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妊娠したい!身体の準備や意識したい生活習慣

「赤ちゃんが欲しい」「姉妹、兄弟を作ってあげたい」など、妊娠願望がある人はたくさんいます。

タイミングよく妊娠できる人もいれば、なかなか妊娠できない人もいます。

「妊娠、出産は奇跡」とも言われている通り、なかなか希望通りにはいかないものでもあり、生命の誕生は簡単なものではないのです。

そこで今回は、妊娠に備えてママ自身の体の準備についてお話します。

もちろんこれをすれば必ず妊娠するというものではありません。

お話した通り、「妊娠、出産は奇跡」であり、生命の誕生は簡単にはいきません。

少しでも、赤ちゃんを迎えやすいママの体に近づけるようにお手伝いできたら嬉しいです。

 

体調を整える

ホルモンバランスは、体調の変化によって影響が出やすいです。

特に睡眠不足、食生活の乱れは影響しやすくなります。

体の疲れがたまってしまうと、頭痛やめまい、貧血に便秘、肌荒れや生理不順などの症状が起きやすくなります。

生理不順の場合は、排卵日を見極める事が難しい場合もあるため、妊娠前に婦人科の医師に診察してみる事をおすすめします。

また、妊娠初期症状も同じような症状が出る場合があるため、妊娠前から体調を整えておかないと、妊娠初期症状と区別がつかない場合もあるのです。

妊娠している事に気付かず、熱もあるので風邪と間違えて自己判断で抗生物質(テトラサイクリン系)を服用してしまうと、胎児が奇形になる可能性があると言われています。

妊娠を希望している場合や、妊活中の人は妊娠する前から、体調をしっかりと整えておいてください。

 

基礎体温を測る

基礎体温は、体の変化のバロメーターです。

人が熟睡しているときの、内臓の働きがもっとも静かな状態の体温です。

そのため、熟睡の状態に一番近い、目覚めて起き上がる前に布団の中で測ります。

基礎体温は、低温期と高温期が交互に起こります。

女性の体は、排卵すると黄体ホルモンが分泌され、その作用で37℃前後まで体温が上昇します。

妊娠すると、この黄体ホルモンがずっと分泌されるので、体温が高い高温期が続く事になるのです。

妊娠していない時は低温期になります。

基礎体温は、妊娠を早めに正確に判明する1つの手段でもありますが、日頃から基礎体温を測っておくことにより、排卵日を特定しやすくなり、受精しやすい日をある程度知ることも出来るのです。

また現在では、薬局に排卵日予測が出来る検査薬が販売されています。

もちろん、排卵日予測が出来る検査薬を使って排卵日を予測し、受精しやすいタイミングを狙うことも妊娠に近づきますが、妊娠前から基礎体温を測り、自分自身の生理周期をしっかりと理解することも妊娠するためには必要なことになるのです。

 

規則正しい食生活

妊娠するにあたって、規則正しい食生活は必要不可欠になります。

もちろん、妊娠に関わらず、食生活は生命維持には欠かせませんが、妊娠・出産時はより一層意識しなくてはなりません。

なぜならば、母体だけでなく胎児の分まで栄養をしっかりと摂取する必要があるからです。

また妊娠により、より多く摂取したい栄養素もあります。

中には、妊娠前から積極的に摂取したい栄養素もあるのです。

 

意識して摂りたい栄養素

妊娠に関係なく、バランスよく栄養を摂取することが大切ですが、妊娠を視野に入れている場合、意識して摂取したい栄養素があります。

それは、「葉酸」「亜鉛」「鉄」「カルシウム」「マグネシウム」「ビタミンB6」「ビタミン12」「DHA」です。

 

葉酸

葉酸とは、水溶性のビタミンB群の一種で代謝に深く関わりがあります。

タンパク質や核酸といったDNAやRNAの合成に働きかけて、細胞の生産や再生を助けて体の発育を促してくれます。

また、赤血球の生産を助ける造血ビタミンでもあります。

特に妊娠初期には、赤ちゃんの細胞分裂が盛んに行われて、脳や脊髄などの重要な器官が形成される時期です。

葉酸は、赤ちゃんの脳神経系を作るために欠かせない栄養素です。

そのため、葉酸が不足しているとうまく細胞分裂がされず、器官の形成が進まず、胎児に先天性奇形の神経管閉鎖障害のリスクが高まる危険性があります。

妊娠中にはなぜ葉酸が必要なの?胎児のために栄養素を知ろう

 

