ママ友トラブルを回避!距離感を保って上手に付き合うための8箇条
子どもを軸として広がっていく母親同士の友だち「ママ友」。
情報交換や子どもの悩み相談などが出来る心強い存在でもあります。
一方で、独身時代からの友だちとは違い、子どもがからんでくる分、何かと複雑でややこしい関係にもなりがち。
友だちと同じ感覚で付き合ってしまうと、思わぬ落とし穴にはまることがあります。
送迎時や運動会、保護者会といった様々なイベントで顔を合わせるようになり、子どもの成長に合わせて付き合いも増えてくるので、ママ友付き合いを避けることはなかなか難しいところ。
ある程度の付き合いは仕方がないとしても、くれぐれもトラブルには巻き込まれないようにしたいものですよね。
適度な距離を保ちつつ、ママ友と上手く付き合っていくための8つの注意点をご紹介します。
ママ友と上手に付き合うための8箇条
深く付き合い過ぎて、トラブルになってしまうケースもあるママ友。
たった1度のトラブルでも、長く引きずってしまい、子どもの友人関係にまで影響してしまうリスクがあります。
そのため、「最初は、適度な距離を保って深入りしない方が安全!」と考えるママも多いようです。
心を許せるママ友に出会うまでは、以下の8つの注意点に気を付けて、ママ友トラブルを回避しましょう。
その1 その場にいない人の悪口は言わない
トラブルの原因となる悪口や陰口は、言わないのが鉄則です。
自分からわざわざトラブルの火をつけることはしないことです。
もしママ友が陰口や悪口を言っていたとしても、共感してはいけません。
共感した時点で、同罪扱いにされてしまいます。
その言葉に対し共感もしなければ、一緒に悪口も言わない、ということが大切です。
「へ~そうなんだ」というのは言い方をすれば、客観的に受け止めているだけで、そのことに対し良い・悪いという意見は一切答えていませんよね。
悪口を言う人は共感されなかったことで、その熱も冷めてしまうものですよ。
その2 自慢話をしない
人の自慢話を聞いても何の得にもなりません。
貴重な時間を割いてまで、わざわざ聞きたくはありませんし、自慢ばかりするママ友といても正直しんどいだけです。
特にママ友は、子どもの成長という同じ舞台があるので、ちょっとした差で優劣をつけようとする傾向にあります。
もし自分の方が優れていると思っても、あまり大きく話題に出さない方が無難でしょう。
自慢するつもりではないのに、相手にそうとらえられてマイナスの印象を与えてしまうこともあります。
話し相手が自分が話すことをどう感じ、どういう印象を持つか、そこをうまくキャッチしながら、上手にコミュニケーションをとるようにしましょう。
また、個人的な事を詮索されて答えたのが自慢話ととらえられることもあるので、「どうだったかしら~」ととぼけて逃げるのも一つの手です。
うわさ話は尾ひれをつけて一瞬で広まります。
口は堅く、そして自分も余計なことは言わないよう気を付けましょう。
その3 プライベートを話さない、詮索しない
夫の話は一番、嫉妬の対象になりやすい話題です。
何気なく言ったことが、自慢と受け取られてしまうことも。
嫉妬という感情を持った相手と付き合うと、皮肉や嫌味を言われたりするかもしれません。
また、内輪だけに話したつもりでも、知らない間に情報が広がっていることはよくある話です。
この面倒を避けるには、夫の話は極力しないことがベター!
