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離婚×弁護士!不倫旦那と戦う最強の味方?

お昼のワイドショーを見ながら「また不倫報道かぁ・・・」と思っていたら、ウチの旦那も不倫していた!なんて事が、起こり得る可能性がないとも言えない、このご時世。

現在、旦那さんの不倫に悩んでいらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか?

「離婚したいけど、どう進めていけばいいのかわからない・・・」

周囲を見渡したところで、離婚に手馴れている人は中々見つかりません。

そんな時、プロである弁護士に相談するという選択肢がありますが「弁護士さんは何をしてくれるの?」「どんなメリットがあるの?」か気になりますよね?

では、一緒に“いつか来るかもしれないその日”に向けて勉強しておきましょう。

 

まずは「どう離婚するか」をイメージ!

一口に“離婚”と言っても、ドラマで見るような「離婚届にサインしてください!」と簡単に事が運ぶものではないようです。

そもそも、離婚には種類があるって知っていますか?

簡単に説明します。

 

協議離婚

旦那の不倫が発覚!「もう離婚する!離婚届にサインして!」と、旦那さんとの話し合いと離婚届の提出だけで成立する離婚を協議離婚と言います。

費用や時間もかからないお手軽な方法なので、離婚をする人の約90%が協議離婚をしているんだとか。

しかし、簡単な方法であるため特に十分な話し合いがないままに離婚してしまう事があり、後々、慰謝料や財産分与・養育費など金銭に関わる事で大きなトラブルに発展する可能性があるようです。

離婚後にまで連絡を取り合わなければならない、そして損しないためにも、しっかりと話し合い、夫婦間の取り決めは文章で残しておくようにしましょう。

 

調停離婚

旦那の不倫が発覚!「もう離婚する!離婚届にサインして!」と旦那さんに迫りましたが、旦那さんが中々話し合いに応じてくれない

その場合、裁判所に間に入ってもらい離婚への話し合いを進めるのが調停離婚です。

申し立ては、旦那さんの同意なく行う事ができ、決められた期日の調停に出頭しない場合は5万円以下の過料となります。

なので、どんなに頑固な旦那さんとでも話し合いの場を設ける事ができます。

また、夫婦が顔を突き合わせて話し合いをするわけではなく、調停員が30分程度ずつ夫婦交互に話を聞いて話を進めますので、感情的になり喧嘩に発展!中々話し合いが進まない・・・なんて事もありません。

しかし、1回の調停で決着がつかない場合には、約1ヶ月の期間をあけて2回、3回と繰り返さなければなりませんので、中々の消耗戦になる事は必至でしょう。

 

審判離婚

旦那の不倫が発覚!「もう離婚する!離婚届にサインして!」と旦那さんに迫りましたが、旦那さんが話し合いに応じてくれないので調停離婚を申し立てます。

しかし、中々合意に至らない。

こう言った場合、家庭裁判所が「はい、そこまで。」と離婚を成立させるのが審判離婚です。

感情的な反発で離婚できない、どうしても合意できない調停案がある、子供の親権問題の関係で早めに結論を出した方がいい時など、このまま消耗戦を続けても決着がつきそうにない!となった時に裁判所が審判を下してくれます。

また、離婚の判断だけでなく、親権者の決定や慰謝料、養育費の金額を命じる事もできます

しかし、審判が下って2週間以内に、旦那さんが「やっぱり納得できない!」と申し立てれば、審判が無効となる場合もあるようです。

 

裁判離婚

旦那の不倫が発覚!「もう離婚する!離婚届にサインして!」と旦那さんに迫りましたが、話し合いはおろか、調停でも一向に離婚に合意してくれない。

そんな時、離婚を求める側が訴訟を起こし家庭裁判所の判決を得て離婚するのが裁判離婚。そう、最終手段です。

しかし、中々決着がつかないからと言って、誰でも裁判に持ち込めるかと言うとそうではないようで、

  • 不倫や浮気などの不貞行為
  • 同居、協力、扶助といった夫婦間の義務を、ギャンブルで働かない、生活費を渡さないなどの理由で果たさない
  • 配偶者からの連絡がなく3年以上の生死が不明
  • 回復の見込みがない強度の精神病にかかっている
  • 暴力、多額の借金、宗教活動へののめり込みなど婚姻を継続できない重大な理由がある

