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ローコスト住宅で失敗して後悔しないために知っておくべきこと6選

ローコスト住宅について、どんな印象をお持ちですか?

 

ローコスト住宅が登場してしばらくの間、安かろう悪かろうという時代が続きました。

そのため、ローコスト住宅に良くない印象を持っている方も多いのではないでしょうか?

「ローコスト住宅」と検索すると、ネガティブなワードがたくさん出てくることからも、ローコスト住宅への不信感を持っている方がたくさんいることがわかります。

 

では、ローコスト住宅はダメなのかというと、実はそんなことはありません。

ネガティブな情報が表に出ることの多いローコスト住宅ですが、近年、新築一戸建てのうち、ローコスト住宅の割合はどんどん増えています。

その理由には、世帯年収の問題と、ローコスト住宅の質の向上があげられます。

 

ローコスト住宅を提供している会社は数えきれないほどありますが、近年では、安かろう悪かろうではない、高品質のローコスト住宅を提供する会社も登場しはじめました。

正しい知識を持って会社選びをすれば、高品質の家を安く手に入れられる時代になりました。

高品質の家を安く手に入れられるなんて、最高ですよね?

 

この記事では、ローコスト住宅の購入で失敗して後悔しないために、良いローコスト住宅会社を見極め、質の高い家を安く手に入れる方法をお伝えします。

 

「ローコスト住宅」と検索すると・・・

もしあなたが「ローコスト住宅」と検索して、この記事へたどり着き、読んで頂いているならもうご存知かもしれませんが、ローコスト住宅と検索すると、「建ててはいけない」などのネガティブな意見が上位に表示されています。

 

検索上位のサイト=信頼できるサイト

 

特に若い人の間ではこのような誤った認識が広がているため、検索上位のネガティブな意見を見て、ローコスト住宅はダメなんだと判断した方もたくさんいらっしゃると思います。

しかし、検索上位になる要因はたくさんあって、正しいから上位に表示されているわけではありません。

「上位に表示されているサイトを運営している方が、たまたまローコスト住宅にネガティブな印象を持っていた」

ただこれだけの話です。

 

ただ、ローコスト住宅に対してネガティブな意見があることは事実です。

ローコスト住宅で失敗して後悔しないためには、反対派の意見も無視するわけにはいきません。

「ローコスト住宅」というキーワードでの検索結果を参考に見かける、反対派の意見をご紹介します。

 

ローコスト住宅反対派の意見

ローコスト住宅に反対している人の意見をまとめると、大きく3つに分けることができます。

  • 部材の質を落としてローコストを実現するため低品質
  • 要望を入れていくと最終的に高くなる
  • 2020年に義務化されるエネルギー事情に対応できない

 

低品質という項目を、断熱性・気密性・耐久性などの項目にわけていたりするので、もっと多いように感じますが、大きくわけると、この3つの理由からローコスト住宅は建てないほうが良いと結論付けています。

確かに3つとも家づくりにおいてとても大切なことですので、この3つを満たさないのであれば、ローコスト住宅は建てるべきではありません。

 

では反対に、ローコスト住宅の重要性はなんでしょう。

 

ローコスト住宅の重要性

少し古いデータではありますが、2014年に住宅金融支援機構が発表した、フラット35を利用して住宅を購入した人の平均購入価格は、3743万円だったそうです。

2014年当時のフラット35の金利は1.7%程度なので、3743万円を1.7%で借りたとすると、月々約11万8000円の支払いになります。(頭金、ボーナス無しで計算)

これは、一般家庭においてとても重い支払いだと言えます。

 

2016年に厚生労働省が発表した、国民生活基礎調査のデータによると、平均世帯年収は541.9万円ですが、平均世帯年収以下の割合が61.2%もあるそうです。

さらに深く調査結果を見ると、世帯年収500万円以下の割合が56.9%、400万円以下の割合が47.1%となっています。

このことから、日本の平均世帯年収は高所得層が引き上げているだけで、半数以上は年収500万円以下に固まっていることがわかります。

(参照:厚生労働省 国民生活基礎調査の概況

 