学歴や会社名、肩書き、年収といった個人的な内容には、お互い触れずに会話しましょう。
仕事も「…系」と答えれば十分です。
その4 価値観が似た人と付き合う
教育方針にもつながりますが、ものの考え方や金銭感覚等など、価値観が似た人とは一緒にいて楽な気持ちでいられるものです。
特に金銭感覚が違うママとの付き合いに、疲れを感じる人が多いようです。
ランチやお茶に行ったり、持ち寄りでパーティなんかをひんぱんにしていると、ママ友付き合いに結構な金額を使うことになりますよね。
また、自分の教育方針とはあまりにもかけ離れた感じのママと一緒にいると、話を聞いてるだけでもウンザリします。
教育熱心なママ友にライバル心を燃やされて嫉妬されることも。
ママ友はたくさんいるのですから相手に無理に合わす必要はありません。
できるだけ、価値観の似た人とお付き合いするようにしましょう。
その5 特定のママ友に依存しない
子育てに忙しいママたち。
ほとんどの方はママ友に濃密な関係は求めていないものです。
まるで女子学生のように常に一緒で、依存したり執着したりしてくるタイプのママ友は相手の重荷になってしまうことも。
ママ友が学生時代の友人と大きく違うところは、「子どもありきの関係」であること。
「同学年、または年の近い子どもがいる」という共通点があるだけで、本来なら友だちにならないであろう間柄がほとんどです。
普通の友だち関係より一歩引いたくらいの距離感がちょうどよいでしょう。
また、依存傾向の強いママ友がいる場合は、なるべく2人きりにならないように気をつけましょう。
相手に優しくすればするほど、ますます依存して甘えてきます。
時には嘘も上手に使って、お付き合いの頻度を少しずつ減らしていきましょう。
ランチなどには無理につき合わなくても大丈夫です。
立ち話で楽しくおしゃべりできるだけでも良好な関係を保つことができるものですよ。
その6 ママ友に頼り過ぎない
子育てをする中でお互いに助け合うことができて、とても心強い存在のママ友ですが、頼り過ぎ、頼られ過ぎと釣り合いが取れなくなると、どちらかの負担になってしまいます。
「ちょっと子どもを預かってくれない?」
「うち車がないから、習い事一緒に送ってもらっていい?」
これらはママ友同士のトラブルに発展しがちなよくあるパターンです。
ちょっとお願いしたら快く聞いてもらえたからといって、何でも頼みすぎるのは厳禁です。
相手の好意を当たり前のようにとらえてしまったら最後。
次のお誘いはおそらくありませんよ。
本当に困ったときだけ、お願いするようにしましょう。
逆に、頼られる立場になった場合は、はっきりと断る勇気を持ちましょう。
子どもを預かったり、車での送迎などは子どもの命を預かる責任のあることです。
自分にはそんな責任を負えないと思うのであれば、最初から安請け合いしないことです。
その7 子どもを放置しない
子どもを放置してしからないママ友には目に余るものがあります。
携帯をさわったり他のママ友とおしゃべりに夢中になるあまり、我が子の動向に一切の注意を払わないママ。
子ども同士のトラブルが起こっても気付きもせずに、例え知らせたとしても「子どものしたことだから仕方がない」と片付けてしまうママ友は、周囲からトラブルメーカー扱いされていることも。
子どものした事とはいえ、何でも許される訳ではありません。
放置された子どもの行動がきっかけとなって、ママ友関係が悪化することもあります。
こういった事態を防ぐには、常に自分の子どもから目を離さずに、きちんと注意をすることです。
自分の子どもに注意することは間接的に「やられたくない」という意思表示になります。
子どもを放置してしまうと、容認していることになってしまうので相手に悪い印象を与えます。
自由奔放に育てたいと思っても、相手に迷惑がかかっていることもあるので気をつけましょう。
その8 必要以上にSNSでつながらない
FacebookやInstagram、ブログ、LINEなど、すっかり人々の生活に定着しているSNS。
ママ友同士の交流の場としても上手に利用すれば楽しいSNSですが、気を付けなければトラブルの原因になることもあります。
コメントへの返信が遅かったり、返信がなかったりすると気を悪くするママ友や、ブログで私生活をしつようにチェックするママ友もいます。
また、何気なくSNSで公開した写真に、ママ友の子どもが写り込んでしまっていたことでトラブルになったり、投稿した内容が自慢話であるようにとらえられてママ友の嫉妬心をあおってしまうことも。
この様に、自分自身も知らず知らずのうちにトラブルを起こす行動をしてしまっているかもしれません。
子ども同士の付き合いのためにであったり、連絡事項を回すための連絡手段としてもSNSは確かに便利なツールです。
しかし、自分のことだけではなく、家族や親族の学歴、職業などプライベートが筒抜けになる可能性もあるSNS。
ママ友とのSNS共有は安易に考えずに、十分に相手をよく知った上で判断しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
自分がママ友トラブルの原因とならないように、そしてトラブルに巻きこまれないように、ここでご紹介した内容を参考にしてみてください。
あくまでも「子どもの友だちのママ」だということを忘れないように、最初は程よい距離感を保って付き合っていきましょう。
ママ友付き合いには節度ある行動に気をつけて、上手くスルーする力を身に着けることも必要です。
そして何よりママ友付き合いに振り回されないように、子どもや家族を第一優先に行動することを心掛けましょう。
シンプルなママ友関係を続けるなかで、一緒にいて居心地の良い、心から信頼し合える友だちに変わることもあります。
ただし、すぐにそういうママ友を見つけるのは難しいので、「そうなればラッキー!」くらいの気持ちで、ゆっくりと信頼関係を築いていくことが大切です。
うまくトラブルを回避する付き合い方を覚えたら、ママ友に好かれるママを目指してみませんか?