など、上記のいずれかに該当しなければ裁判離婚とはならないのです。

元々は愛し合っていた相手との全面戦争は、金銭的にも精神的にも相当な覚悟が必要で、中には裁判期間中に精神を病んでしまう人もいるようです。

 

頼るべき?弁護士に相談するメリット

“離婚”には種類がある事、そして相当なエネルギーとある程度の知識が必要になるという事がわかりました。

自分1人で戦うよりは、弁護士に助けてもらった方がいいような気もするけれど、実際にどんなことをしてもらえるのでしょうか?

実際に相談するとどんなメリットがあるのかご紹介します。

 

代理人になって離婚を進めてくれる

離婚を決意し、その話し合いに挑む時。かつて愛し合った旦那さんはそこにはいません。

戦うべき敵、最も憎しむべき相手、悪のドン、フリーザ、半沢直樹でいう所の香川照之・・・。とにかくまぁ、強そうではあるけれど絶対に戦わなくてはならない相手な訳です。

話をしたくないし、顔も見たくない。また、愛し合った人だからこそ、戦うのは精神的に辛いという人もいるでしょう。

そんな時、弁護士はアナタの代理人となって離婚の話を進めてくれるのです。

こうする事で、感情的になっていつまでも決着がつかない!なんて事もなくなるし、何よりも離婚によるエネルギーの消費を最小限に抑える事ができます。

 

スムーズに事が運ぶ

例えば、協議離婚の際の取り決めを公的文書にしておきたい時、調停の申し立てをしたい時、おそらく多くの人が“調べる”ところから始まると思います。

しかし、この“調べる”作業、恐ろしく時間がかかる上に、結局は「わからない!!」事が多いんですよね・・・

インターネットで検索をかけると、やたらと難しい漢字が並んでいたり。かと言って役所の窓口で問い合わせてみると、またまた難しい言葉を並べられたりして「結局、どないせぇっちゅーーねん!!!」なんて経験、ありませんか?

自分でやろうとすると、イチイチ“調べる”トラップに足を取られる可能性があります。

しかし、知識も経験もある弁護士に相談すると、このトラップにハマる危険性は皆無なのです。

世の中には、自分でできなくてもいい事だってあるのです。

 

有利な条件になるようアドバイス

離婚の際、気になるのは慰謝料や養育費などのお金の事、またお子さんがいらっしゃる方は親権の事

どれくらいもらえるものなの?親権を獲得しやすいコツはある?と、わからない事が多く、その度に足が止まってしまいます。

しかし、弁護士に相談すれば的確なアドバイスがもらえますし、もし、相手が不当な条件を突きつけてきても受け入れるべきではないと判断してもらえます

情報が溢れているこのご時世、自分で調べようと思うと結構な時間を要する可能性があります。

なので、その道のプロである弁護士に相談するのが一番の近道であること間違いなしです。

 

味方がいる!は自信になる

結婚より離婚の方が体力を使うとはよく言ったもので。

2人で作り上げていく結婚とは違い、一度は一緒になった人間が別々の道を行く離婚は、例えば家であったり財産であったり、どっちが持って行くのか?どう分けるのか?と、勢いだけではどうにもならない問題が山積みになってきます。

それを整理する傍らで、新しい生活環境の確保や引越しの準備など、とにかくやる事が多いです。

心が折れそうなこの状況下で、一緒に戦ってくれる弁護士の存在は心の支にもなるでしょう

家族や友人に頼るのもいいですが、やはり離婚のプロが味方にいるという事は、自信にも繋がります。

 

弁護士に相談!しかし、まだ気になる事が・・・

 

離婚を進めるにあたり、自分1人で戦うよりも弁護士に手伝ってもらう方が賢いと思われた方も少なくないのではないでしょうか?