年収から税金や保険料などが引かれ、年収の約75%~85%が手取り収入として手元に残ると言われていますので、中間の80%だとすると、日本の約半数の世帯は、年間320万円以下で生活をしなければいけません。

月換算をすると、約26万7000円です。

 

住宅取得費の平均が3743万円で、月々の支払い11万8000円でしたので、もし、年収400万円の世帯が平均価格で住宅を取得したとすると、生活費は毎月14万9000円以内に納めなければいけないということになります。

 

この14万9000円の中から、食費・光熱費・通信費・水道代・医療費・保険代・日用品購入費などを払い、さらには今後訪れるであろうまとまった出費に備えて貯金をしなければいけません。

 

14万9000円から全てをやりくりし、さらに貯金までと考えると、一切の贅沢はできません。

趣味や外食にお金を使う余裕はなく、過度な節約生活の日々。

無理をした住宅購入の先に待っているのは住宅ローンのために働く毎日です。

こんな生活が幸せなはずありませんよね。

では、日本の約半数を占めている、年収400万円以下の世帯はマイホームの購入を諦めなければいけないのでしょうか?

 

安く手に入れられる家があれば、年収の低い世帯でもマイホームを購入することができます。

住宅取得費を少しでも抑えることができれば、マイホーム取得後の生活に余裕ができ、より楽しい暮らしができるはずです。

これが、ローコスト住宅の重要性です。

 

これからのローコスト住宅に求められること

ローコスト住宅が登場した当時、できるだけ安い材料を使い、性能なんて関係ないからとにかく安い家を作るというのが、ローコスト住宅の当たり前でした。

しかし、いくら低価格に抑えるためとはいえ、低品質の住宅に対する購入者の満足度は低く、ローコスト住宅は建てないほうが良いという意見を多く生み出してしまいました。

家は一生に一度の大きな買い物です。

ただ安ければいいというわけにはいきません。

 

これからのローコスト住宅に求められるのは、いかに質を落とさずに価格を抑えていくかということです。

つまり、企業努力によるローコストの達成が重要と言えます。

では、具体的にどうすればコストを抑えられるのか、その方法をいくつかご紹介します。

 

質を下げずにローコストを達成する方法

 

ここまでで説明したように、ローコスト住宅を購入するなら、いかに品質を落とさずにコストカットをするかがとても大切です。

そのためには、企業努力によってコストを削減していかなければいけません。

求められるのは、他社と同じ仕様を持ち込まれたとき、まったく同じ仕様の建物を他社よりも安く建てられる企業力です。

品質以外の部分でコストカットできている会社であれば、ローコスト住宅反対派があげた、低品質・最終的に高く・新エネルギー基準に対応できないといった問題も解決されます。

 

品質以外でコストカットをするために、考えられる方法を4つご紹介ます。

 

仕入れルートを確立して仕入れ値を下げる

仕入れルートを確立して仕入れ値を下げることで、質を下げることなく建材を安く仕入れることができます。

 

通常、建材を仕入れるとき、複数の業者を通して仕入れます。

例えばサッシ(窓)なら、以下のような流れで現場まで届いています。

メーカー→中卸業者→サッシ屋→現場

 

業者を仲介するとマージン(利益・手数料)が発生するので、経由する業者が多ければ多いほど、たくさんのマージンが乗っていくため、値段が上がっていきます。

例えば原価10万円の建材を利益率30%の業者3つ通して現場に届くとします。

10万円→13万円→16.9万円→21.97万円

 

なんと、現場に付くころには約2.2倍もの価格になってしまいました。

これがあなたの手元に届いている価格です。

 

しかしこれを、企業努力によりメーカーと直取引できるようになったとしたらどうでしょう?