亜鉛

亜鉛は酵素成分であり、細胞分裂を促して骨や皮膚の発育を促します。

また、免疫力を高める働きをするため、亜鉛が不足すると母体の免疫力が下がり、胎児の成長にも影響を及ぼす危険性があります。

また、母体の免疫力が下がるため、つわりの原因になってしまったり、感染症にかかるリスクも高くなります。

 

鉄は、赤血球に含まれるヘモグロビンを生成します。

妊娠中は、胎児に多くの鉄分が送られるため母体の鉄分が不足しがちになり、貧血になりやすくなります。

妊娠中の貧血は鉄欠乏症貧血がほとんどで、貧血による動悸やめまいが起こりやすくなります。

また、ヘモグロビンは酸素を運ぶ働きをするために、ヘモグロビンが減少すると酸素不足になり、胎児に十分な酸素が送られなくなってしまい、発育に影響が出る危険性があります。

 

カルシウム

カルシウムは、骨を生成する為に必要な栄養素です。

妊娠中は、胎児の骨を生成するために大量のカルシウムが必要になります。

カルシウムが足りないと、母体の骨からカルシウムが胎児に送られるため、母体はカルシウム不足になりやすくなります。

カルシウム不足になると、胎児にも十分なカルシウムが送られなくなってしまい、発育に影響を及ぼす危険性があります。

 

その他

カルシウムの吸収に欠かせないマグネシウムと、ヘモグロビンの生成を促すビタミンB6やB12、脳の発達を高めるDHAも積極的に摂取してください。

バランスのよい食生活を送ることにより、バランスよく栄養素を摂取することができるようになります。

偏った栄養素を大量に摂取するのではなく、バランスよく多くの栄養素を摂取することが妊娠前や、妊娠中には大切なのです。

ビタミンB6は妊娠中毒症やつわりを予防する効果もあります。

胎児だけに限らず、母体のためにも妊娠前や妊娠中は特にバランスのよい食生活を心がけてください。

 

冷えや睡眠不足は厳禁

冬場に限らず、夏場でもクーラーなどによる冷えは体に負担がかかる場合があります。

もともと冷え症の人は特に注意する必要があります。

妊娠中は、ホルモンバランスが崩れるためうまく体温調節が出来なくなります。

さらに、お腹が大きくなるにつれて姿勢が悪くなり、血流が悪くなります。

冷えが原因で起こる胎児への影響は、「切迫早産」「切迫流産」「逆子」などです。

特に妊娠初期は、妊娠していることには気付きにくいため、体の冷えに対して気にしない女性が多いです。

冷えは、「つわり」や「むくみ」、「お腹の張り」や「便秘」の原因にもなります。

妊娠に関わらず、体を冷やしすぎないように羽織ものを持ち歩いたり、あまり薄着をし過ぎないように日頃から気を付けてください。

 

睡眠時間のリズムを崩さない

仕事や家事などで毎日眠る時間が定まっていない人は多くいます。

ベッドに横になってもなかなか寝付けず、睡眠不足になってしまう人もいると思います。

しかし睡眠時間は、生活リズムに大きく影響されるため、なるべく睡眠時間を崩さないように心がける必要があるのです。

睡眠は、女性ホルモンのバランスを整える重要な役割があり、睡眠不足はホルモンバランスを乱す原因にもなってしまいます。

ホルモン分泌は、脳の視床下部と下垂体によって指示されています。

しかしストレスや睡眠不足、無理なダイエットなどの影響を受けやすく、ホルモンバランスも乱れやすくなるのです。

ホルモンバランスが乱れてしまうと、生理不順や不妊症、甲状腺疾患、糖尿病などを引き起こす場合もあります。

時間よりも質の高い睡眠を心がけて、たとえ寝付きが悪い場合でも、同じ時間に眠り、同じ時間に目覚める習慣を乱さないことを心がけてください。

 

