海沿いに新築一戸建てを!海が近いメリットとデメリットは?
サーフィン・ダイビング・釣りなどを趣味に持つ人達にとって、海はまさに聖地です。
シーズンになると、海に行きたくて仕方がないという人も多いのではないでしょうか?
「もういっそのこと、海沿いに家を建てちゃおう!!」
なんて考えている人も、少なからずいらっしゃると思います。
少し時間があれば大好きな海へ行けますし、天気のいい日は外でバーベキュー、夜は波の音を聞きながらシャンパンでも。
考えただけでも、ワクワクしちゃいますね!
でも、海沿いの家には素敵なことがたくさんある反面、気を付けなければならない点もいくつかあります。
何も知らずに家を建ててしまうと、大失敗をしてしまうかもしれません。
- 海の近くに住みたい!
- 海の近くの家いいところ、メリットは?
- 逆に、デメリットは?
- 絶対に失敗したくない!!
そこで、この記事では海沿いの家のメリットとデメリット、海に近い家を建てるときに失敗しないための方法をお伝えします。
この記事を参考に、素敵な海沿いの家での生活を手に入れて頂ければ幸いです。
海に近い家のメリット
海に近い家のメリットは実にたくさんあります。
- すぐ趣味に興じれる
- 新鮮な魚介類が手に入りやすい
- 波の音に癒される
- 景色が良い
- 健康にいい
- 街中では味わえない解放感
- コンクリートジャングルより涼しい
順番に説明します。
少し時間があれば海へ行ける
海が近いということは、海へ行くための移動時間が短いということです。
街中に住んでいて海まで距離があると、移動にかなりの時間を使うこととなるで、サーフィンや釣りなどで海に行くのも、1日仕事になってしまいます。
移動距離が長いと、行き帰りの移動だけで疲れてしまいますよね。
その点、海が近ければ休みでなくても、数時間の余裕があれば海へ行くことができます。
これは頻繁に海に行きたい人にとっては、最高の条件ではないでしょうか。
私の知り合いにも、午前中にサーフィンをして、昼から打ち合わせに行くといった仕事のスタイルを実現している人もいます。
好きなことに好きなだけ打ち込める環境は、人生を豊かにしてくれます。
海が好きで、もっと海に出たいけど年に数回しか行けていないという方は、思い切って移住してみてはいかがでしょう。
新鮮な魚介類が手に入りやすい
海が近いエリアでは、水揚げされたばかりの魚介類がスーパーに並んだりするので、わざわざ市場や魚屋に行かなくても、比較的簡単に新鮮な魚介類を手に入れることができます。
ちなみに私は海に面した街の出身で、海から遠い地域で一人暮らしをしたとき、スーパーのお寿司やお刺身がおいしくないと感じたのを覚えています。
海に近い地域の新鮮な魚介類に慣れると、それ以外の地域で食べたときに違和感を感じるほど、味が違います。
おいしいものを食べることが好きな方は、是非とも海に近い地域で新鮮な魚介類を食べてみてください。
波の音に癒される
波の音や小鳥のさえずりなどの自然の音には、癒し効果とリラックス効果があるのをご存知でしょうか?
詳しい解説は省略しますが、自然の音の癒し・リラックス効果は周波数や波長によるもので、科学的にも証明されています。
マッサージや岩盤浴などのリラクゼーション施設でも、BGMに自然の音を採用しているところが多いので、なんとなく癒し効果を体感したことがある方も多いかもしれませんね。
波の音に癒されながら、ゆっくりした時間を過ごしませんか?
景色が綺麗
海側に大きな窓やバルコニー、テラスなどを設ければ、まるでバカンスに来ているような最高のオーシャンビューを、自宅に居ながら味わうことができます。
都会の景色は変わりませんが、海にはまったく同じ景色は二度とありません。
時間や季節によって違う表情を見せてくれるので、見ていて飽きることはないでしょう。
たまには夫婦で海を眺めながらお酒を飲んで語り合うのもいいですね。
誰もが一度は夢見る海を一望できる生活を手に入れませんか?
健康にいい
さきほど自然の音には癒しやリラクゼーションの効果があるとお伝えしましたが、海にはまだまだ健康にいい影響をもたらす効果があります。
海は古くから病気やケガの治療にも用いられており、現代では、海洋療法というという言葉まであるほどです。
間接利用には、起伏に富んだ海岸沿いでの運動(地形療法)や海洋性気候への転地滞在(転地療法)があり、心身両面への作用が期待される。
wikipedia海という自然を感じ、太陽の光を存分に浴び、水泳やサーフィン、浜辺でヨガをして体を動かし、新鮮な魚介を食べ、眠る・・・。
こんな毎日だったら、ストレスが激減しそうですよね!
