旦那の不倫相手に会う前に知っておきたい3つの注意点
家事に育児にパート。
私が忙しい毎日を送っている一方で、何一つ家事を手伝うこともなく鼻歌まじりで仕事へ向かう旦那。
女の勘が働き探偵に依頼して調査してみたところ、なんと!不倫の恋を楽しんでいる事が発覚。
「家庭があるのに!妻がいるのに!他の女と恋愛を楽しんでいるなんて!!なんて男なの?!」
怒りの矛先は不倫相手にも向かいます。
「家庭があるのをわかっていながら、手を出した相手も相手だわ!!」
旦那さんの不倫調査を弁護士や探偵に依頼した奥さんのほとんどが、相手の素性や旦那との行動が明らかになるにつれて「相手に物申してやろう!!!」と思うようになってしまうそうです。
やりきれない思いを1人で抱えながらイライラ悶々と過ごすよりは、旦那さんや相手の女に気持ちをぶつけて決着をつける!というのは一つの手かもしれません。
しかし、やり方によってはこちらが悪者になってしまうケースがあるので、今回はその注意点をお話しします。
注意1:感情のままに突っ走らない
腹がたつ!悔しい!悲しい!憎い!一刻も早く、話をつけに行きたい!
旦那と不倫していた相手へ抱く気持ちは決してポジティブなものではありません。
しかし、この気持ちのまま相手に会うのはとても危険です。
アナタはもちろんですが、相手だって感情的になっているかもしれません。
感情的な女同士の対決は、どんな悲劇を呼んでしまう可能性があるのでしょうか?
話のできない相手
旦那の不倫相手、どんな女だと思いますか?
- 勝気なクールビューティー
- 女を全力でアピールしてくるセクシー系
- 甘え上手なぶりっ子
どんなタイプにしろ、嫌な感じの悪女なんでしょ?と思っていると思います。
だったら喧嘩もしやすいのですが・・・
実際には、心に闇を抱えていたり、「私、不幸なんです」とすぐに悲しみのスポットライトを浴びてしまうような、面倒な女と不倫している事もあります。
え?この女?と思うかもしれませんが、「この子は俺がいないとダメなんだ」という相手と不倫をしているケースは非常に多いです。
この手のタイプは、感情的になって泣き出してしまったり、別れの辛さから精神を病んでしまったり、なんだかこっちが悪者のようになってしまう展開になることも。
話し合いに出向いたところで、おそらく会話は成立しません。
反対に、勝手な思い込みで一方的に悪者にされてしまい、罵詈雑言を浴びせられるかもしれません。
アナタの心に大ダメージを与える事は必至。
軽い気持ちでの接触は避けるべきです。
逆ギレの恐怖
信じられない話かもしれませんが、不倫をしている女の中には、悪い事をしていると言う意識がない人がいます。
こういうタイプが主張するのが、次のようなパターン。
- 旦那さんが寂しそうだったから相手をしてあげた
- 私たちは本気で愛し合っているのに、アナタ(妻)が邪魔で一緒になれない
- 先に声をかけて来たのはおたくの旦那
ビックリですよね?
しかし、皆さん本気です。
こう思っている相手にアナタの怒りをぶつけると、なぜ自分に怒りの矛先が向いているのか理解できないため、逆ギレをされてしまう可能性があります。
相手によっては、アナタ以上の怒りのボルテージでぶつかってくるかもしれません。
こういった常識が通用しないタイプは何を考えているのかわからず、どんな事をしてくるか想像できないのでとても危険です。
そして、理解しがたい逆ギレ人間は、世の中に意外とたくさんいる事を覚えておいてください。
シラを切られる
旦那の不倫相手がどんな女なのか特定でき、どこに勤めていて、どこに住んでいるのかがわかりました。
あとは直接対決に持ち込むのみ!