骨盤矯正

日頃から腰痛や肩こり、偏頭痛などが起こりやすい人は多くいると思います。

中には仕事上、立ち仕事やパソコンなどのデスクワーク、重たい荷物を上げ下げする重労働などによって姿勢が悪くなってしまい、無意識のうちに体に過度な負担がかかってしまっている事が原因で体に不調を感じている場合もあります。

特に女性の場合、骨盤は重要な役割を持っています。

骨盤は、朝に閉じて夜に開くという基本的なリズムがあり、妊娠に関係なく毎日繰り返されているのです。


さらに妊娠すると、出産に備えて体が準備をしはじめ、リラキシンというホルモンが分泌されます。


リラキシンが分泌されると、骨盤の周辺の筋肉や靭帯が緩み、妊娠前よりさらに骨盤が広がりやすくなるのです。

しかし、妊娠前に日々の生活習慣の中で骨盤に負担がかかりすぎてしまっていると、歪みが生じてしまい、骨盤の広がる際に痛みを感じてしまい、妊娠中の腰痛の原因にもなります。

そのため、妊娠前から腰痛で悩んでしまっている人は早い時期から整体や骨盤マッサージなどで骨盤ケアしておくことがおすすめです。

骨盤の歪みをあまり深く考えずに放っておくと、妊娠中や出産時にも大きなリスクとなる場合もあるので注意が必要です。

 

ブライダルチェック(妊娠前検査)

あまり聞きなれない検査の人も多いと思いますが、ブライダルチェックとは、将来子どもを持ちたいと考える人が受けておいた方がいい検査のことです。

血液検査(貧血検査)やおりもの検査、超音波による子宮と卵巣の検査や子宮がん・子宮頚がん検査、性感染症検査や風疹抗体検査、胸部X線撮影や乳がん検査などが受けられるようになっています。

妊娠に関わらず、乳がん検査や子宮がん・子宮頚がん検査などは健康診断で定期的に婦人科系の疾患を調べている人も多くいますが、ブライダルチェックはより妊娠するにあたって妊娠や出産に影響を与える疾患の有無をより詳しく検査することが出来るのです。

 

まとめ

妊娠は奇跡でもあります。

「赤ちゃんが欲しい」「二人目、三人目が欲しい」などと思っても思い通りにいかないものです。

しかし、日頃から体に気を付けて意識することによって妊娠しやすい体になる場合もあります。

日頃から生理不順や睡眠不足、偏った食事、お酒や喫煙など、あまり気にしないで生活している人も多いと思いますが、妊娠してから見直すのではなく、妊娠前から食生活や生活習慣を意識して見直して、より健康的な生活を過ごすことによって、妊娠という奇跡が起きやすくなるのです。

私自身も、妊娠、出産を期に体質がガラリと変わってしまった経験があります。

冷え症はより悪化してしまい、体温調節がうまく出来なくなってしまったり、妊娠前には腰痛とは無縁だったために、妊娠してから骨盤ベルトを着用して過ごしていましたが、すでに骨盤が歪んでしまっていたために、今では毎日腰痛に悩まされてしまっています。

「妊娠したい」「赤ちゃんが欲しい」という気持ちだけがただ強く、自分の妊娠前の体に目をあまり向けられなかった結果だと思っています。

食生活、睡眠、飲酒に喫煙だけでなく、骨盤の歪みやブライダルチェックを受けて妊娠に向けてママの体の事をしっかりと知ることも大切な妊娠への道のりなのです。

 

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ライター紹介 ライター一覧

baniusa

妊娠、出産を経て子育て奮闘中の三十代一児のママです。大変な事も多々ありますが、子供が可愛くて仕方なく、育児を楽しむ毎日です。子供と毎日楽しく過ごす幸せな生活の為に日々リサーチやママ友と情報交換し合ってます。ごく普通のママですが、そんなママ目線で楽しく幸せな記事を書いて少しでもお役にたてれば嬉しいです。

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