマンション暮らしの方がよかったです。
◎失敗しないポイント
「睡眠負債」という言葉があります。睡眠不足が借金のようにたまっていき、やがて心や身体に悪影響を及ぼすというものです。
通勤は毎日のことなので、家族がマイホームの犠牲にならないようにしてください。
【マイホーム失敗例8】床上浸水した
台風で、マイホームが床上浸水してしまいました。
うちの土地は周囲より低いので、これからも台風がくるたびにあの大変な思いをすると思うとイヤでたまりません。
もう家を売って引っ越したいです…。
◎失敗しないポイント
周辺より低い土地や、近くに川がある土地は水害の危険性が高いため要注意。
自然災害への備えとして、ハザードマップは必ずチェックしてください。
マンションの地下駐車場や、電気式の立体駐車場も災害に弱いので、土地の高低差と合わせて考えることが大切です。
【マイホーム失敗例9】ローンで生活が圧迫された
こだわりのある家にしたかったので、注文住宅を建てました。
予算を大幅にオーバーしましたが、「一生に一度ですから」という営業さんの言葉もあり購入しました。
子どもが生まれてから妻は仕事を辞め、建物もメンテナンスだ修理だと何かとお金がかかるように…。
節約生活ばかりで何の楽しみもなく、なんのために家を建てたのかと後悔しています。
◎失敗しないポイント
自己破産をした人の約2割は、住宅ローンが原因といわれています。
過剰なローンや予算オーバーはもちろん、「頑張ればギリギリいける」ラインもできれば避けた方がいいでしょう。
ボーナス払いや退職金もあてにせず、余裕のある資金計画をたてることが大切です。
【マイホーム失敗例10】駐車スペースが狭かった
家の広さを優先させて、駐車場は小さくしました。
スペースがギリギリなので、何度も切りかえさないといけないのが面倒です…。
車に乗るときにもドアを少ししか開けられないので、毎日のストレスになっています。
◎失敗しないポイント
マイホームを建てるときは、かぎられた敷地内に駐車スペースをつくらなければなりません。
通勤や買い物などで車を毎日使うご家庭では、停めやすい駐車場にしておくことが大切です。
その設備、本当に必要?
マイホームを買うとき、いままでなかった設備をつけて後悔している方も少なくありません。
『本当に必要なものを選べるか』が後悔しないポイントです。
新築住宅で人気のある収納や設備をまとめました。
必要なもの、不要なものをチェックしてみてください。
【新築の人気設備】 |
パントリー |
シューズクローゼット |
ウォークインクローゼット |
サンルーム(花粉症・PM2.5対策) |
可動式の間仕切り |
カウンターキッチン |
IHコンロ |
食洗器 |
浴室暖房 |
壁掛けテレビ |
床暖房 |
無垢材の床 |
全館空調 |
太陽光発電 |
樹脂サッシ |
室内物干し |
人感センサー照明 |
玄関ドアのタッチレスキー |
宅配ボックス |
これらの設備にはコストがかかるうえ、定期的なメンテナンスが必要なものもあります。
それぞれのご家庭で必要なものは異なるため、いらないものにお金をかけるより、本当に必要なものをグレードアップしたほうが後悔せずにすむでしょう。
まとめ
マイホームを買った人が後悔する主な理由は3つです。
- 間取りの失敗
- 立地の失敗
- お金の失敗
マイホームの購入は、慎重すぎるくらいでちょうどいいです。
優先順位を大切にして、あなたとご家族にとって最高のマイホームを建ててください!
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