しかし、イマイチ踏み出せない。

「お願いしたい気持ちはあるんだけれど・・・」の後に続く、気になる事をまとめてみました。

アナタの背中を押すきっかけになれば幸いです。

 

予算はいくら?やっぱり一番はお金の事

イメージだけで言うとかなり高額になりそうですが、実際はいくらぐらいかかるものなのでしょうか?

弁護士費用は、法律相談料着手金報酬金日当、そして交通費などの実費に分けられます。

 

協議離婚の場合、着手金が10万〜20万円。報酬金が30万〜50万円。相手から慰謝料や財産分与の支払いを受けれると、その10%が〜16%が報酬金になります。

また、親権を獲得したり、養育費の支払いを約束させる事ができると、報奨金の金額が上がります

 

これが、調停離婚や離婚訴訟にしてしまうと、着手金や報奨金は10万円単位で上がっていき、さらに裁判所に支払う印紙代や交通費などの実費が加算されます

 

実費が抑えられる協議離婚でさえ、安く見積もっても50万円程度と言ったところでしょうか?

もちろん、それぞれの弁護士事務所や離婚のケースによって金額は様々なので、言い切る事はできませんが、決してお安くはない金額です。

慰謝料や財産分与をアテにせず、弁護士に相談する前に自分の予算としっかり相談する必要があります。

 

また、費用の算出基準や支払い方法を最初にきちんと確認しておくようにしましょう。

「何の金額かはわからないけれど、意外と安い!」はラッキーじゃありません!

後々、高額な支払いを請求される危険性があります。

 

相談相手として・・・同性の弁護士がいい?

弁護士を選ぶ際、「気持ちをわかってもらえそうだから」という理由で同性の弁護士にこだわってしまう方がいるようですが、これはあまり良くないようです。

 

確かに、同性の弁護士であるからこそ相談できる事などもあるかもしれませんが、こだわりすぎると優秀な弁護士を逃してしまう可能性が

辛い気持ちを相談する相手と言うより、より良い条件で離婚する為の言わばビジネスパートナーと割り切った方が、良い弁護士に出会えそうです。

 

また、同性か異性かを気にするよりは、その弁護士が人として話しやすいかどうかで決めることも重要です。

気が合わない・・・と思っている相手と組んでしまうと、あなたの体力と気力を無駄に消耗してしまいます。

 

どうやって選べば良い?注意すべき点

全ての弁護士が離婚問題に強いか?と言われると決してそうでは無いようで。

“陸上選手”と言っても、短距離なのか長距離なのか、はたまた高飛びなのかと得意ジャンルがある様に、弁護士も同様“得意ジャンル”があります

 

キャリアが長いからと言って、離婚問題を多く取り扱っているわけではないので注意しましょう。

過去に扱った離婚問題の件数や実績などを十分に調べておく必要があります。

 

離婚を考える時、選択肢として上がってくる“弁護士に相談する”について、メリットや注意点などを紹介してきました。

私たち素人より、はるかな知識量で、味方につけると心強い事は確かではありますが、個人的に気になってしまうのはお値段。

しかし、弁護士事務所によっては、初回の相談料が無料の所もあります。

事務所まで行かずとも、電話やメールでの相談も受け付けてもらえるので、思っているよりは気軽に相談できそうです。

もし、どうしようか悩んでいるのであれば、ひとまず相談してみるのはどうでしょうか?

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田中ミカン

家事と育児とロックンロール。お喋り大好き単細胞生物で、世の中を斜めから見ようとする癖あり。座右の銘は『なるようになる。なるようにしかならん。』

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