豊かな人生に健康は欠かせません。
海に近い家に住むことは、健康にもとてもいいことだと言えます。
海に近い家のデメリット
ここまで海に近い家のメリットをご紹介しましたが、海に近い家には残念ながらデメリットもあります。
良い家を建てるためにはデメリットも把握し、しっかりと対策をしておかなければいけません。
海に近い地域には、その地域にしかない特有のデメリットがあります。
以下に代表的なものを3つご紹介します。
海に近い家を考えていらっしゃるなら、絶対にこの3つは知っておいてください。
塩害
塩害とは、その名の通り塩による被害のことです。
ご存知のように、海には多量の塩分が含まれています。
海に近い家を建てると、その塩による被害が出ることがあります。
塩は特に金属に対して影響を及ぼし、自転車や自動車、家の金属部分などをサビやすくさせたり、傷みの原因になります。
強い風が吹く日には、風に乗って塩分を多く含んだ水蒸気が運ばれ、家の窓や外壁に塩を残していくこともあります。
塩害対策として、以下の2点を覚えておいてください。
- 外壁の塗装や素材、設備に塩害に強いものを使用する
- こまめにケアをし、塩分を洗い流す
塩害に強い素材や設備は、どうしても一般的なものよりは値段が高くなってしまいます。
また、こまめなメンテナンスなどが必要になるため、維持・管理の費用もかかってしまいます。
湿気
次に気になるのが、湿気です。
海が近いということは、当然街中に比べて湿度は1年を通して高いので、湿気対策が必要です。
何も対策をしないと結露が起きたり、カビが生えたりと、快適に暮らすことは難しくなります。
そのため、換気設備には気を使って家を計画してください。
24時間換気設備を設る、高気密の仕様にするなど、設備や仕様を工夫することで、湿気による被害を大きく軽減することができます。
洗濯物もカラッと乾くことが難しいため、乾燥機を利用する、室内乾燥室を作るなどといった対策が必要になります。
湿気による結露への対策はこちらを参照して頂ければと思います。
【保存版】結露防止に役立つ対策11選!じめじめ結露にさようなら!
ただし、こちらの記事の中の、「こまめに換気する」という項目ですが、海沿いの家では使うことができません。
というのも、上で説明したように、換気をして外の空気を取り込んでしまうと、家の中にも塩による被害が出てしまう可能性があるためです。
災害の影響を受けやすい
海に近いと、津波の被害が心配になりますよね。
しかし、まず初めに知っておいてほしいのは、命に係わるレベルの津波が発生する確率はかなり低いということです。
地震調査委員会の発表では、東日本大震災と同じレベルの被害が出る地震は100年以内でほぼゼロ、300年以内で0.2%と言われています。
ただし、自然のことですので、完璧に予測することは不可能であり、ゼロに近いというだけでゼロでは無いことを忘れてはいけません。
海に近い地域に住みたいと考える場合は、必ずハザードマップ、海抜の高さ、避難経路・場所を確認しておいてください。
心配な方は、高台に家を建てるのも効果的です。
海の近くで最高の暮らしをするためには
海の近くという特殊な環境で、最高の暮らしを得るためには、デメリットを理解し、対策をほどこせる建築会社との出会いが不可欠です。
見極めのポイントとしては、魅力ばかりでなく、デメリットまでしっかりと説明してくれることや、デメリットをどのように対処していくか提案してくれるような人だと信頼できるかもしれません。
しかし、現実問題として、良い会社のいい営業担当に当たることはなかなか難しく、満足いかない新築をしてしまっている方も多く見かけます。
海の近くという特殊な環境を考えると、なおさら難しいと思います。
家は人生で一番高い買い物ですので、絶対に失敗したくありませんよね。
失敗しないためには、建築会社の話を全て鵜呑みにするのではなく、あなた自身がある程度の知識を身に付ける必要があります。
もし、あなたが本気で家づくりを考えていらっしゃるのであれば、新築の基礎知識を学んでください。
家づくりに失敗して後悔する方を一人でも減らすために、無料のメール講座をご用意しました。
今ならAmazonで有料販売中の、家づくりの基礎知識をまとめた電子書籍、「住まい取得の必須知識」をプレゼントしておりますので、この機会に是非手に入れて下さい。
まとめ
いかがでしたか?
海好きなら一度は憧れる海の近くの家は、ついついメリットに目が行きがちですが、デメリットもあります。
海に近い家のメリット
- 少し時間があれば海へ行ける
- 新鮮な魚介類が手に入りやすい
- 波の音に癒される
- 景色が綺麗
- 健康にいい
海に近い家のデメリット
- 塩害
- 湿気
- 災害の影響を受けやすい
海の近くに家を建て、豊かに暮すためには、デメリットを無くす工夫が必要です。
そのためには、海の近くという特殊な地域をよく知った建築会社との出会いや、あなた自身の家づくりへの基礎知識の取得が不可欠です。
- 家づくりに失敗したくない
- お金のことが心配
- いい会社に出会えるかなぁ・・・
- できるだけ賢い計画で建てたい
- 何から始めればいいかわからない
- 海辺で最高の生活をしたい
もしも、どれか一つでも当てはまるようでしたら、ここで紹介しているメール講座があなたのお悩みを解決します。
基礎知識に加え、建築業界の裏側や、本音まで聞ける機会ってなかなか無いと思いませんか?
ぜひ、この機会を逃さずに活用してください。