大幅にコストダウンできることが分かって頂けると思います。

 

工法を工夫して工事のムダをなくす

建築工事に使う建材には、規定の大きさがありますが、例えば必要な木材が現場に届いた木材より短かったりすると、現場で切ったり削ったり、作業工程が増えてしまいます。

その結果、工期が伸びてしまったり、うまくやれば一人でできる作業を二人でしなければならなかったりと、必要以上に人件費がかかります。

そのうえ、半端が出るということは、建材もムダにしているので、建材購入費もムダに使っています。

 

工法を工夫し、工事のムダをなくすことで工期を短縮して、さらに建材の仕入れのムダもなくして人件費と材料費を抑えることができます。

 

広告宣伝費を減らす

テレビや電車の中吊り広告、新聞折り込み、ポスティング、インターネット広告など、現代では色々な方法で広告を出すことができます。

しかし、広告をたくさん出すためには莫大なお金が必要で、その費用は住宅費用に上乗せされています。

 

あなたが家を買うために支払うお金の中に、あなたには関係の無い費用が含まれているのです。

 

広告費用の他にも、住宅展示場の維持費なども上乗せされています。

大型の展示場ともなると、年間の出展費は1億円を超えると言われ、さらに展示場を持つためには、常駐の営業マンや電気代、掃除代なども必要です。

大手ハウスメーカーともなると、展示場を全国に数百件持っていますので、その維持費は年間数百億円にもなります。

その費用も全て、あなたの建築費に上乗せされます。

 

いかに広告宣伝費を使わずに集客できるかも、コストダウンのためにはとても大切な要素です。

 

人件費を減らす

例えばそこそこ大きな会社で、10人の営業マンがいるとします。

そのうち、会社の利益に貢献している人は何人いるでしょう?

お客様にとって必要な人材は何人いるでしょう?

ビジネスシーンでは、「8対2の法則」がよく使われ、全体に対して会社の利益に貢献しているのは2割のヒト・モノ・コトであると言われます。

この法則からいうと、言い方は悪いですが、10人の営業マンのうち8人は利益に貢献していないということです。

貢献していない営業マンに対しても給料は支払わなければならないので、当然その給料はあなたが家を買うお金から支払われます。

 

教育体制を充実させたり、社内システムを効率化して必要最小限の人数で会社を運営できれば、ムダな人件費を削減することができます。

 

会社選びのポイント

品質を下げなくてもコストを下げる方法はいくつかあります。

会社選びにおいて大切なことは、どこをどのように工夫してローコストを実現しているのかがはっきりと示されている会社を選ぶことです。

もし、具体的にどうやってローコストを実現しているのかがホームページやチラシに書かれていない場合、必ず営業マンに尋ねるようにしてください。

すぐに答えられないようであれば、その会社は品質の低いローコスト住宅を建てている可能性がありますので、気を付けた方がいいかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたか?

家にかけるお金が少しでも減れば、マイホームを購入してからの生活は確実に楽しいものになります。

 

・過度に節約しなくてもいい

・外食や旅行に行く余裕がある

・趣味にお金を使える

・貯金ができる

・子供に習い事をさせてあげられる

 

このような生活を実現できるローコスト住宅は、とても魅力的です。

しかし、安かろう悪かろうの住宅を提供している会社も少なくありません。

ローコスト住宅を検討するなら、品質を下げないでローコストを実現するための努力をしている会社を選ぶことが大切です。

 

質を下げずに価格を下げるためには、仕入れ・工法・広告宣伝・社員教育などを工夫して、それぞれの場面で生じるムダを徹底的に省く企業努力が必要です。

会社選びの際には、どこでどのような工夫をしてローコストを達成しているのか、必ず確認するようにしてください。

 

この記事で、あなたのローコスト住宅の購入がうまくいけば幸いです。

 

 

ローコスト住宅はもちろんですが、その他の家づくりにも共通して、失敗しないために絶対にしなければならないことがあります。

とても簡単なことなのですが、それをしなかったばかりに失敗してしまう人が後を絶ちません。

人のふり見て我がふり直せではありませんが、こんな失敗談もあるので、あなたは失敗しないために参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

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嵯峨根 和正

嵯峨根 和正

京都府舞鶴市 匠ちゃんホーム 事業代表
「新築を通じてお客様と共にワクワクする未来を創造し、住まいを必要とする全ての人に貢献する」を経営理念に、質を下げないローコスト住宅の研究をし続けています。
お客様に満足できる家づくりをして頂くため、365日無料相談を受け付けています。
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