アナタは勇み足で現場に向かい、「不倫の容疑で逮捕する!」と言わんばかりに不倫相手を確保したとします。
「何か証拠はありますか?」
不倫の決定的な証拠となるものを持っているなら、そのまま逮捕です。
しかし、不倫の決定的な証拠と呼べるものは、いくつかの条件があるため素人には判断しにくいのが現実。
しかも、今回アナタが乗り込んできた事により不倫がバレた事を察した女は、不倫の証拠になりそうな物全てを闇に葬り去ってしまいます。
そのあとは知らぬ、存ぜぬを通すだけ。
政治家ですら「記憶にございません」とシラを切る世の中です。
罪は認めたくないもの、制裁は受けたくないもの。
不倫相手を取り逃がしてしまわない為にも、感情のままに動いてしまうのは控えましょう。
【参考記事】
不倫調査を絶対に自分でしてはダメな理由!本気で疑ったら探偵に依頼
注意2:大人の喧嘩の心得を知っておく
大前提として、アナタはこれから喧嘩に行くわけではないことを理解してください。
旦那の不倫相手と大人の話し合いをしに行くのです。
感情のままに突っ走ることの危険性はご理解いただけたかと思いますので、次は心得をお教えします。
大人の喧嘩に必要なのは、体力でも腕力でもありません。
知恵と知識です。
「これが目に入らぬか!!」相手を降伏させる証拠
不倫の証拠になるもの、ならないものがあります。
携帯電話でのやり取り、着信履歴、ツーショット写真。
これらは、不倫の証拠にはなりにくいです。
では、確実に証拠となるのは次の2点です。
- 一緒にホテルに入って行く写真
- 一緒にホテルから出てきた写真
ちなみにどちらも、時間が明記されている必要があります。
先ほども言いましたが、見切り発車で動いてしまうとシラを切られてしまう危険性があります。
相手に隙を与えない、出すべき場所に出しても戦える証拠写真を持って行く事をおすすめします。
書面で残す
何もお金が欲しくて相手のところに行くわけではないと思いますが、反省と謝罪を形として受け取る手段としては、やはり慰謝料が一番無難です。
また、今後の抑止力としても有効に働きます。
「ちょっと!アンタがうちの旦那と不倫していて、私は傷ついたのよ!慰謝料払いなさい!!」アナタが詰め寄ると、相手は「はい。払います。」とその場では言うかもしれません。
しかし、安心してはいけません。
口約束は、後々「言った」「言わない」の新たな問題を生みます。
そして、このバトルの長期化は、アナタの精神力や体力を確実に奪って行く事となるでしょう。
大人同士の大事な約束は、必ず書面で残すことを覚えておいてください。
または、宣言した瞬間を動画で残しておくのも有効です。
一人では行かない
不倫相手のもとへ向かうアナタは、戦場へと出向くようなものです。
「万が一」を考えると1人で乗り込むのは危険です。
屈強なボディーガードを連れていけたら安心ですが、あまり現実的ではありませんよね。
かと言って男性の友人を連れて行くと、それはそれで話がもつれてしまいそうなので、信用できる同性の友人がベターです。
2人で乗り込んだほうが有利と言うわけではなく、もし相手に危害を加えられそうになった時、その証拠を抑えてくれていたり、いざとなれば警察に連絡をしてくれる人が近くにいる方が安全です。
注意3:こちらが逮捕されてしまうリスク
ヒートアップするあまり、アナタが逮捕されてしまう可能性も考えられます。
裁かれるべきは向こうのはずなのに、絶対に納得いきませんよね?
しかし、実際に不倫をされた方が捕まってしまうケースもあるのです。
警察のお世話になるかもしれない危険な行動を頭に入れていてください。
住居侵入罪(不法侵入)
不倫相手家をつきとめ、二人が入って行ったことも確認。
ここで、覚悟を決めて乗り込んではいけません!
不倫現場に乗り込み、青ざめた旦那さんが言い訳をしている光景は、不倫の修羅場の代名詞ともいえる場面です。
しかしこれは、立派な「住居侵入罪」です。
痴情のもつれが原因の場合はそこまで厳しく言及はされないようですが、この場合罰を受けるのは不倫相手でも旦那でもなくアナタです。
ドラマはどこまで行ってもドラマ。
くれぐれも本気にしないように。
強要罪
強要罪は簡単に言うと、何かを無理やりさせてはいけないということです。
実はこの強要罪、とっても簡単に適応されてしまうんです。
例えば、アナタが不倫相手を喫茶店に呼び出したとします。
旦那さんとの不倫関係を認めず、「忙しいので帰ります」と席を立って立ち去ろうとする相手。
「ちょっと待ちなさいよ!」と、腕を掴んで引き止めるとアウトです。
話し合いに応じず、その場を立ち去ろうとした相手の腕を掴み、その場にとどまらせると言う行為が、人に義務のない事を行わせるという事になります。
当然のようにやってしまいそうな行動ですが、刑法で裁かれる理由になってしまいます。
くれぐれも、気をつけて行動しましょう。
ストーカー規制法
もし、旦那の不倫相手が中々話し合いに応じなかった場合、何度も相手の家を訪ねたり、家の前で待ち構えて後を追いかけたり、どうにか証拠をつかもうとあの手この手を駆使してしまうでしょう。
しかし、このような行為を繰り返していると、ストーカー扱いをされてしまう危険性があります。
ストーカー規制法では、以下のようなことを具体的なつきまとい行為と定めており、同じ相手に反復して行うと警察から禁止命令を受けることがあります。
- つきまとい
- 待ち伏せ
- 押し掛け
- 監視している事を相手に告げる
- 乱暴な言動
- 無言電話
最後に一番重要な事
この記事では、不倫相手と対峙するなら覚えておいて損はない知識をご紹介してきました。
最後に最も大切なことをお伝えします。
不倫相手と話をするうえで一番大切なのは「どこを終着点とするかを決める」という事です。
不倫した夫を責めて罰を与える?
不倫した相手に償いをさせる?
アナタを深く傷つけた2人ですから、いつ赦すのかはアナタが決めるべきですし、アナタの気がおさまるまで恨み続ければいいと思います。
しかし、いつまでもその負の感情に支配されているアナタでいいですか?
負の感情を持ったまま過ごす時間は、心にも体にも不健全です。
忘れることも、許すことも時間のかかる作業ですが、終着点は決めておきましょう。
たった一度しかないアナタの人生、いつまでもバカな2人の為に時間を使うなんてもったいないです!
どのような結論を出すかはアナタ次第ですが、終着点は新たなスタート地点にもなります。
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