大工さんと信頼関係を築きたい!喜ばれる差し入れ・タイミングは?
いよいよ新築マイホームの工事開始!
自分の家がだんだんと作られていく様子にはワクワクしますよね。
大変な家づくり作業をしてくれている大工さんに、「何か差し入れを持って行きたい!」という優しい気持ちをお持ちの方も多くいらっしゃいます。
しかし、大工さんと関わる機会が少ないあなたは、このような心配があるのではないでしょうか?
- 差し入れは持って行ってもいいのかな?
- どのタイミングで持っていくのがベスト?
- 何を持っていけばいい?
- 迷惑じゃないかな・・・
今回は、新築工事中の大工さんへの差し入れは何を、どのタイミングで持っていくのがベストなのかを解説します!
大前提として、差し入れは当たり前ではない
まず、差し入れをするタイミングは、基本的に新築工事現場を見学するときです。
事前に見学することを伝えておけば、見学ができます。
そのときに差し入れを持っていくと、嬉しいと感じる大工さんは多いです。
ですが、大前提として、「差し入れをもらうことが当たり前」だと思っている大工さんはいません。
そのため、義務的に思う必要は全くありません。
大工さんもプロなので、差し入れがないからといって手を抜いたり、家の仕上がりに差があるということはありません。
差し入れがしづらい状況であっても、心配しないでくださいね。
新築工事中の大工さんへの差し入れはどのくらいの頻度がいい?
差し入れは、あくまで施主であるあなたのお気持ちなので、回数や頻度を気にする必要はありません。
遠方で新築をするためほとんど見学や差し入れができない方もいれば、現在の住まいの近くで新築をされる方は頻繁に現場に足を運ぶ方もいらっしゃいます。
あなたが持っていきたいと思ったタイミングで自由に持っていけば大丈夫です!

新築工事中の大工さんと関係を築くと、プラスになることも
大工さんも人間なので、連日の作業への感謝の気持ちを伝えることで、モチベーションアップに繋がり、より気持ちよく働いてもらうことができます。
また、大工さんや現場監督と気さくに話せる関係は、より良い家づくりのために有益なケースもあります。
例えば、「図面ではこうなっているが、こうした方が良いのではないか?」という現場の声が施主であるあなたに届いたり、「こんな想いで家を建てている」と施主の声を伝えることでより良い方向に工事が進んだりすることもあります。
また、どんどん形になってくる家の解説をしてもらうと、より完成までの過程を楽しむことができ、より家に愛着を持てるかもしれません。
面と向かって話をすることで、「この人の為に頑張ろう」という気持ちになるものですよね。

では、ここから具体的に差し入れについて解説していきますので、感謝の気持ちを伝えたい時には参考にしてみてくださいね!
新築工事中の差し入れはどのタイミングがいい?
1日工事のスケジュールの中で、現場では1日に3回程度の休憩を挟みます。
- 10:00〜10:30(30分)
- 12:00〜13:00(1時間 お昼休憩)
- 15:00〜15:30(30分)
上記のタイミングが一般的です。
しかし、会社や地域、状況によっても異なる可能性があるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
休憩の時間に飲んだり、食べたりできるよう休憩の始まる少し前に持っていくのがベストです。
休憩が始まってからでは、自分たちですでに飲み物を買った後で、差し入れに結局手をつけられないなんてことも・・・。
ただし、差し入れだけでなく見学もしたいのであれば、お昼の休憩は避けた方が無難。
案内役の人がお昼を食べそびれてしまわないように配慮したいところです。

もしも作業中に差し入れを持っていく場合は、邪魔にならない場所に差し入れを置き、近くの大工さんに「あとで召し上がってください」などと一声かけておきましょう。
新築工事中はどんな差し入れが喜ばれる?
具体的に、どのような差し入れを選ぶと喜ばれるのかを解説していきます。
差し入れを選ぶときのポイント
大工さんは、冷暖房のない屋外で連日作業をしているので、夏には冷たい飲み物、冬には暖かい飲み物、と季節に合った飲み物を差し入れすると喜ばれます。
差し入れするときは、甘いものやコーヒーが苦手な方がいる可能性もあるので、お茶やスポーツドリンク、炭酸系など数種類用意して選べるようにしておくのがポイントです。
また、簡単に食べることのできるお菓子も喜ばれます。
高価なものは大工さんたちが気を使ってしまうので、コンビニやスーパーなどで売られている一般的なお菓子を数種類選びましょう。
また、意外と喜ばれるのがおしぼり。
食べる前に手を拭いたり、さっぱりできて気持ちが良いので、休憩タイムにあると助かります。

ただし、車通勤の方や、お酒が飲めない方への配慮として、栄養ドリンクなど別の飲み物も一緒に差し入れしてくださいね。
暑い季節の場合
暑い夏は半凍りの飲み物や、クーラーボックス、氷があるとすぐにぬるくならず、飲み物の冷たさを保つことができます。
爽快感のある炭酸飲料も人気です。
また、夏場はとても汗をかいてしまうので、熱中症にならないよう水分と一緒に塩分もとりたいもの。
塩飴や、簡単に食べられる塩気のある食べ物を差し入れするのも良いですよ!
近隣に住んでいて、休憩のタイミングにばっちりと合わせられるのであれば、冷た〜いアイス+ドリンクも喜ばれます!(作業中は手を止めなければならなかったり、置きっ放しになってしまうのでNG)
寒い季節の場合
逆に寒い冬は、温かい缶コーヒーやペットボトルのお茶など、体を温めながらほっと一息つけるものが喜ばれます。
お湯の入ったポットと紙コップ、インスタントの粉末などを用意し、コーヒーやコーンスープ、お味噌汁などを差し入れするのも一つの方法です。
小腹が空いてくる15時の休憩のタイミングでは、肉まんなどの軽食も喜ばれます。
差し入れするときの注意点
当たり前ですが、一番大切なことは、作業の邪魔にならないこと。
時間をきちんと選び、長居をしすぎないようにしてくださいね。
また、差し入れをする際は、一人ひとりに渡す必要はありません。
パッと一人に渡せるようにまとめて持っていきましょう。
ケーキなど、タイミングを逃すと傷んでしまうようなナマモノの差し入れは避けましょう。
100円均一などで売っているビニール袋を一緒に入れておくと、持ち帰りやゴミ袋として使えて便利です。
お弁当などの量が多いものや、果物など小分けになっていないものは手軽に食べづらく、喜ばれない場合があります。

まとめ
無理をして差し入れをする必要はないですが、もし可能なのであれば、差し入れを持っていくことをおすすめします。
大工さんとの信頼関係を築いたり、マイホームができていく様子を見たりというのは一生の間に何度もあるわけではないので、貴重な経験ですよね。
1日工事のスケジュールの中で、現場では1日に3回程度の休憩を挟むため、その直前に差し入れをするのがベストです。
- 10:00〜10:30(30分)
- 12:00〜13:00(1時間 お昼休憩)
- 15:00〜15:30(30分)
休憩時間は、上記のタイミングが一般的です。
季節によって食べたいもの・飲み物は違いますし、相手の年齢や工事の状況を考えて、思いやりを持って準備することが大切です。
欲しいものは人それぞれ。事前に、時間や差し入れすると嬉しいものを聞いておくのが、一番良いかもしれませんね。
この記事を参考に素晴らしい新築マイホームが建つことをお祈りしております!